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2018/9/25 夏だから島に行くし食器を探す【最終日】 [香港]

何日居ても帰りたくなくなるもの。

【移動範囲】
宿-(タクシー)-香港国際空港

【食事】
朝ご飯がついていたので、ホテルで最後の朝ご飯を
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品数が少なすぎて選択肢が…

お昼はカンタス航空のラウンジで
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肉々しいハンバーグがカレーに合う。
食べ物もワインも羽田のJALラウンジより好みだけれど、バーカウンターのスタッフの存在意義は一体。何もせずカウンターで立ってるだけなんだよね。ワインはセルフサービスだし…。

【街歩き、と言うよりは…】
昨日大してどこにも出かけなかった理由は、
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部屋が広かったからなのである

広いからと言って、作業用デスクに箱やプチプチで厳重梱包した武骨な荷物を置くのは如何なものか
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箱まで買ったのに、どこに割れ物を入れればいいかで直前まで悩む始末。
タクシーの時間ギリギリまでゴロゴロして、帰国の途に就く。

……この時の私は、来年の大型連休まで香港に行くことは無いだろうと思っていた。<予告>

【日本へ持って帰るお土産】
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生命物のパン
 エッグタルト以外のパンも生地からして美味しくて、リーズナブルなお店とは思えない品質だった。
・空港限定販売の老婆餅@奇華餅家
 毎回必ず空港で2箱買って帰る。オーブンで炙るとホクホクカリカリで美味。
 日持ちしないのが残念。写真は無し。

【今後へ生かすメモ】
・カバンにパンを入れるスペースを残す。
・荷物の重さをはかる道具を買う。

【全体の振り返り】
2年連続で到着翌日に大型台風が上陸しているので、来年の夏休みこそは時期を調整して遭わないようにしたい。
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2018/9/24 夏だから島に行くし食器を探す【10日目】 [香港]

今日は中秋節なので、有名なファイヤードラゴンダンスを見たい。

【移動範囲】
宿-(トラム)-中環-(MTR)-HKU-(トラム)-堅尼地城-(徒歩)-HKU-(MTR)-銅鑼湾-(MTR)-宿

【食事】
遅めのお昼にCafé Malacca
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マレー風ミルクティー
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期待通りの甘さ

サテー
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粒粒なソースが、ちゃんとマレーシアしてる

シンガポールラクサ
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ココナツミルクが調和していて、「これぞ!」な味

味はかなり本格的だし、ホテルにあるだけあって盛りつけも味付けも綺麗にまとまっていると思う。思うんだけど、値段はホテル級、サービスは定食屋級かそれ以下という、香港の胡坐かいてるお洒落レストランにありがちなレベルに落ち着いちゃっていた。
レストランが入っているホテルの建物自体が古いとは知っていたが、天井のガラス周りに水はけ用のホースがまとわりついているのも安っぽかった。Shangri-Laも中途半端な改装をしたものよ。

【街歩き】
昼前に中環の郵便局に行った以外は、ホテルでゴロゴロしたり、荷造りをしたり。
荷物詰めの目途もたったので、夜になる前に家庭用品店巡りを兼ねて堅尼地城を散歩。

公園にはランタンが
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屯門までランタンを見に行く必要は無かったんや!!(項垂れ!!!)

味わい商店
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壁に漢字が書いてある古い建物はどれも良い感じに見える今日この頃

石塘咀街市
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皇后大道西側入り口には花屋と果物屋が配され、素人観光客にも入り易い。(香港の多くの街市は道路に面した階で生臭いものを売っているのだが、生魚慣れしている日本人の目をしても魚屋が割かしグロくて怖い)年季の入った雑貨屋など、食品以外の店も何軒かあるので楽しめる。

ホテルでトラック野郎の世界を眺めているだけでエンドレスに楽しめますが
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中秋節なので出かけましょうね

MTRでランタンに灯をともすなと言う、日本では見ないポスターが掲示されていた
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構内禁煙なのにランタンは点火して良いと思う人がいるのか?!一度無煙タバコをMTR構内でふかしてる東欧系観光客を見かけたことがあるが、奴らほど頭がおかしく想像力が欠けていなければ普通やらないと思うの…。

MTRに乗り、銅鑼湾へ。
夜の維多利亜公園は昨日の午前中に入れなかった区画が綺麗にライトアップされていた
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どこもかしこもインスタ映えするものには黒山の人だかり

精巧なランタン
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全米オープン優勝直後の大坂なおみ選手は香港でも人気
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ポスターの中央とは嬉しい

維多利亜公園を後にし、歩いてちょいのこちらへ
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吸い寄せられる香港人
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大坑中秋舞火龍

香港の中秋節で一番有名なこのお祭りに行きますよ!
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うげ、香港ジョッキークラブ、このイベントにもひと噛みしていたのか。
日本宝くじ協会の比較にならないほど、どこにでもお金を出しその名を轟かせる、香港最大の慈善団体兼ギャンブルの胴元香港ジョッキークラブ。植民地時代は、総督よりも影響力があると言われたほどの集団だ。チャリティー精神に乏しい昔の香港人の代わりに慈善活動を行った側面は評価出来るけれどね。

尚、この後気の遠くなるような行列や降雨で心が折れ、何も見れずに帰ったので写真がありません。素直に中継動画でも探せば良かった。

【ねこ】
堅尼地城の2軒のお店で店ねこ遭遇。

右見て
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左見て
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よし
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植木鉢から出て来てくれない
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【日本へ持って帰るお土産】
・特になし

【今後へ生かすメモ】
・火龍を見るなら早め早めの行動を。

【全体の振り返り】
煙モクモクのイベントは喉にも悪いので、中秋舞火龍を生で見なくて良かったと思うことにしよう。
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2018/9/23 夏だから島に行くし食器を探す【9日目の3/3】 [香港]

夕方は九龍の人気者に会いに行くよん。

【移動範囲】
石塘咀-(徒歩)-HKU-(MTR)-中環-(MTR)-宿-(MTR)-油麻地-(MTR)-尖沙咀-(フェリー)-中環-(MTR)-宿

【食事】
郵便局で用事をこなし、お昼ご飯第2弾として源興隆麺家に立ち寄り
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牛肉丸伊麺

レトロなものがアクセントとしておかれている事は昨日の日記でお伝えした通りだが
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レジ前も算盤とNO SPITTING牌でいちいち可愛い

お夕飯は宏興美食館
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気に入ったので2度目。観光地の中では適正価格だし、店内に人を詰め込み過ぎないし、店員さんは誰しも感じが良い。すぐ近所の四季や興記ばかり各所で取り上げられているのが謎でしかない。

青島ビール
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オイスターエッグ
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添えの豆板醤が合うのよね

