2018/9/19 夏だから島に行くし食器を探す【5日目の後半】 [香港]
香港島散歩は続く。
【移動範囲】
上環-(徒歩)-中環-(MTR)-宿
【食事】
休憩がてら樂古道の嘉豪酒家近くにあるジューススタンドで
お店の名前を失念したんだけれど、黒板が通りに出ているのですぐ分かると思う。
こちらのお店のご婦人はとても親切で、「源興香料公司に行きたいのですが」と言ったらわざわざお店まで連れて行ってくれた上に、店の人に宜しく言っといてくださった。感謝。
ご婦人と東京の贊記茶餐廳のオーナーには浅からぬ縁があることも分かり、贊記茶餐廳のショップカードを頂いた。帰国後に訪問したが、東京でパイナップルパンや出前一丁にサテー牛肉をのっけたものが食べられるなんて感動。
お昼代わりに瑞記咖啡
ホットミルクティーと
西多士。余所のお店ほど外観は凝っておらず「揚げた食パンを切りました!練乳かけます!」な風貌だけど、その分カリッと揚がっていてシンプルに美味し。
早めのお夕飯は九記牛腩
牛腩伊麺+咖哩汁
昼時は大量の観光客で引く程の行列だから(店から離れたところまで行列が伸びているので、何に並んでいるかを掴むのに時間を要すほど)、クオリティのキープが難しくなってるのかな。されど伊麺と牛バラのハーモニーは未だ一定水準よりは上で、いざ目の前に出たらスルスルと食べられてしまう。好奇心でカレー汁を付けたけど不要だった。
夜のおやつは源記甜品專家の窩蛋合桃露と蛋糕
気に入りまくりか
【街歩き】
掘り出し物が無いかと思い、摩羅上街近辺を冷やかした。60年代にこの地点を写したものを見ると、白人が喜びそうな安い中華雑貨や、いわれが少しはありそうな器などを扱う店が隙間なく営業している。この時代は輝いていたのだろう。
今はどうかと言うと、残念ながら年々その輝きは薄れている。空き店舗に西洋人や若者が好みそうなカフェやレストランが出来ているのを横目にしながら、ガラクタ屋達は軒並み写真禁止を掲げている。インスタ最盛期に勿体無いことだ。
今時分にそんな塩対応でやっていけるんだろうか?ネットで世界のものが色々買える時代に、ここでしか買えないものはあまり無い。屋台で売ってるポスターや絵葉書といった紙物はオリジナルを質の悪い紙にプリントしたものが主。食器は70年代くらいの大量生産のブツが相場の2~5倍で売っているのがザラ。これでお愛想もないのでは購買意欲は湧かないでしょう。便利な立地にあるからと胡坐をかいてると、その内誰も来なくなるのでは。
唐楼にあることでむしろ高級感が増す宝石店と、その前に駐車する成金お金持ちカー
唐楼は気づいたときに記録しておかないと、ある日しれっと壊されますからね。時代の流れなのでしゃーない。
香港島の西側はえぐい坂が多いですわね
カメラが斜めっているなんてこと、決してありません。筆者は斜に構えていますが。
西営盤の八百屋の夜
照明のつけ方、よく分かってるわ(こぼれるため息)
学生時代、小笠原諸島で買った思い出のTシャツ
大分くたびれたし、今日着て捨てたわ。今までありがとう!
