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2019/4/28 過去には戻れないので元号をまたいだ香港マカオ旅【3日目の後半】 [マカオ]

街市の外に出て街歩きを続けよう。

【移動範囲】
祐漢-(徒歩)-關閘-(徒歩)-黒沙環-(バス)-紅街市-(バス)-十月初五街-(徒歩)-宿-(徒歩)-セナド広場-(バス)-マカオ外港-(バス)-宿-(徒歩)-龍嵩正街-(徒歩)-宿

【食事】
朝ご飯2、新文記豬扒麵
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ミルクティー
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名物の豬扒麵
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インスタント麺に揚げた豚をのっけて食べるものだが、麺だけでなくスープの味付けもジャンク系で舌に合わず。卓上の辛味調味料を入れるとまとまる感じはあるんだけど。

あまりお腹が減ってはいないが、お昼
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十月初五街で一番観光客に有名な飲食店と評しても過言ではない、南屏雅敘。タイポの一つ一つが可愛すぎるし、緑のタイルの色褪せ具合も良きかな。1966年創業。

ミルクティー
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マカオの老舗のお茶にハズレ無し

南屏文治
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ふわふわのオムレツにハムとチャーシューが挟まっている。パンも柔らか。1つ1つの要素がしっかり美味しい。他のパン類も間違いなく美味しいと推測出来る。

爆混みの中、今日も元気に隙間営業な大聲公涼茶
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今日もグビリとお茶を頂く。清朝創業で200年の歴史があるという記事が幾つか見つけたが、だとすると現存する香港マカオの最古の涼茶舗なのでは…?
店員さん何人かが交代で売り場に立っているが、マダムみの強い美熟女がひとりいらっしゃるんですよね。<唐突な情報

營地街市熟食中心の強記咖啡で瓦煲咖啡
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舌触りが滑らかで尖った苦味の無いコーヒー。香港の茶餐廳のコーヒー紅茶がこの水準なら毎日狂喜乱舞なのに。

歩いた日の夜は、紅窗門街にあるフィリピン系の店で買ったお弁当
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茄子炒め、豚を酢で煮たもの、目玉焼き2個。味がはっきりしているので青島ビールに合う。

夜のデザートは
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お茶と占西餅店のメレンゲがのっかったタルト。
占西餅店は右を見ても左を見ても美味しそうなパンで溢れていた。マカオ中心部の洋菓子やパン屋さんは庶民レベルでも十分に水準が高くて、パン好きの長期滞在に耐えられると思う。

【街歩き】
祐漢街市となりの祐漢街市公園
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公園を囲む個性的な高密度建築物は見応えあり。マカオ半島北部は大きめの住宅がドスンドスンと建っていることが多く、半島の他のエリアとは印象がだいぶ異なる。その中では、祐漢は建物に古さが感じられる。
広い公園なので、朝は何処を切り取ってもマダムの運動集団が写り込むが。

春節から出しっぱなし(推定)の擬人化豚もいた
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媚びるような目

第2の朝ご飯を求め祐漢から關閘に戻る
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ペディキャブ置き場を発見
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走っているところ見たことがないが、存在はしてるんだよな。
マカオ観光局のサイトによると、1時間350パタカがマカオ・ペディキャブ運転手協会の公示料金。むしろ1時間150パタカで貸してくれたら、自分で景色の良い所を漕いで観光しますわ。運転手のオジイを乗っけてサイクリングするのもオツ。

途中見かけた飲食店、マスコットのタコさんが可愛い
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室外機はDAIKINか

食後には住宅エリアとして近年開発が進む、マカオ随一の人口密集エリア黒沙環を歩いた。
今風なマンション建築が大勢を占めていて、東京の埋め立て地に建っているような錯覚を覚える。路線バスはたまに見かけるだけなのに自家用車はよく通りを走っており、マカオ半島の古くから発達しているエリアとは空気が全然違う。マカオの他の街々を見た後では、非常に味気なく感じる。
一点だけ、海岸沿いにある簡体字のガソリンスタンドには凄く心惹かれるものがあった。とは言え、敢えて歩行者もいないところでガソリンスタンド並びにその後ろにある国境側を撮ることには気が引けたので、撮影はせず。

バスで紅街市に向かい買い物をし、十月初五街で昼ご飯を食べ、後は宿でたっぷり休憩。
夕方になって、セナド広場方面にでも行こうかと外出。近くに泊まっているとこまめに行けて嬉しいねぇ。

何度通っても撮りたくなるこの佇まい
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パラソルみたいで可愛らしい
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祭事の舞台っぽい
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營地街市
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今日も撮る撮る景然棧腊味
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金燕西洋牛油糕葡式食品
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店内は甘い匂いがしていて、お菓子好きにはたまらない空間

夜の夜呣斜巷界隈
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凡庸なカメラでは魅力が伝わらないが異国情緒があったのだ

