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2018/12 11月から12月にかけての香港旅行記~蚤の市編 [香港]

九龍城書節
年に一度、冬に香港兆基創意書院(HKICC Lee Shau Kee School of Creativity)で行われるアート系フリマ。万人にオススメできる。<以降の展開を示唆
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売り物は名前の通り新書と古本が中心だが、手作りの可愛い雑貨を扱う出展者や、健康や環境を意識したブースも
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雑貨の趣味やデザインを見ると、日本が彼らの創作に多少の影響を与えているのかなと感じる

バンド演奏あり、講座あり、DIY教室ありと、文化的な催しであった
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校内の生徒の作品群も興味深い
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樂安排小欖跳蚤市場
週末の日中に屯門南東の郊外で催される新界最大規模のフリマ。ちゃんと調べると香港島の中心部から962Bバス1本で最寄バス停の愛琴湾へ行けることが分かるのだが、片道1時間半ほどかけて、どの観光地からも遠い場所に行く外国人は少数派だろう。シービューが秀逸な路線なので、バス好きなら楽しめる路線だが…。また、屯門からも港鐵巴士K51で愛琴湾に行ける。
このフリマに関する情報は広東語でも限られていて現地でもあまり注目されていない予感がするから、アクセス情報は真面目に書く。

最大規模に偽りなし。店は多い。
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屋根がビニールシートで、どの店舗も在庫過多で十中八九店内に入れないだけで、店は多いんだよ…(遠い目)。深水埗の屋台よりずっと広い空間を有しているのに、陳列を諦めている程度にゴミ物量多し。
えてして店はガラクタ界の相場より安いし、掘り出し物も結構眠っている。私は気に入った。

会場内の香ばしめな様は香港迷ならどうってこと無いかも知れないが、愛琴湾バス停から会場までの徒歩15分が味わい深すぎる。
降りて暫くは綺麗めの団地があり、歩行者が少ないながらも海の近くの郊外の印象。途中から、在りし日の調景嶺のようなあばら屋が遠くに見え(不穏)、会場のご近所はスプレーアートが目立つ工場しかない
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アメドラの事件現場ってこんな感じじゃなかったか?何なら、メンタリストの時のサイモン・ベイカーはこういうところでよく分析してたけど??

この場に白タンクがあると、通常用途のタンクには見えない
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最早全てが怪しく見えてしまう

心の底からいじっていますけど、歩行者に猜疑心が芽生えないよう、ご丁寧に以下のような目立つ案内を道々に出してくれている
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これ、漫画だったら間違いなく矢印の先に罠があるよね。注文の多い料理店パターン。

北角天光墟
毎朝5時頃から始まり、遅くとも8時前まで。糖水道と英皇道が交差する辺りから糖水道と渣華道の交差点までの間に、道端で物を売る老人が現れる。

朝5時の春秧街。八百屋に魚屋、肉屋達が、今日の準備をする時間
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始発電車が街へ出る、トラム起点の糖水道
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昼間はトラムに旅情を掻き立てられる北角電車飯堂の付近が
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ご覧の通り、物販の会場である

ゴミ捨て場の上を通る陸橋の下には何人もの売り子が
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私が何を言っているか分からないかもしれないが、ゴミが廃棄された後ろでゴミ品物を売っている。
売り物は即ご家庭で使えるものでいっぱいだ。潰れた店で廃棄したと思われる食器や、誰かが酷使した家電や衣類、日用品は序の口。消費期限という概念がスッポリ抜けている物品だって堂々と売られている。いつ凍らせたか分からない死んだ魚の目をした魚、開封済みの調味料(ボトルも薄ら汚い)も立派な商品。これらを買う勇者がいるのだろうか。

西湾河天光墟
人よりもタクシーが多い午前6時、西湾河 興民街で行われる路上マーケット
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背後に綺麗めのマンションがあるからか、北角ほど売り物に悲惨な感じは無い。衣類の綺麗さやブランドも上だし、客層も大分一般化されている。
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未使用・未開封のゾーリンゲンのカトラリーが投げ売りされていた。

早朝開催の天光墟は地元の老人が売り子であることが多いのだが、買い手は地元の中国系に混じって、生活費を切り詰めているアマさんがいる点は述べておきたい。
国に残した子供には新品の衣類やおもちゃを送る一方、自分達は香港人の古着を着ているなんて。彼女らの子供は不良に育たないで欲しい。
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