ホタテ
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ニンニクたっぷりで豪快

【街歩き】
賢明な読者諸君はお察しだと思うが、大量の物品を買ってしまっている為、それらを日本に持ち帰るには何かに収納しないとならない。
色々思案したが、国際都市香港では郵便局で様々なサイズの段ボールが買えることに今更ながら気がついた。最大サイズたるMulti PackのM4は、一般的に機内預け荷物で受け入れられるスーツケースよりも大きい。3辺の合計、なんと180cm超。かように大きい箱でも、JALさんなら追加料金なしで預けられるので安心だ!←ステマか
中環の郵便局 香港郵政総局であれば日曜の今日も営業しているそうなので、これより向かい、種々の箱を買い求めん。同じところを行ったり来たりし過ぎだが、帰国日も迫るので仕方あるまい。

金を転がし金に転がされる大都会 中環
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日の当たるところで冷静に眺めると、風水を意識した悪趣味な形のビルが多くてビビる ※2度目

富と欲望といけ好かないエリートが金を転がす街の郵政総局ともなれば、私書箱の数と密度も香港の住宅事情級
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抜け道で普通に通る場所にあるが、セキュリティは大丈夫なのか

この建物の中に入るのは、子供の頃親に切手を買ってもらいに寄った時以来のはずだ。
無遠慮に飛び交う電波は我々地球人の距離を狭め、手紙を送る行為にはセンチメンタルさが付きまとう。この現代に郵便局が大混雑する訳がないとタカをくくっていたが、浅はかな考えだった。
日曜日の郵便局は、貴重な休みの大切な時間を、故郷の家族に荷物を送る為に使うアマさんで賑わっていた。無い味気ない事務所の至る所で、梱包を確認し大事そうに荷物を抱える彼女らの姿。見ているだけで胸が締め付けられる。仕事で群馬に住んでいた頃、日曜営業の郵便局にはブラジル人が押しかけていたものだが、それを彷彿とさせるものがある。
アマさに紛れ行列に並んだが、たどり着いた窓口で狙いの大箱は売り切れと告げられる。「明日になれば(郵便局関連グッズを売る)店も開いて在庫も増えるから、また明日来てよ」とは局員のアドバイス。そりゃそうだ、アマさんが次々と買えば在庫も付きますわね。
明日出直すことは確実だが、手ぶらで帰るのも何だ。大箱の中に入れ子で使う小さな段ボールをいくつか、今日の記念に購入した。この小さな箱は輸送用に作られていてなかなか丈夫なので、香港旅行の度に持参し、梱包に使っている。

MTRに邦画の広告が
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漫画がまだ終わってないことにも、香港でも公開されていることにもWで驚いたわ。
映画1作目は、「映画としてつまらない」と指摘した映画ファンに怒る原作ファンが現れ、一部漫画オタクのめんどくささが発信されてしまった印象しかない。

ホテルに戻り麺で小腹を満たしてから、油麻地へ。さて、これな~んだ?
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正解は
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「ネオンの下の竹」でした

また撮ってしまった、砵蘭街/文明里休憩処のボロビル
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絶滅危惧種となりつつある、香港!なネオン達
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モノは良いのに漠然とした惜しさをいつも感じる1881 Heritage
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本土の方の、写真と休憩スポットにしか見えなくなっているからだろうか

夜のスターフェリーで香港島へ戻る
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今日もスカッとしない夜景
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HSBC本店ビル、朝も夜も殿堂入り出来る珍デザインだよ…
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すったもんだで継続中の観覧車、いつまであるんだよ…
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この中だとIFCモールが輝いて見えるわ…ペトロナスツインタワーと同じシーザー・ペリ設計…

とぶつくさ考えていたら、瞬く間に中環に着いてしまうんですな
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【ねこ】
クリームあにきの店忌廉家族(クリームふぁみりぃ)再訪
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お店のあるビルの警備員のおっちゃんはフレンドリーだし、裏声で猫の鳴き真似してくれる

1月とは打って変わって、あにきが歩いている
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動いているものだったんですね!
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何か言った?
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振り向きざまに即寝るんだからモー
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一瞬目を開けても、動かざること山の如し
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モー可愛いー
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目線は頂けないままであった
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貴方はお初の蛋糕くん?
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薄目
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パチッ
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zzz

牛奶くん、おひさ
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可愛い寄りのハンサム

クリームあねさんにもお目にかかれたが、
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歩き方などから、体調が優れなそうに見えた。お大事になさってください。

【日本へ持って帰るお土産】
望月の月餅
 ペニンシュラで月餅を作っていたと噂される人物が作るカスタード月餅。
 通常のカスタード月餅、中から黄身があふれるカスタード月餅2種を購入した。
 どちらも炙ると香ばしく、餡はやや濃厚だが自然な甘さ。
 塩気のある生地はサクッとしていて、エッグタルトに通じるものもある。
 予約による争奪戦ではあるものの、九龍酒店以上のクオリティで値段はホテルより安価。
 滞在ホテルの冷凍庫に保管してもらったので、写真は無し。
・クリームあにきポーチ@忌廉家族
 あにきとあねさんがプリントされた丈夫なピンクのポーチを買ったのだが、写真を撮り忘れた。
 日々愛用している。

【今後へ生かすメモ】
・郵便局は平日に行くべし。

【全体の振り返り】
日曜日の郵便局にはドラマが詰まっている。
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2018/9/23 夏だから島に行くし食器を探す【9日目の2/3】 [香港]

香港島の人気者を追っかけるよん。

【移動範囲】
宿-(トラム)-上環-(トラム)-跑馬地-(トラム)-石塘咀

【食事】
14時まで大した食事を摂っていなかったが、いい加減何か食べようと百味鮮辣蟹専門店
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トラム終点駅の近くで見かけたので入店

ランチの梅菜扣肉
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蟹の店だから濃いめの味付けかと油断していたが、適度にさっぱりしていて添えのきゅうりも美味しかったわ!値段も良心的だった。

【街歩き】
面白いことは無いかと、暇な学生のように乾物街を歩いていたら
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あれは!

走って後続のトラムに乗り込みお姿を確認
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はい間違いない、現存する最古の現役トラム120號ですわ

自分乗っているトラムの停車のタイミングで上手く乗り込めないかと追跡を始めたが
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絶妙にタイミングが合わない

ハッピーバレーに向かっていることは分かったし
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呑気に追いかけますかね
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可愛い

朝見た時より抗議活動とか難民申請っぽくなってる中環を横目に
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あー、空っぽの頭に中秋節を詰め込んでたけど
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その時期でもあった~(棒)

今風な造りのトラムとすれ違う
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湾仔を高みの見物
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銅鑼湾へと進む我がトラム

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打小人が見えますな
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「急速に発展した近代的な暮らしの中に、本土でも残っていないような伝統や迷信が残っている」という香港評は70年代の本にもあった。それより50年近く経過した現在を旅する私も、しばしばそう感じることがある。

私の乗るトラムはハッピーバレーに行かないので、この辺りでいったん下車。ハッピーバレー行きのトラムを捕まえ120號を再度追おうじゃないか。

ハッピーバレー行きに乗り換えたは良いが、乗り換えの間に大分離された
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ハッピーバレーに着いた途端に、120號が折り返し出発したらどうしよう

不安で仕方なかったが
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無事再会し120號に乗車完了!