ちょっとしたフィリピンと化している紅窗門街
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シャリースや英会話教師のフィリピン人の発音が良いと分かるほどには、フィリピンショップ店員の英語が難解。<今、シャリースを聴きながら日記を書いている>

例のお気に物件の夜、南側から
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北側からもどうぞ
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【ねこ】
ノーねこデー。

【日本へ持って帰るお土産】
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・昔の澳門産花火や爆竹のラベル@果欄街~關前後街あたりの店
・昔の澳門の餅家、醤園のラベル@果欄街~關前後街あたりの店
・戦前のドッグレースの犬券@果欄街~關前後街あたりの店
 昨日の店の在庫を買い占めた。
・MGMのラゲージタグ@セナド広場
 チャリティーバザーで10パタカで売られていたので購入。ホテル従業員の提供か?
・昔の廣東銀行の小切手@果欄街~關前後街あたりの店
Quevedoのポートワイン@マカオ外港
 いつも行く店で買ったが、ハイコスパなポートワイン。
 好んで何度か買っていたNieportの10年ホワイトポートが店から消えていたのが悲しい。
・龍眼@光復街の専門店
・金燕西洋牛油糕葡式食品のクッキー各種
 マカオの伝統的なレシピを守り、余計なものを加えず作っている。
 香港の「何故こうなった」系クッキーとは異なり、素朴ながらもちゃんと洋式テイスト。
 特に木の実が入っているクッキー類が秀逸。
・ヨレヨレなグッドモーニングタオル@三盞燈周辺の商店街
 印刷も生地も薄すぎなので、たたき売りしていた。
・しっかりめグッドモーニングタオル@祐漢街市
 センターロゴに斉?昌と言う2文字が書かれ、日本で人気なものとは違うバージョンの模様。
 だけど新品の時のさわり心地が、すんごくふんわりで気持ち良いの。
・片糖@三盞燈周辺の商店街
・キノコスープの素@三盞燈周辺の商店街

【今後へ生かすメモ】
・特になし。

【全体の振り返り】
老舗巡りも楽しいマカオ。
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2019/4/28 過去には戻れないので元号をまたいだ香港マカオ旅【3日目の前半】 [マカオ]

マカオ北部の中国国境を見学。

【移動範囲】
宿-(バス)-關閘-(徒歩)-祐漢

【食事】
朝ご飯1は祐漢街市熟食中心の吳記
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広東語でも殆ど情報にヒットしないお粥のお店

及第粥と揚げパン
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具は新鮮で臭みが無いし、お粥はトロトロ。これでもかと具沢山。お粥だけなら19パタカだなんて、祐漢価格は最高だわ。
言葉の通じない観光客が来たわ―と思っただろうが、店員さんも親切だった。

【街歩き】
中国との国境と聞くと、ドキッとしないだろうか。
私が勤勉な公務員であれば、箱とかゴミとかボロばかり撮っている怪しい観光客には声をかけて別室に連れて行くと思う。私が国境に行ったら、捕まるのではないか。国境のある關閘に行こうと思うたび、極論にも程がある不安が頭をもたげ、なかなか行けずにいた。
だが平成は終わり令和が目前、上野の香香もあと1か月強で2歳。行くなら今が最適ではと意を決し、宿の目の前のバスから国境行きのバスに飛び乗った。その勢い、スクリーンの世界に憧れ、彼氏をほっぽってグレイハウンドに乗りロスに発つ夢追い人のごと(LA LA LANDか!)。
早朝のバスは混んでいないだろうとタカをくくるも、車内はご老人と謎の筒と大きい箱を持ったおじさんらで満杯気味。ご老人は良いけど、ややもすれば武器にも見える長さの黒い筒を持ったおじさん達イズ何者。突然の確保及び取調べ(極論)を恐れガン見したが、筒には一様にSHIMANOと書かれていた。おじ達は釣り人だった-。
ローカルバスは、ホテルのあるマカオ半島西部から北部の国境へと向かう。途中、営業を停止したドッグレース場を横切る。マカオで永らく親しまれた賭博場なのでもう少し趣があるものかと思っていたが、競技場の壁は「もしアンコールワットにコロッセオがあったら~」をテーマにしたような珍奇なデザイン。誰が企画にGOしたのか、中国もポルトガルもガン無視しとる。全面を覆う予算が無かったのか、入場口付近以外はイラストでお茶を濁している点も中途半端。

ここは上野か新宿か、バスは立派過ぎる關閘の屋内バスターミナルで終点のアナウンス
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「貧しい国から来た観光客かナー」な目を浴びせる中華圏の皆様。日本の田舎の大型バスターミナルより遥かに綺麗で停留所が多いが

