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2019/4/26 過去には戻れないので元号をまたいだ香港マカオ旅【1日目】 [マカオ]

元号をまたぐお気楽旅の始まり始まり。
平成の終わりにマカオも行っておきたいので、初日は香港からマカオへ移動。

【移動範囲】
香港国際空港-(バス)-港珠澳大橋香港口岸-(バス)-港珠澳大橋澳門口岸-(バス)-宿-(徒歩)-民政総署周辺-(バス)-蓮渓廟-(バス)-宿

【食事】
前日までの仕事で心身共に疲れており、夜までお腹が空かず。第一食は夕方に盛記白粥
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咸皮蛋瘦肉粥と揚げパン
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お粥は白粥か皮蛋瘦肉粥の2択しかなく潔し

お肉にピータンに貝にと具沢山で体に優しいのに、14パタカと激安
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何の下調べもせず美味しそうという理由で入ったが、大根餅が有名だと知った。スイーツ類も美味しいらしい。

看板、メニュー表、水壺。全てがあまりにも可愛すぎた大街入り口付近の萬家安涼茶
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涼茶をグビリ

雅佳茶餐廳
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物件に惹かれ入店

レジのケースに入っていたチーズケーキが美味しそうなので、そちらとミルクティーを
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シンプルでクセが無く、仕事で傷ついた心を癒すには良い味だったわ。
可愛らしいデザートから、見るからに美味しそうながっつり洋食もあった。再訪大いにあり。

日本でのアレコレ(ことさらに疲れを強調)もあるし、早めにホテルに戻り部屋で飲もうと思い
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源記焼味店
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乳猪飯を持ち帰り。絶品ではないが、安価だし付け合わせの野菜の塩気にご飯が進む。青島ビールも忘れずに。

【街歩き】
昨年開通した橋を渡り、バスでマカオへ移動したい。
と決めたは良いが、空港から港珠澳大橋香港口岸を結ぶバスの案内がろくにされておらず、バス乗り場に行っても表示が不明瞭。マカオにバスで行きたいとカウンターに訊ねると団体旅行者向けの観光バスツアーを案内されるし(外国人が本土の人向けツアーに参加してどうするのよ)、ようやっと公共バス乗り場を見つけるも、乗り場のどのバスに乗れば良いかが明確に示されていない。このザマなので、香港の他の方面行きバスは行列しているのに、橋に向かうバスは乗客が僅かで閑散としていた。
日本人旅行者が書いたブログなどで香港口岸の施設の画像は確認して欲しいが、立派な建物の周りは広範囲で絶賛工事中(主観では、建物の面積の10倍くらいの土地が工事中)。従い何とか乗り込んだ香港口岸行きのバスでの移動中の殆どは、埋め立て地の大雑把な工事現場となる。本当にマカオに行けるのだろうか…と訝しく思い、私は旅情を掻き立てられなかった。
それでも一度香港口岸に着いてしまえば、空港に引けを取らない壮大なイミグレカウンターでは出境する旅行者が私しかいなくてがらんどうなので係員がフレンドリー、バスチケット購入の際も暇な係が私の代わりにマシンを操作し券を買ってくれる、中には綺麗なコンビニもあるしで至れり尽くせり。土日や祝日はもっと混んでいると想像出来るが、にしても開通直後の大混雑ニュースとは何だったのだろう。
口岸からマカオへ向かうバス乗り場に着くと自分以外の観光客にも出会えたのだが、その殆どがツアーを申し込んでいる観光客(さっき案内されたアレか?!アレなのか?!)。彼らのバスはバス下に荷物を収容するタイプのもので旅行ぽいのに、私のような個人旅行客が乗るバスは香港の街を走っている2階建てバスと同じ。これがマカオに行くのかよ!と突っ込みながら、セルフで通路にスーツケースやコロコロを置いた。
マカオ観光局、香港政府観光局側双方とも具体的で役に立つアクセス方法をアナウンスしてるとは言えないので、暫くは個人旅行者が香港マカオ間をバス移動することはメジャー化しないだろう。尚、橋の上の看板での交通案内表記は、香港マカオで一般的な繁体ではなく簡体であったという点は述べておきたい。

マカオ側もイミグレはガラッガラにつき入境がスムーズ。橋のマカオ側(澳門口岸)の施設からは2種類のバスが出ているが、その内の十六浦方面行きに乗り宿へチェックイン
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宿の目の前が自動車通りで交通量が凄まじいのだが、マカオでは信号の無い横断歩道では何が何でも歩行者を優先しないといけない決まりがあるので、この状況下でも私を見ると急ブレーキで停まるから逆に怖い。

香港では開発の遅れた田舎に行かないとお目にかかれない古い建物が、下町に行くと簡単に見つけられる点がマカオの好きなところ。上の大通りから少し入れば、こんな感じ
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シャッター好きよ、悶えてしまえ

以下は本旅行で一番心にぐさりと刺さり、東京にいる今も思い出してはため息の出る建物。の北側
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続いて南側
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南側入口
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飽きるほどのお金を持っていたら、アーチの上にある物件を買って、日がな一日通りを眺めながら読書をして過ごしたい。下りたら5秒で24時間スーパーがあるから引きこもり暮らしにも困らない。
筆者はここを「マカオのヴェッキオ橋」と命名したが、一切水は流れていない。

夜呣街からドン・ペドロ5世劇場を通り、民政総署方面へ
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ドン・ペドロ5世劇場の道すがら通った夜呣斜巷。細い坂を上り海側を見下ろした時の景色には、セナド広場以上に植民地情緒を感じた
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坂の下の通りはアマさん向けの雑貨屋や飲食店がやたら多いので、フィリピン情緒が味わえて一石二鳥

世界遺産の宝石箱マカオ様ともなれば、工事現場さえも可愛い
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THE観光通りの亞美打利庇盧大馬路には唐樓が連なっていて圧巻。柱に文字が書いてあるものは特にノスタルジック(写真が下手なのは気にしない)
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自分で確認できる範囲では、少なくとも香港でも70年代中ごろまでは、こういう様式の建物が都市部にもあったようだ。手持ちの本を見ると、1975年の告士打道にも、文字が書かれた鮮やかな柱を持つ唐樓が写り込んでいる。SNSの情報では80年代にもあるとのことだが、確定情報にするにはもう少しチマチマ調べ物をしたいところ。

20時頃、9月に訪れた蓮渓市集に再トライしようと行ってみたが店が全部閉まっていた。
前回のように日の入り直後が良かったのか?とも悩んだが、
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無許可で道端で物を売るんじゃねー(意訳)なる看板が蓮渓廟の前に立っていた。これが原因か?
ネットによる数少ない情報によると、朝~昼前も蓮渓廟で物を売る人が現れるようだ。明日の午前中に再々トライと洒落こもう。

蓮渓廟辺りは大きな街市も近い下町なので、心にグサグサくる扉が多い
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広東語とポルトガルでの営業案内が良きかな
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三叉路に建つ、フォルムが可愛すぎな雅佳茶餐廳のある建物
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【今後へ生かすメモ】
・マカオへバスで向かう時は、乗るまでに罠がいっぱい。旅行サイトで手順を確認すべし。
・蓮渓市集は日没後早めに行かないと店が閉まっているのかも。

【全体の振り返り】
楽しい以外の言葉を失う。
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