マニアの皆様へ FYI 車内の写真でございます
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照明はもういらないって?

窓枠
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階段
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手荷物にご注意を
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飲食ダメゼッタイ
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優先席
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車窓からの景色をお楽しみください
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車庫に入るタイミングで、下車のアナウンス
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多幸感

【今後へ生かすメモ】
・しつこく追いかければ120號に乗れる。

【全体の振り返り】
最古のトラムは乗るだけで幸せになる。
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2018/9/23 夏だから島に行くし食器を探す【9日目の1/3】 [香港]

中秋節を肌で感じる為に移動を繰り返す。

【移動範囲】
宿-(トラム)-上環-(トラム)-湾仔-(MTR)-銅鑼湾-(MTR)-宿

【食事】
朝はヨーグルトをつまんだだけ。

【街歩き】
平日より静かな日曜の上環
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室外機
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ダイキンのシェア率よ

乾物街でお祭りに遭遇
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お店の前に立派なお供え物を出すところも
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こうやって準備をするのか
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交通整備も大変だぜぃ
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広場のあるところには立派な祭壇が
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お供え
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食べ物を見るとつい真剣に撮ってしまうのが僕の悪い癖

MTRでさくっと移動しても良いのだが、トラムにしよう
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行き先はしゃうけいわーん

銅鑼湾方面へ向かうトラムだったので、停留所に停まる度に増えるアマさん達
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今日は日曜日

相変わらず、ちょっとした抗議活動にしか見えない通り占拠っぷり
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※これはまだ本気を出してない時

安定してセンスが良いLee Tung Avenue
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うさちゃん♪
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自国に固執せず、海外のアーティストに頼って成功した例

インフォメーションセンターにも
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さり気ない季節感

香港のスーパースター Nancy(薛家燕)のコンサートの告知
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大きな駅でよく告知されていた。
彼女が歌うCaptain NancyのMVは大げさに馬鹿馬鹿しいし、香港らしい景色が散りばめられているので一度目にして欲しい。正義の味方はCaptainだし、コンサートタイトルはInfinity Loveだしで、堂々とアベンジャーズに乗っかっている。酸いも甘いも知り尽くした熟女ナンシー姐の方が、ブリー・ラーソンの1400万倍強そう

香港最大規模のランタンフェス(何故ロックフェスのように書く)であると聞き、勇んで訪れた維多利亜公園
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ランタンフェスティバルに過度な期待は禁物と、昨日で分かっていたはずなのに俺は…っ(地面を叩く音)

【今後へ生かすメモ】
・ランタンフェスティバルへの期待値を上げすぎない。

【全体の振り返り】
観光化されていないお祭りの方が楽しいという、ありがちな結論に行きつきそう。
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2018/9/22 夏だから島に行くし食器を探す【8日目】 [香港]

中秋節が明後日に迫ったので、新界のランタンをば見に行かん。

【移動範囲】
宿-(バス)-紅磡-(MTR)-屯門-(MTR)-錦上路-(MTR)-深水埗-(MTR)-HKU-(徒歩)-宿

【食事】
朝ご飯は永合成馳名煲仔飯
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例湯

ひき肉煲仔飯に、生卵2個
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他が選べない

錦上路跳蚤市場で、目当ての店が開くまで飲んだジュース
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Minute Maidのマンゴージュース、MADE IN HONG KONGなのね

錦上路跳蚤市場のヴィンテージ品を扱う店の女性店主がご馳走してくれたサンドイッチ
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錦上路のエキナカで買えるツナ玉子サンド、全世界共通の美味しさじゃな

ジュースも奢ってくれた
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Minute Maidのオレンジジュース、こちらもMADE IN HONG KONG

お腹ペコペコの夜は源興隆麺家
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世界のSUMITOMOが立ち塞がってるぅ

注文は柱候牛腩伊麺
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柱候と明記しているだけあって、香辛料が効いているがしょっぱくない牛バラに、薄味のスープ。ふかふかした食感の伊麺がベストマッチ。

日本語が堪能な親切なおじさん店員(店長なのか?)がサービスでワンタンを出してくれた
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正統派なワンタンスープ

気を良くしてもう一品、雙丸伊麺
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具が変わるとスープの印象も変わる。先ほどよりもあっさり感じられて、より上品に感じる。プリプリ硬めの牛丸が絶品。キッチン付き物件に泊まって肉団子類を買い占めたい…

レトロなものを生かしつつ、清潔さを保っていた店内
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ホテルを移ってから毎日のように食べているエッグタルトの製造元、生命物
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朝から深夜まで営業していて、本当にお疲れ様

【街歩き】
屯門の公園で大規模なランタン祭りが催されるそうなので、ランタンだけでも見に行くことに。

屯門公園
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将軍澳の香港ヴェロドローム(自転車競技場)で行われるトレーニングコースの告知が、遠く屯門にも。香港の方が、日本より自転車競技の普及・発展に力が入ってる。JKAは何をしてるんだと小一時間。

どの国でも、場所があればラジコンで車や船をいじるオヤジがいるものらしい
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野鳥が泳いでいるかのように自然に浮かんでいる船達。住宅事情の芳しくない香港で、ラジコン船だけでも自由自在に泳ぎ回って欲しいというオヤジ達の願望か…

ランタン発見
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はぁ、イルカさんに
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クラゲさんね
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縮尺を気にしちゃダメだぜベイビー

おしどり夫婦とな
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他の鶏さんシリーズ
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生き物の中に突如現れる
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O R I Z U R U

全部を一枚に写すとこうなるんじゃ
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引くとこう
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ライトアップされていないランタンには魅力が無いのか、はたまた日が照って暑過ぎるからか。はしゃいで記念撮影をしているアマさん達を除けば、通行人は誰一人このランタン群に関心を持っていないようだった。

デフォルメ人間ものもありましたが
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日本のアニメで目の肥えた香港キッズのお眼鏡にかなうのだろうか…

辺り一面動物の空間も、定番のうさぎちゃんは大勢いる
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総じて、2足歩行してる動物が下手。制作した職人は鳥類が得意なのか?