屋外にはそれを上回る数のバス停がある。国境からバス1本でマカオの各方面へと向かえるのだ
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バスターミナルの中では足りないので、周辺にもバス停が散らばっている。何も知らないで降り立ったら、絶望するバス停の数だわね。一瞬でも東京や新宿と比べたことを20秒間土下座して謝罪したい。

市内へ向かうバスは、見渡す限りのバス待ち民
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どんだけよ

決して狭くないのに、バス停がこの中で補いきれないのも当然
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カジノ行きシャトルバスの乗り場が、やたら面積を占めてしまうんですもの。どんだけカジノ行きたいんですか君たちは。欲を乗せて走る車道は希望の轍じゃねーぞ!サザンは今年でデビュー44年。

マカオではあまり見かけることの無いタクシーも
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より取り見取りなほど客待ち中。香港のタクシーよりスタイリッシュだな。

何故稼ぎ時に壊れてしまうのか
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この写真を拡大したら、右奥に澳門治安警察局の漫画が描かれた巨大ポスターが貼ってあった。先ほどポスターの案内に従い澳門治安警察局のインスタを見たが、公的機関にしては充実のコンテンツ。普段の活動報告は勿論のこと、警察官がモチーフの漫画あり、可愛い警察犬の子犬画像ありと見どころ沢山。卓球の強い女性警官も、子供たちにお仕事紹介をしているラブラドールを連れた男性警官も、治安小警苗のキッズたちも、誰もかれもみんなキラキラしてるわ~。

バス待ちにおののきすっかり忘れていたが、国境である
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右側の建物の先が中国本土である。中国方面に行くマカオ人が存外多い。朝の時間帯だからか、終点が關閘のバスには確実に釣り人が複数名乗っていた。マカオでも輝く世界のSHIMANO。しっかし、本土にはそんなに良い釣り場があるのか。

右側の建物を正面から撮るとこう
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昔のボーダーゲートが申し訳程度にポツンと。青いゴミ箱がオシャンティだった。

ボーダーゲート正面の、マカオ側の商店街は朝から元気に活動中。
両替屋が一番多いが、ドラッグストア、スーパー、パン屋に飲食店と一通りある。これから本土に行く人にも、マカオ観光をする本土の人にもお役立ち。

飲食一番人気は金獅餅店だった
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脇道でも、地元系スーパーが朝から開いている
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この人達も本土に遊びに行くのだろうか

どこかでご飯をと思いつつ、本土の人向けの食堂なのか、はたまた地元向けの食堂なのかよく分からない店が多く決断できずにいたら
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国境の街でも、信号の無い横断歩道では必ず歩行者を優先するマカオの車たち

祐漢街市の裏口に着いてもうた
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ピンクの建物に赤いお車で可愛らしいこと
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ん?
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んん??

街市に入って確認すると
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豚さんの搬入中であった
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ちゃんとチェックするお役人もいる

台車に積みあげられた豚さんは
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エレベータで上の階のお肉屋さんに運ばれる

こちらは八百屋さんが上に野菜を運ぶ様子
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エレベーターを呼び出して
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分かるだろうか、ドアの隙間(右端)に発泡スチロールを挟んで閉まらないようにしている
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いっぱいになるまで詰め込んで、詰め込み終わったら上に移動するのだ

道具類がたまらん
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香港を愛し、街中のモップや手袋、ハンガーなどを題材に写真集を出したMichael Wolf氏。彼が旅行の直前に亡くなっていたので、旅の最中に上記のようなゴチャゴチャを見つける度、その作品を思い出した。
執拗にテーマを追い続け、刻々と変わり続ける香港マカオの混沌を記録する。彼が続けていた事を、私もささやかながら続けたいものだ。

地樓の鮮魚コーナー
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清々しいまでに無人
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開店前に氷が納品されてるのか~

祐漢街市恒例、上からOSAKANA-YA-SAN。閉店ガラガラな前回より、沢山いっちゃうよ~
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魚を置く前に氷をならすオヤジに萌え

アップが遅い魚屋に対し、肉屋の朝は早い
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もうお使いの奥様方がいらっしゃるわよ

朝ご飯を食べて戻ったら、漸く魚屋の開店時刻となった
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どなたか香港マカオ各地の街市の色々なお店を上から撮った写真集を発売してくれないだろうか。商品だけでなくバケツや手袋など、店の裏側込みだからこそ伝わるものがあると思うんだ。

魚屋さんは開き始めていたが、氷は納品が終わっていないようだった
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真ん中のトラックが氷、両サイドは多分魚のトラック
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搬入口から10m強で魚売り場という効率の良い設計

通りますよ~
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街市の外では花屋さんも準備完了
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さて、祐漢の街並みも見て行こう。

【今後へ生かすメモ】
・週末の国境は戦場。

【全体の振り返り】
人が多いと聞いていたので休日を選んで国境に行ったが、正解だった。迫力が違う。
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