【ねこ】
PMQ近くの雑貨店Soul Art Shop
ハッ
看板猫のTiger君(インスタのアカウントも持ってるよ!@soulartshoptiger)
トニー・レオン級の美形
写真では分かりにくいけんど、手を出すとハイタッチしてくれるお利口さんでもある
天は二物を与えるのか
お店の方達も非常に親切で、白人に丁寧な商品説明を出来る英語力を持っている。香港島でそこそこのお値段の雑貨屋をやるに不足ない人物で、こりゃTiger君も賢くなるわけだ
えっへん
【日本へ持って帰るお土産】
・華僑バッグ、木の自称高級箸10組セット、フィルターバッグ@勤興山貨
・ござ、香港製フードパック@勤興山貨
・香港メーカーのメラミン食器、紅Aのかご@德成號
・魚柄の食器@益記號
・駱駝牌(魔法瓶の駱駝牌とは違うと思われる)の琺瑯@益記號
モノの本でも紹介されていたけど、益記號は掘り出し物の宝庫でした。
こちらは12月にも行って大分掘り返したので、もうあまり目ぼしいのは無いかも。
・中華な柄お皿と碗@益記號
・金魚柄の湯呑@キャットストリート
これなら買ってもいいかなと言う値段で交渉。表面は蓮の花っぽい凹凸があり綺麗。
・源吉林萬應甘和茶@源吉林
上環蘇杭街に居を構え、土日休み、17時閉店と言う殿様商売で成り立っている源吉林。
店の入れ替わりが激しい当地にあって、1906年には蘇杭街にあった(!)。
さり気に世界展開で、香港よりも東南アジアで売れている模様。強い。
看板商品の萬應甘和茶は、風邪の時に煮出して飲むと、スーッと良くなる。
50~60年代の写真集では、蘇杭街は中華系の店と中医の密集地と紹介されている。
源吉林もさぞかし体調を崩した人のお陰で儲かったに違いない。
風格あるボロ名店と呼ぶに相応しい外観につき、故事を知らないとは入らないが。
・百合根@猫ちゃんを愛でたお店
・香港っぽいくまちゃん柄トートバッグ、タクシー柄ティータオル@HKTDC Design Gallery
トートバッグはジッパー付きで使い勝手が良い。
・余均益のチリソース
・ローストグースのエコバッグ@香港猿創
可愛すぎて使えない。
・粘土細工の餃子@Soul Art Shop
お土産用の極小蒸篭の中に入れてディスプレイしている。
・フライドガーリック、花椒@源興香料公司
・ナツメにクルミを挟んだもの@上環の問屋
・ドライマンゴー、陳皮杏脯、野生金柑@王榮記
源吉林と同じく蘇杭街にあるドライフルーツの老舗 王榮記。
余所様に出して恥ずかしくない、清潔できちっとした包装に格を感じる。
量り売りが主のドライフルーツ店よりも、衛生的が日本人の感性に合っている。
1901年創業だが、現在の場所に移ったのは1986年なので店周りも綺麗。
通りに掲げられた綺麗で重厚な縦看板にプライドが感じられる。
【今後へ生かすメモ】
・タイガー君の可愛さは超香港級。
【全体の振り返り】
休む日を設けるとバテないと分かった。
【移動範囲】
上環-(徒歩)-中環-(MTR)-宿
【食事】
休憩がてら樂古道の嘉豪酒家近くにあるジューススタンドで
お店の名前を失念したんだけれど、黒板が通りに出ているのですぐ分かると思う。
こちらのお店のご婦人はとても親切で、「源興香料公司に行きたいのですが」と言ったらわざわざお店まで連れて行ってくれた上に、店の人に宜しく言っといてくださった。感謝。
ご婦人と東京の贊記茶餐廳のオーナーには浅からぬ縁があることも分かり、贊記茶餐廳のショップカードを頂いた。帰国後に訪問したが、東京でパイナップルパンや出前一丁にサテー牛肉をのっけたものが食べられるなんて感動。
お昼代わりに瑞記咖啡
ホットミルクティーと
西多士。余所のお店ほど外観は凝っておらず「揚げた食パンを切りました!練乳かけます!」な風貌だけど、その分カリッと揚がっていてシンプルに美味し。
早めのお夕飯は九記牛腩
牛腩伊麺+咖哩汁
昼時は大量の観光客で引く程の行列だから(店から離れたところまで行列が伸びているので、何に並んでいるかを掴むのに時間を要すほど)、クオリティのキープが難しくなってるのかな。されど伊麺と牛バラのハーモニーは未だ一定水準よりは上で、いざ目の前に出たらスルスルと食べられてしまう。好奇心でカレー汁を付けたけど不要だった。
夜のおやつは源記甜品專家の窩蛋合桃露と蛋糕
気に入りまくりか
【街歩き】
掘り出し物が無いかと思い、摩羅上街近辺を冷やかした。60年代にこの地点を写したものを見ると、白人が喜びそうな安い中華雑貨や、いわれが少しはありそうな器などを扱う店が隙間なく営業している。この時代は輝いていたのだろう。
今はどうかと言うと、残念ながら年々その輝きは薄れている。空き店舗に西洋人や若者が好みそうなカフェやレストランが出来ているのを横目にしながら、ガラクタ屋達は軒並み写真禁止を掲げている。インスタ最盛期に勿体無いことだ。
今時分にそんな塩対応でやっていけるんだろうか?ネットで世界のものが色々買える時代に、ここでしか買えないものはあまり無い。屋台で売ってるポスターや絵葉書といった紙物はオリジナルを質の悪い紙にプリントしたものが主。食器は70年代くらいの大量生産のブツが相場の2~5倍で売っているのがザラ。これでお愛想もないのでは購買意欲は湧かないでしょう。便利な立地にあるからと胡坐をかいてると、その内誰も来なくなるのでは。
唐楼にあることでむしろ高級感が増す宝石店と、その前に駐車する
唐楼は気づいたときに記録しておかないと、ある日しれっと壊されますからね。時代の流れなのでしゃーない。
香港島の西側はえぐい坂が多いですわね
カメラが斜めっているなんてこと、決してありません。筆者は斜に構えていますが。
西営盤の八百屋の夜
照明のつけ方、よく分かってるわ(こぼれるため息)
学生時代、小笠原諸島で買った思い出のTシャツ
大分くたびれたし、今日着て捨てたわ。今までありがとう!