橋の上のランタンが一番中国らしかったかな。だがしかし、毎度おなじみ逆光でございますわ
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ライトアップされたら、橋だけは素敵だろうなと確信できる
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観光局で紹介されていた割にランタンがしょぼかったのと(長崎ランタンフェスティバルって偉大だな)、公園に着く直前に5年弱使っていたタブレットがお釈迦になったことでテンションが下がったので、屯門観光は無しにしてMTRで錦上路へ移動。
錦上路の駅前で毎週末開かれるフリーマーケット、錦上路跳蚤市場。今まで行く度に天候が悪かったが、本来は日がさんさんと降り注ぐ明るい場所である。各店舗のスペースも明瞭でコンパクトにまとまっていて、地場産品を売る屋台や露店が出ており、新界2大フリマの中ではとっつきやすい方である。保眞の絶品蜂蜜が会場で売られているので、吉慶圍の客家住宅や錦田紅甎屋を見るついでに立ち寄るのも良いだろう。

若干のヴィンテージ品を売る店を覗けば、観光客向けのラインナップではない。都会化し切っていない雰囲気が伝わるだろうか
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何気に香港で普及している日式縁日。売れ筋なのか、フリマ会場では色々な種類のゲームが
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ひなびた温泉地の屋台に近い。おばあさんに連れられた子供が遊んでいて、ほのぼの。

1週間前(台風上陸前日)に行った時に閉まっていた店に行ったら、本日も開いておらず。
先週その店が閉まっていることを教えてくれた、近くで屋台をやっている日本語堪能なお兄さんが今日もいたので再び訊ねる。彼が言うには「台風で店のものがだいぶ壊れたみたいで今日は開けない」そうな。涙を呑んで帰ろうと肩を落としたが、彼が女性店主に連絡をしてくれて、急きょ店を開けてくれることとなった。30分ほど待ったら店主到着。店主も申し訳なく思ったのか、駅でサンドイッチとジュースを奢ってくれた…申し訳ない…。
店ではレア食器が悪くはない値段で売られていたので、色々買い込む。入があるものはタダにしてくれた。買い終わったら店主が何やら語りかけてくるのだが、広東語なので全く分からない。日本語兄さんが通訳するに「深水埗に店があって、そこにはもっと在庫があるから今から行かない?」と言っているらしい。「こうなったら行くわ!」と勢いづき、店主とMTRで深水埗へ。

深水埗はSIM屋台が連なる鴨寮街が有名だが、香港の他の下町のように、通りごとに異なる専門店が密集している場所でもある。ビーズなど手芸品店が多い汝州街、安い衣料品が買える福華街、おもちゃ屋が多い福栄街などは政府観光局の観光サイトに掲載がされている。
この界隈では、各商店が閉まった夜遅くに路上で蚤の市が開催されている。香港の路上蚤の市では中国系の老人の売り子がお馴染みだが、深水埗で目立つのは働き盛りの年齢の西アジアの男たち。ある者は通りに商品を置き、ある者は大型トラックを車道につけ車内で衣料品等を売っていたり。夜のこの区画は、君子危うきに近寄らずを試されると言って良い。(オイラは何度でも言うが、特に女性をターゲットにした観光ガイドはそういうことをちゃんと書くべきじゃないのかと思うんです。)さりとて日中は、返還前と比べたら大分観光客も行き易くなったであろう雰囲気。
夜毎上記のイベントが行われるので、日没後の深水埗では西アジアの男達を中国系よりも見かける通りがある。そういう通りにごく一般的なアジア人の女性観光客は首を突っ込まないと思うんだけど、そんな通りの1つ。そこに店があった。店主の息子なのか、半裸の喧嘩が強そうな若い男が店先にいる。怖いけど?
まぁ息子(推定)は商売熱心さの対極にある人の様なので、特に接客をすることもなく。件の店主が店の奥のあばら屋倉庫を見せてくれたので、そこでもいくつか買い込む。お気に入りの柄の見たことない形状の皿があるなど、なかなかいいコレクションだわ。
深水埗のこのお店、日本語の媒体では素人のブログ含め恐らく一度も紹介されていないが(広東語の記事が幾つかあるだけ)、店主(なのか?)のおばちゃんが良い人なので12月、翌5月にも再訪し色々買わせてもらいましたとさ。

【ねこ】
暑過ぎて出会えない。

【日本へ持って帰るお土産】
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・中華なヴィンテージ食器色々@錦上路と深水埗のヴィンテージを売る店

【今後へ生かすメモ】
・探せばまだ古いものが香港にありそう。

【全体の振り返り】
ヴィンテージ食器のコレクションが急増。
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2018/9/21 夏だから島に行くし食器を探す【7日目】 [香港]

てんこ盛りだった前日の疲労を抜く為に、午前はのんびり過ごしてホテルを移動しただけ。午後はまた海へと。

【移動範囲】
昨日までの宿-(タクシー)-今日からの宿-(トラム)-中環-(フェリー)-梅窩-(フェリー)-坪洲-(フェリー)-中環-(トラム)-宿-(MTR)-鰂魚涌-(トラム)-宿

【食事】
写真を忘れがちですが、よく起き抜けにヨーグルトを食べてます
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という報告

朝ご飯は劉秋記粉麺で、牛腩や牛肚をのせた汁なし麺
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汁麺ならちょうどいい塩加減かも知れないが肉がしょっぱすぎた。具沢山なのは良し。

今日は豪勢にスープも付けて、紫菜韮菜餃湯
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食べ応えあり

フェリーで食べる軽食用に買った、生命物のエッグタルトとココナツタルト
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カスタードが濃厚・滑らかで気持ち固め。タルト地は塩気がある。今まで食べたエッグタルトで一番の完成度なのに、価格もお安い。
ここまで散々イギリス文化と食事を貶した気もしますが、私はマカオ風エッグタルトよりも香港風エッグタルトの敬虔な信者です。こればかりは香港の方が上。

おやつは閉店直前の祺森冰室
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リノベが成功した、小さな島の繁盛店

ミルクティー、蝦多士
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エビクリームコロッケの衣がパンだったみたいな食べ物。不味い訳がない。
昔からある店が綺麗になったものなので、フライや炒め物などのがっつり系メニューも充実していて興味深い。頑張ってほしいなぁ。

夜はマレー料理で、鰂魚涌のグルメエリアにある隨心
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チキンライス、タイガービール
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エキスの染み込んだライスが絶品で、ご飯だけで何杯も食べられそう。添えのソースもさっぱり目。上品にまとまっている。

珍しかったので、揚げ豆腐にサテーソースをかけたものも注文したが
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精進料理にしてもまとまりが無い味付け。単純に、揚げ豆腐のジュルッと感にサテーソースが合ってない。普通のサテーを注文しなかった自分を責めたいレベル。

夜食
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カットパイナップル

【街歩き】
今晩からの宿に荷物を置き一息ついたところで、1年ぶりに坪洲へ行こうと思い立つ。時刻は昼時。トラムで中環まで出て、フェリー乗り場まで駆け足。出航ギリギリでフェリーに乗り込めた。
宿近くで買ったタルトをつまむ航路で、「おや?」とは思ったのよ。「おや??」って。接岸する頃には確信したよね。坪洲じゃなくって梅窩行きに乗ってたってさ…。

間抜けな筆者には目も合わせてくれない、港のわんこ
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プイー

フェリーターミナルそばには、香港最大規模の可能性がある大規模な駐輪場が
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香港が生んだ偉大な自転車チャンピオン(ロンドン五輪ケイリン銅)李慧詩様もここ出身…という事は一切なく、彼女は庶民的過ぎる公共団地牛頭角下邨のお育ちです。再建される前の牛頭角下邨を記録した尖った写真集があるんですけど、ボヘッとしたら廃版になっていて、手に入れそびれたボンクラはこちらです。

