2018/9/17 夏だから島に行くし食器を探す【３日目の前半】

台風は過ぎ去ったが、交通機関や観光地、店の復旧状況は以下ばかりか分からぬ。ホテルの部屋がしきりに揺れていた影響で、筆者の体も心なしか浮遊感が。適当に過ごす１日とする。

【移動範囲】
宿－（徒歩）－上環－（MTR）－九龍湾

【食事】
地元のご老人たちの胃袋を掴んでいる蓮香居は、台風もなんのその。朝から通常営業です

ワシが見守っているから当然じゃよ

地樓の売店も品物のストック多めだよね

自分は買わないのでわからないけど、固定ファンがいる模様

蓮香居は地元の固定客が多いので、観光ガイドに紹介されている割に初見殺し気味。入り口付近にいて微動だにしない会計の女性などに、どこに座るべきかを確認した方が無難。（ガイドブックで紹介する以上、こういう点も記事でフォローすべきだと思うんだが）

大人の事情で蓮香樓の姉妹店として創業した店なので、老舗のオーラに反して歴史は浅め。だが道具類は年季が入っていて、店内には推定70～80年代製造なヤカンがゴロゴロ転がっている

しかも現役ですの

近年では作られていない形状のものなので、蓮香樓からかっさらってきた譲り受けた物なのかと勝手に思ってる

手前の子も良いけど、奥の子も捨てがたい…。売　っ　て　く　れ

朝ご飯です。取り敢えず目の前に来たので蝦餃と焼売

煎蛋牛肉飯

端的に言うと、ご飯の上に飲茶の定番牛肉球を平たくしたものと目玉焼きをのせたものですね

別皿で供されるので自分でのっける。ハズレの無い大衆的メニューかと。

お砂糖がどっさりかかった中華ドーナツ。これもハズレ無いわよね。

洗練されている味では無く、絶品って訳でも無い古典的なスタイルの飲茶の割に（観光客があまり行かないような下町の庶民的な店と味付けに大差ない）、お得感の無い価格設定なんだよなぁ。土地代と絶滅危惧種のワゴン式飲茶を守っているという点がオンされているとは言えだ。






この店では、“古き良き飲茶文化に対してお金を払っている”と思うことにしている

【街歩き】
上環のビルの入口チェックからスタートです


はぁ～、好き

土のう感覚でオフィスビルの入口に置かれた障害物

台風対策…？？

台風とは無関係にぼろっちい外壁なのでご安心ください

評判の良い店なので、いづれお邪魔したい

絶妙に色味が合ったトラムコンビ

このトラム装飾を見てバーバリーに行きたくなるものだろうか。。

昨年の経験から、台風の翌日でも絶対に開いていると確信のある粤東瓷廠に朝一で訪問



ここも確実に値上げが進んできているけど、高齢の職人さんの引退が遠からずあると考えると仕方ないことかもしれない。
またしても嘉麟樓の食器を買い足してしまった。どの料理も邪魔しないシンプルモダンなデザインが気に入っている。ここで食べたことは無いんですけど。

九龍湾は工業ビルの宝石箱や～



マニアにはたまらんですばい

台風の爪痕が結構残ってましたわね

木が倒れるの、分かる

標識倒れるの、分かりみが深い

消火栓の片方が抜けてるの…分からん

【ねこ】
西營盤か上環のお店の子


ちょっぴり開いたお店のシャッター越しに

【今後へ生かすメモ】
・交通機関の復旧が早いからと言って、全てがいつも通りという訳では無い。

【全体の振り返り】
線路上に落下物があっただろうトラムが朝から運行していた点には舌を巻いた。同じ頃、自然豊かなランタオ島のバスは、当たり前だが復旧作業中であった。