【ねこ】
PMQ近くの雑貨店Soul Art Shop
ハッ
看板猫のTiger君(インスタのアカウントも持ってるよ!@soulartshoptiger)
トニー・レオン級の美形
写真では分かりにくいけんど、手を出すとハイタッチしてくれるお利口さんでもある
天は二物を与えるのか
お店の方達も非常に親切で、白人に丁寧な商品説明を出来る英語力を持っている。香港島でそこそこのお値段の雑貨屋をやるに不足ない人物で、こりゃTiger君も賢くなるわけだ
えっへん
【日本へ持って帰るお土産】
・華僑バッグ、木の自称高級箸10組セット、フィルターバッグ@勤興山貨
・ござ、香港製フードパック@勤興山貨
・香港メーカーのメラミン食器、紅Aのかご@德成號
・魚柄の食器@益記號
・駱駝牌(魔法瓶の駱駝牌とは違うと思われる)の琺瑯@益記號
モノの本でも紹介されていたけど、益記號は掘り出し物の宝庫でした。
こちらは12月にも行って大分掘り返したので、もうあまり目ぼしいのは無いかも。
・中華な柄お皿と碗@益記號
・金魚柄の湯呑@キャットストリート
これなら買ってもいいかなと言う値段で交渉。表面は蓮の花っぽい凹凸があり綺麗。
・源吉林萬應甘和茶@源吉林
上環蘇杭街に居を構え、土日休み、17時閉店と言う殿様商売で成り立っている源吉林。
店の入れ替わりが激しい当地にあって、1906年には蘇杭街にあった(!)。
さり気に世界展開で、香港よりも東南アジアで売れている模様。強い。
看板商品の萬應甘和茶は、風邪の時に煮出して飲むと、スーッと良くなる。
50~60年代の写真集では、蘇杭街は中華系の店と中医の密集地と紹介されている。
源吉林もさぞかし体調を崩した人のお陰で儲かったに違いない。
風格あるボロ名店と呼ぶに相応しい外観につき、故事を知らないとは入らないが。
・百合根@猫ちゃんを愛でたお店
・香港っぽいくまちゃん柄トートバッグ、タクシー柄ティータオル@HKTDC Design Gallery
トートバッグはジッパー付きで使い勝手が良い。
・余均益のチリソース
・ローストグースのエコバッグ@香港猿創
可愛すぎて使えない。
・粘土細工の餃子@Soul Art Shop
お土産用の極小蒸篭の中に入れてディスプレイしている。
・フライドガーリック、花椒@源興香料公司
・ナツメにクルミを挟んだもの@上環の問屋
・ドライマンゴー、陳皮杏脯、野生金柑@王榮記
源吉林と同じく蘇杭街にあるドライフルーツの老舗 王榮記。
余所様に出して恥ずかしくない、清潔できちっとした包装に格を感じる。
量り売りが主のドライフルーツ店よりも、衛生的が日本人の感性に合っている。
1901年創業だが、現在の場所に移ったのは1986年なので店周りも綺麗。
通りに掲げられた綺麗で重厚な縦看板にプライドが感じられる。
【今後へ生かすメモ】
・タイガー君の可愛さは超香港級。
【全体の振り返り】
休む日を設けるとバテないと分かった。
2018-09-19 23:59
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