調べたところ、1時間ほど時間を潰せば梅窩と坪洲を結ぶ船が出るようだ。丁度良いので集落を歩こうか。小さな集落なので短時間でも結構見れそうだし。

あのような数の自転車が必要とは思えない田舎っぷり
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梅窩熟食市場
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シービューでご飯が頂けるので、時間帯によっては賑わっているらしい

麻雀のジャラジャラ音が響き渡る集落
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の、家庭用品店
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掘り出し物があったり無かったり、安いのか高いのか分からなかったり

梅窩街市
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昼時だとこの様子。特に田舎ほど、肉屋魚屋は閉めるのが早いんですわ。
都市部でも田舎でも、八百屋は早く来て遅くまでやっている店の筆頭で大変そうだ。陳列も肉魚よりずっと繊細だし。

船を降りる白人住人が多いのが印象的であったが、街市のフルーツを売っているおばさんも英語対応が出来ていた。正直、香港の街市で買い物程度の英語がスムーズにやり取りできる人に会えることは殆どないので、島の小さな街市で通じるなんて驚きだ。
香港の街市では日中、フィリピンやインドネシアのアマさんがお使いしている姿が目につくが、彼女らと店主がトラブらないのが不思議なくらい英語が通じないことが多い。ぼったり悪いもの売りつけると、彼女らの主人が苦情言いに来るから問題ないってことなのかなぁ?と常々疑問である。中の上のマンション住まいの家にお勤めのアマさんは、マンションの下にあるスーパー(どこもかしこも算用数字の値札があり明朗会計!)でお買い物をしているので、これは見ていて安心するんだけど。

梅窩洪聖古廟
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キリッ
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キリッ
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神は何処にでもいる@梅窩
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ボートに乗ったら気持ち良いだろう、と思う程度には日差しが強い
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メルヘンバイシクル
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坪洲行きの船に乗る前に、レンタサイクル店を発見したわ
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前の人が漕いで後ろの人は籠のごとく座るだけのリキシャスタイルの自転車があるじゃないか!借りてみたいな。

当初の目的地 坪洲着
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中環からアクセスしやすい場所なのに観光地化しきってないのが魅力
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坪洲金花廟
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ごくごく小さな廟だけど、地元の人に大切にされているのが分かる。掃除をしている女性から、保存の為の署名を頼むと言われたので署名をしておいた。

神は何処にでもいる@坪洲
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中環へ戻ると、旅行から帰ってきた気分に
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口を開けたコブラの頭部みたいなあいつ、順調に馴染んでない

あまり疑念も感じずに見つめている香港島のビル群、固定観念を取り除くとゲテモノビルがちょいちょいないか?
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マカオのカジノリゾートに比べればセンスがあるけど

鰂魚涌の家庭用品店
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食器だけでなく店頭に大量のランタンがあったが、鯉(以下略)

太古坊周囲のオフィスエリア
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六本木ヒルズの中にあるビルを思い出すフォルム。きっと中でいけ好かない連中が、汗もかかずに右から左にお金を動かしてるんでしょうね…と貧乏人にありがちな発言

動きたくないけど時間を潰したいので、トラムに乗ってのんびりホテル方向へ
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トラムは何故、乗ろうと思うと自分のホーム側に来ないのか

漸く捕まえると
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次々と自分の側にトラムが来たりするのもマーフィーの法則

仕事を終えた者達を乗せる
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仕事が終わってハッピー!
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HAPPY VALLEY!
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ウェーイ

夜のトラムは乗るだけで楽しいものです
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大坑中秋舞火龍の看板
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この時は、自分も生でファイヤードラゴンが見れると思っていました…<今後の展開を惜しげもなくバラす

バスより、トラムより、お洒落なショッピングビルより
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奥の丸角ビルがツボ。こういう物件だけを集めた写真集がMichael Wolf氏のHong Kong Corner Houses。全香港ビル好きよ、見つけ次第購入せよ!香港の本屋さんではなかなか見つからないが、たまにAmazonで新品が安く出てるぞ。

奥の角丸ビル、塗り替える前の色を知ってしまうと途端にトンチキなカラーに見える
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観光トラムやパーティトラムには、西洋人がよく似合うなぁ。東南アジアに入り浸る白人って、産湯に浸かった時からパリピなのかってくらいのテンションの人が多くない? ※個人の見解です
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ついさっきハッピーバレー行きを撮影してからというもの、トラムの行き先表示が味わい深いことに気づいてしまった
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いたずらに撮影対象を増やしてる

お金を払って降りましょう
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また宜しく~

【ねこ】
2つも島に行ったのに猫に会えなかった。

【日本へ持って帰るお土産】
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・スーツケース用ベルト、運動靴@坪洲の雑貨店
・メラミン食器、茶餐廳っぽい柄のプレート@梅窩の順安百貨
・香港返還記念グラス@西営盤の生活用品店
・青花レンゲ@坪洲の日用雑貨店
・紅花レンゲ@鰂魚涌の生活用品店
・鯉の湯呑、青花の小皿@福成元記

【今後へ生かすメモ】
・乗る船を間違えない。

【全体の振り返り】
行き先を間違えるのも旅の醍醐味。
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2018/9/20 夏だから島に行くし食器を探す【6日目の後半】 [マカオ]

【移動範囲】
十月初五街-(バス)-祐漢-(バス)-マカオ外港-(バス)-水坑尾街-(バス)-蓮渓廟-(バス)-マカオ外港-(フェリー)-上環-(トラム)-宿

【食事】
ビルマ料理の店が多いマカオにあって、何店か店を構えて成功している牛牛小食でランチをば
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緬甸炸醤撈面
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これでもかと具沢山。フライが食感を変えてガツガツいけるけど、タレ含めジャンクな味はしない。麺がラーメンつけ麺店の麺の様でそれも嬉しい。
サービスの檸檬水込で30パタカ。安い。

夜は皇冠小館
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控えめネオン

マカオビール
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悪くないセンスのラベルよね

蝦子撈麵
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蝦子が上出来なのは勿論のこと、歯応えも旨味もありつつ、ボソボソしない麺が絶品。日本でこれを再現するには、博多ラーメンの生麺を作るところにアヒルの卵を持ち込むとか?!

【街歩き】
珠海に接したエリア、祐漢。
5月に所用で上海に行ったから特段強く思うのだが、この街からは中国本土の郊外の香りが感じられる。それが独特なテイストであろう。道々の景色が、返還がこの街に大きな変化をもたらしたことを推測させる。地元の人向けの店の合間合間に大陸の人向けに土産物を売っている店が散見されるし、ボーダー近くには24時間営業スーパーが何軒かある。
また、祐漢の西にある黒沙環は、マカオ有数の人口密集地帯。東京だったらお台場や浜松町近辺の埋め立て地にあるような新築大型マンションが、笑ってしまうくらいひしめいている。道も広く、自家用車と思しき自動車をやけに見かけるし、古くからのマカオの街にない異質さがある。

どことなく中国な祐漢
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突出しベランダのある古い物件も目に付く
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このアパート群が最高でした
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郵便受け
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マニアにはたまらない壁のスプレー文字

入る勇気を試されているビル
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当然のごとく動かないエスカレーター

祐漢には祐漢なりの楽しみがありその点では豊作だが、家庭用品店は不作。
目当ての店は潰れ、残っている店は100均のような品揃えだし、何ならダイソーそのものが出店していた。世界経済のムーブメントを感じることしきりである。
下町を狙ってこのザマでは、マカオで安くヴィンテージ食器は手に入らないという事か。果欄街・關前後街・關前正街に行けば買えるのは知っているが、観光地価格だからなぁ。

お土産でずっしり重くなったので、一旦外港に戻りフェリーターミナルのコインロッカーに荷物を預けることに。場所代で地味に高いが、仕方あるめぇ。

身軽になってマカオ中心部
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マカオやポルトガルの本と雑貨ならこちら、Livraria Portuguesa(葡文書局)
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雰囲気含めて上質なお店ではあるが、求めていたオールドマカオな写真集は無かった

日中はトラウマレベルで混んでいるセナド広場にも一応行くか
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さほど混んでおらず、見て回れそう

時節柄、中秋節飾りがされていた
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台風の影響か、一部設営が終わっていない…

民政総署には
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うさちゃんランタンが飾られていてほっこり
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マカオのポルトガル建築でお馴染みのアズレージョを見る度
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宗主国の芸術センスが香港とは段違いなこと思い知らされるわ

夕方 市内 原付の群れ
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マカオは観光資源が豊富だけれど、電車が無い点が個人旅行客にとっては痛い。バスは分かりづらい路線図(行きと帰りでルートが異なる路線が多い)と荒い運転で観光客への配慮に著しく欠けているし、タクシーは捕まらないし、白タクはトラブルのもと。壮大な計画のもと始まったライトレール建設はいつになったら終わるのか。時間がかかり過ぎてゆいレール級の尻すぼみ案件にならなければ良いが。

さて、家庭用品に関しては失意に次ぐ失意のマカオ旅であるが、17時から蓮溪廟でマカオ最大の蚤の市が開催されている。と、Googleが教えてくれたので向かってみた。

会場の近所の家庭用品店
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商品が台風の影響で濡れていたが、可愛い花柄のヴィンテージレンゲとお椀を格安で入手。運が向いてきたか。

蓮溪廟はちょうど1年前訪れたが、廟は緩かったし、道なりの店は午前中は閉まっていて眠った街の様だった。そんなところで夕方から行われるらしい蓮溪市集はさて。

おうおう、店が開いて通りに品物を出しているではないか
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水を入れたたらいに品物を入れて洗う女性がいて、ここも水没したと分かる。洗っているレンゲが昔のものなので、いくらか聞いたら安かったので1本入手。
香港マカオ基準ではまともな家電を売ってる店も何軒かあったけれど、台風の水害からすべてを守り切れただろうか。

蓮溪廟の前では
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かさばる物が売られていたわ。世界征服をたくらむ不届きものが持っていそうな巨大地球儀、いつの日か買う人が現れるのかしらん?ベッドマットは先の台風で(以下略)

写真に撮った店は大纜巷沿いにある、まだ綺麗な方の店たちである。
市集に関係なく人通りがある通りなので、食べ物屋台も出ていて歩道に円卓が並んでいた。蚤の市兼縁日といった雰囲気か。

廟の裏の区画に行くと、怪しげな雰囲気。端的に言うと、薄汚いものを売る薄汚い店舗が固まっている。電気コードの在庫が多過ぎる店や、洗っても使う気が起きない鍋を衣装ケースに投げ入れ重ねた店など。商売が成り立つのかと不安になるが、ゴミ屋に見せかけていかがわしいDVDを売ってる店もぶっちゃけある。何にせよもう少し片せよ。
内の1軒に、台風で売り物を避難させた為、人ひとり入る通路しかない店があった。避難のさせ方が取り敢えず在庫を詰め込む方式だったので、報道番組で見る汚部屋状態。胡散臭さしかないがピンとくるものを感じ、勇気を出して奥の棚に行きつくとあるではないか、探していた柄が2つ。値段も格安。最後の最後で、お宝に出会えて上機嫌。

すっかり暗くなった下町をうろうろする気分では無いので、トレジャーハント後はバスとフェリーとトラムを乗り継ぎ、真っ直ぐ香港のホテルに帰る。

【ねこ】
マカオは驚くほど猫に会えない。

【日本へ持って帰るお土産】
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・中国茶のティーバッグ、金毛雲南紅茶、正山小種、碧螺春 @華聯公司
 華聯の接客に好感を持ってはいなかった。その点は否定しない。
 だが、今回初めて店主のオジに会って考えが変わった。また行くと思う。
 取扱い茶葉が隣りの英記より多いので、欲しいものに出会え易いし。
・皇冠小館の蝦子
 茹でた麺にこれとフランスの良いバターを絡めるだけで絶品になる。
 値は張るが、お店で食べるより安くあがるので結果的にはお得。
・烏龍茶、壽眉王、龍珠花茶@英記茶荘
 接客にHonestyを感じるのだが、茶葉の種類が少ないのがネック。
 店構えも茶器のセレクトも好みなんだけど。
・黒ゴマ月餅@晶記餅家
 あんこ系月餅の最高峰。うちの母は上海の杏花楼が最強って言いますが。
・牛牛小食の馬拉盞(中辣)
 中辣でもピリ辛。水分飛ばしたボソっとした調味料だが、ご飯に麺によく合う。
大昌老酒廠の醇舊三蒸
 今なお残るマカオの酒廠で手にした、昔気質な米酒。
 ビールの空き瓶に入れられたものが1瓶10パタカ。水のお値段かい。
 本当は料理酒を買おうとしたが、半裸の気の良いオッチャンがお勧めするもんだからつい。
時香花生瓜子の豆菓子
 澳門の豆源。豆菓子は何を買っても品が良い。
 炭焼蚕豆は、ジャイアントコーンの如く平ぺったくカリカリに焼かれたソラマメ。
 香ばしさと程良い塩気で止めらない味。
・四季丰収大きめ碗、四季丰収中くらい碗@蓮渓廟近くの店
 「いくら?」と聞いたらおやっさんが底款を見たので「足元見るのか?」と思いきや。
 2つで20パタカと香港の1/5以下の良心的価格でずっこけた。
 翌年5月にも再訪したが、50年は昔の食器類が安くて感激。
・紅花湯のみ、紅花レンゲ、ハイビスカスっぽい花レンゲ@蓮渓廟近くの店
 昔の食器の柄の名称、香港のフリマサイトでも統一されて無くて困ってる。 
・バラ柄のレンゲ@蓮渓市集

【今後へ生かすメモ】
・蓮渓廟で売っているヴィンテージ食器は、在庫は少なく偏りがあるものの良心的価格。
 キャットストリートやハリウッドロードが如何に高いかが分かる。

【全体の振り返り】
終わりよければすべてよしな家庭用品収集の旅。
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2018/9/20 夏だから島に行くし食器を探す【6日目の前半】 [マカオ]

李錦記の唐楼が水没したマカオも復旧しているじゃろうと、朝一番のフェリーに乗りマカオへ。
マカオ人ないし慣れた香港人に見えたのか、フェリーターミナルでは香港人に出境書類の置き場所を聞かれてしまう。

【移動範囲】
宿-(徒歩)-上環-(フェリー)-マカオ外港-(バス)-三盞燈周辺-(バス)-下環-(バス)-十月初五街

【食事】
朝ご飯は馬慶康南天咖啡室
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タイポが可愛いので、味が今ひとつでも許せそう

先ずミルクティー
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無難な老舗の味。マカオは押しなべてパンや紅茶が香港より美味し。宗主国のセンスが反映されている。

若者に受けている個性的なメニューは朝は食べられないようなので、蕃茄洋蔥猪扒飯&パイナップルパン
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酸味は少し残し、味も濃いめにはしていない。素材のトマトが生きていて、あっさり目のケチャップのよう。炒めて旨味が出た玉ねぎと、存在感のある硬くなっていない塩気のあるポークがよく合っている。
パイナップルパンも平均より上の味。
一般的なメニューがちゃんと美味しいお店は良いお店。

お昼の前に軽食を、滄洲咖啡小食
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地元のメディアからエッグタルトの名店と紹介されていたので

ミルクティーとエッグタルトに
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マカオらしいほろほろしたパイ地に、あっさり目の優しいカスタード。
パン類はどれも美味しそうで、あれもこれも頼みたくなる。同じ通りにある南屏雅敘ばかりが紹介されるが、店員さんがソフトで居心地良し。但し席数があちらよりずっと少ない。

【街歩き】
港から乗ったバスを適当に降りて観光客が少なそうな街並みを歩くと
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光の速さでキュートな建物とボーイミーツワールド ※興奮のあまり意味不明
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良い!
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原付と写っても良い!!

小ざっぱりした密集ビル
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KAWAII

汚らしさはないが
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ブラブラぶら下がった配線は見いててドキドキする。台風のせい?

歩き始めてものの10分で胸躍る建物がポイポイ釣れて、今日は大漁の予感大。大漁旗を掲げてオッカァのところに帰るで!(誰だよ)
旅行者が見たいと思う一般的な観光名所や風景が多いことは、マカオが香港に圧倒的に勝っている点の一つだろう。東洋と西洋の交わりを感じる史跡や街並みが、香港よりも残っている。返還前から、食べるだ買い物をするだといった行動が主になる香港に比べて、名所がある観光地とうたわれていた。
経済的にはガッポガッポでありながら、いづれは中国に返るという漠然とした不安から極度の拝金主義に陥った香港に比べ、返還されるまでのマカオは決して豊かな地では無い。香港のように、建物が活発に新陳代謝されることは有り得なかった。宗主国ポルトガルの戦後史は、イギリスの戦後史のがましに思える程度だし。
自分の体験を中心に幾つかおすすめのスポットをあげると、第一に文句無しに美しい早朝の世界遺産密集エリア。早すぎることはないので、日の出の頃には着くようにしよう。サッカーの審判のような鋭い音の笛を吹く警官もいない夜明けのひと時が、一番美しい。第二に、セナド広場界隈から下環にかけての地域。ポルトガルの裏路地もこうなのでは?と行ったことが無くても想像してしまいたくなるような、カメラが好きな人ならもだえる景色が多数。第三は島側の小さな漁村、路環。カラフルで背の低い家々と、海を見守る中国式廟が調和していて、誰しも旅情を掻き立てられる。別に氹仔でも良いのだが、ちょっと観光客が多過ぎるのだ。中国の郊外っぽさを感じたい個性的なあなたには、国境付近を勧めたい。

三盞燈を起点に街歩き
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原付込みで撮ると、画面が締まって写真が上手くなった気になる

香港のモンスターマンションに行かなくても似たような風景がある中国系の下町
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詰め寄り気味
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引いてみた

昌記餅家
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ゴマ月餅が絶品で、香港の老舗餅家の月餅より美味しい。甘過ぎないあんこが薄皮にぎっしり詰まっている。

三盞燈から放射線に伸びる通りはマカオでも屈指の路上マーケットが広がっている。チープなものや自分使いの食材はここで揃う
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人が少ない瞬間を狙ってパシャリ。国境付近よりここの方が、売っている物の値段が安い気がする

何でもあるのに
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鯉 の ラ ン タ ン が 無 い

神は何処にでもいる@三盞燈周辺
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マカオの観光ツアーに必ず組み込まれる媽閣廟は、マカオという地名の由来となった由緒ある廟。漁民向けの廟として信仰を集め、その近くにある栄えた集落が下環だ。

下環の車通りの裏には、すすけたポルトガル植民地の光景が広がる
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マカオは集落から中国本土までの距離がやたら近く、下環の沿岸部からは眼前に珠海が見える。珠海からボートを出し、すぐ向こうのマカオを眺めるツアーも以前は盛況していたとか。遠くない昔には田舎に過ぎなかった珠海側が都会化している様子が、下環を歩くとよく分かる。
下環も

マカオの住宅には、空間面積を増やす為のベランダが多く残っている
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昔これをポルトガル式と言った自分が情けない。香港側でも見られる様式で、九龍城砦に至っては、突出しベランダの宝庫でした。まぁ、マカオの方が格段に美意識を感じるけど。

完璧な枯れ風景
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撮った自分を褒めたい

下環でイチオシの涼茶スポット
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中医の涼茶。下環街沿いの、下環街市から遠くないところで営業。

神は何処にでもいる@下環
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マカオは香港に比べると人がのんびりしている。風景もそうで、古くから栄えた街には無機質なビルが少なく、どこか懐かしさがある。
それでも確実に変化していて、しかもそのスピードは増している。マカオを訪れた理由の一つに古めの家庭用品店を周るというものがあったのだが、10年まえのGoogleストリートビューにあった小汚い家庭用品店が幾つか潰れていた。人が賑わうところで不動産屋をよく見かけるのも、気のせいでは無かろう。

こちらさん、50-60年代の香港の写真でもよく見る配色の看板で、昔からある店と推測させるに足るじゃないですか
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ところがどっこい、古そうな在庫がさして無かったんですわ

台風の爪痕は感じないままに十月初五街に移動。
飲食店は通常営業していて何てことのない日々のように見えたが、小売店などは店頭で店内の泥を掃き、拭くなどしていた。李錦記から遠からんこの一角が、確かに大型台風で水没したと分かる瞬間だ。清掃作業中の店に入ると、品物は天井近くに集められているし、棚の下の段に置いてあるものは泥まみれであった。香港では、ここまで人が密集するエリアがどっぷり水没することは、今となってはあまり無かろう。難儀なことだ。

さて家庭用品巡りはと言うと、下環同様、古い店が潰れていたり、古そうな店が古いものを売っていなかったり。無念である。
望みは捨てずに、国境の街へ。

【今後へ生かすメモ】
・気になる店は後回しにせず早く行こう。

【全体の振り返り】
普通に見えても水没した跡があるマカオ沿岸部。良いことも悪いことも胸の内に秘めて生きる人間の如し。
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2018/9/19 夏だから島に行くし食器を探す【5日目の後半】 [香港]

香港島散歩は続く。

【移動範囲】
上環-(徒歩)-中環-(MTR)-宿

【食事】
休憩がてら樂古道の嘉豪酒家近くにあるジューススタンドで
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お店の名前を失念したんだけれど、黒板が通りに出ているのですぐ分かると思う。
こちらのお店のご婦人はとても親切で、「源興香料公司に行きたいのですが」と言ったらわざわざお店まで連れて行ってくれた上に、店の人に宜しく言っといてくださった。感謝。
ご婦人と東京の贊記茶餐廳のオーナーには浅からぬ縁があることも分かり、贊記茶餐廳のショップカードを頂いた。帰国後に訪問したが、東京でパイナップルパンや出前一丁にサテー牛肉をのっけたものが食べられるなんて感動。

お昼代わりに瑞記咖啡
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ホットミルクティーと
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西多士。余所のお店ほど外観は凝っておらず「揚げた食パンを切りました!練乳かけます!」な風貌だけど、その分カリッと揚がっていてシンプルに美味し。

早めのお夕飯は九記牛腩
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牛腩伊麺+咖哩汁
昼時は大量の観光客で引く程の行列だから(店から離れたところまで行列が伸びているので、何に並んでいるかを掴むのに時間を要すほど)、クオリティのキープが難しくなってるのかな。されど伊麺と牛バラのハーモニーは未だ一定水準よりは上で、いざ目の前に出たらスルスルと食べられてしまう。好奇心でカレー汁を付けたけど不要だった。

夜のおやつは源記甜品專家の窩蛋合桃露と蛋糕
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気に入りまくりか

【街歩き】
掘り出し物が無いかと思い、摩羅上街近辺を冷やかした。60年代にこの地点を写したものを見ると、白人が喜びそうな安い中華雑貨や、いわれが少しはありそうな器などを扱う店が隙間なく営業している。この時代は輝いていたのだろう。
今はどうかと言うと、残念ながら年々その輝きは薄れている。空き店舗に西洋人や若者が好みそうなカフェやレストランが出来ているのを横目にしながら、ガラクタ屋達は軒並み写真禁止を掲げている。インスタ最盛期に勿体無いことだ。
今時分にそんな塩対応でやっていけるんだろうか?ネットで世界のものが色々買える時代に、ここでしか買えないものはあまり無い。屋台で売ってるポスターや絵葉書といった紙物はオリジナルを質の悪い紙にプリントしたものが主。食器は70年代くらいの大量生産のブツが相場の2~5倍で売っているのがザラ。これでお愛想もないのでは購買意欲は湧かないでしょう。便利な立地にあるからと胡坐をかいてると、その内誰も来なくなるのでは。

唐楼にあることでむしろ高級感が増す宝石店と、その前に駐車する成金お金持ちカー
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唐楼は気づいたときに記録しておかないと、ある日しれっと壊されますからね。時代の流れなのでしゃーない。

香港島の西側はえぐい坂が多いですわね
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カメラが斜めっているなんてこと、決してありません。筆者は斜に構えていますが。

西営盤の八百屋の夜
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照明のつけ方、よく分かってるわ(こぼれるため息)

学生時代、小笠原諸島で買った思い出のTシャツ
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大分くたびれたし、今日着て捨てたわ。今までありがとう!

【ねこ】
PMQ近くの雑貨店Soul Art Shop
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ハッ

看板猫のTiger君(インスタのアカウントも持ってるよ!@soulartshoptiger)
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トニー・レオン級の美形

写真では分かりにくいけんど、手を出すとハイタッチしてくれるお利口さんでもある
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天は二物を与えるのか

お店の方達も非常に親切で、白人に丁寧な商品説明を出来る英語力を持っている。香港島でそこそこのお値段の雑貨屋をやるに不足ない人物で、こりゃTiger君も賢くなるわけだ
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えっへん

【日本へ持って帰るお土産】
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・華僑バッグ、木の自称高級箸10組セット、フィルターバッグ@勤興山貨
・ござ、香港製フードパック@勤興山貨
・香港メーカーのメラミン食器、紅Aのかご@德成號
・魚柄の食器@益記號
・駱駝牌(魔法瓶の駱駝牌とは違うと思われる)の琺瑯@益記號
 モノの本でも紹介されていたけど、益記號は掘り出し物の宝庫でした。
 こちらは12月にも行って大分掘り返したので、もうあまり目ぼしいのは無いかも。
・中華な柄お皿と碗@益記號
・金魚柄の湯呑@キャットストリート
 これなら買ってもいいかなと言う値段で交渉。表面は蓮の花っぽい凹凸があり綺麗。
・源吉林萬應甘和茶@源吉林
 上環蘇杭街に居を構え、土日休み、17時閉店と言う殿様商売で成り立っている源吉林。
 店の入れ替わりが激しい当地にあって、1906年には蘇杭街にあった(!)。
 さり気に世界展開で、香港よりも東南アジアで売れている模様。強い。
 看板商品の萬應甘和茶は、風邪の時に煮出して飲むと、スーッと良くなる。
 50~60年代の写真集では、蘇杭街は中華系の店と中医の密集地と紹介されている。
 源吉林もさぞかし体調を崩した人のお陰で儲かったに違いない。
 風格あるボロ名店と呼ぶに相応しい外観につき、故事を知らないとは入らないが。
・百合根@猫ちゃんを愛でたお店
・香港っぽいくまちゃん柄トートバッグ、タクシー柄ティータオル@HKTDC Design Gallery
 トートバッグはジッパー付きで使い勝手が良い。
余均益のチリソース
・ローストグースのエコバッグ@香港猿創
 可愛すぎて使えない。
・粘土細工の餃子@Soul Art Shop
 お土産用の極小蒸篭の中に入れてディスプレイしている。
・フライドガーリック、花椒@源興香料公司
・ナツメにクルミを挟んだもの@上環の問屋
・ドライマンゴー、陳皮杏脯、野生金柑@王榮記
 源吉林と同じく蘇杭街にあるドライフルーツの老舗 王榮記。
 余所様に出して恥ずかしくない、清潔できちっとした包装に格を感じる。
 量り売りが主のドライフルーツ店よりも、衛生的が日本人の感性に合っている。
 1901年創業だが、現在の場所に移ったのは1986年なので店周りも綺麗。
 通りに掲げられた綺麗で重厚な縦看板にプライドが感じられる。

【今後へ生かすメモ】
・タイガー君の可愛さは超香港級。

【全体の振り返り】
休む日を設けるとバテないと分かった。
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