2019/5/4 過去には戻れないので元号をまたいだ香港マカオ旅【9日目の3/3】 [香港]
12月に見切れなかった大埔へ。
【移動範囲】
屏山-(MTR)-錦上路-(バス)-大埔-(MTR)-宿
【食事】
錦上路のエキナカスタンド、蔬與果 Juicy Juiceで買ったドラゴンフルーツ&キウイジュースを太和橋で飲む
今まで飲んだ香港のフレッシュジュースの中でもトップクラスに気に入った。甘ったるさも無くさっぱり飲めるし、東京で再現したら高級になりそうなので何か得した感じ。
蔬與果は新界にしか店舗が無いみたいなのが残念。セブンやCitysuperで買えるジュースに今更感動も無いので、香港島でも気軽に飲みたいなぁ。
しっかり目の雨が降ったので、雨宿りがてら美味しいものをと富善街からほど近い美景牛雜粉麵專門店でお昼を
火炭に同名の店がある様だが、大埔の店は検索しても殆ど情報が無い
エバミルクをきれいに並べる几帳面な店員さんのいる店なら間違いない ※主観
麺よりもライスでしみじみと堪能したかったので、原汁牛腩飯と郊外油菜
薄味だけど風味があって臭みも感じない牛腩は、ご家庭では出せない味。店員さんも親切で身も心も満ち足りるわ。
おやつは大同老餅家の
箱に漂う老舗感
ゴマ老婆餅(皮には黒ゴマ、餡も黒っぽい)と嫁喜餅
夜は宿から歩いて10分のタイ料理屋で持ち帰り
ピリ辛平打ち麺
ビールが美味しいね
Lion Rock Breweryの一代宗師。良いIPA
【街歩き】
LTRで元朗まで出てミニバスで大埔に行くか、適当なところまで出てバスで大埔に行くか
暫し考え、MTRで錦上路まで出て、錦上路の屋台を物色してからバスで大埔に向かう経路を採用。東京でバスを使わない生活をしているので、香港では極力MTRを使ってあまり頭と神経を使わないようにしている。
2度目の大埔着、今回も大埔墟站ではなく太和站側から散策スタート
この後で、しっかりめの雨が降り始めた
大埔文武二帝廟
太和站から帰ろうとしたら、駅隣接ビルに太和街市なる表示を発見
街市を今風にアレンジし、場所毎に内装のコンセプトを変えて運営している香港街市の手によるものの様だ
商材ごとに店舗が分かれている点は伝統的な街市と同様だが、デパ地下のようになっており清潔
商品の価格面や開発のバックにある資本で言いたい人はいる様だが、従来の街市にある衛生面の問題は大幅に改善されていると思う。
街市に限らず、香港の小売店は安易にネズミの餌を地面にばらまきがち。2019年の今でも、TVでは「床に生ゴミ投げないで~ネズミが来ちゃうヨ~」なる政府筋の啓蒙CMが流れるほど。
熟食中心も区切られた店舗になっており持ち場が明確
インスタ映えを気にする熟食中心だと…?!
君のマナーは。クラスタにお馴染みの車両に乗り
ホテルへと帰る
【ねこ】
富善街ねこ
軍手大好き大埔文武二帝廟ねこ
【日本へ持って帰るお土産】
・紅Aのカゴとザル@大埔の生活用品店
大埔は物価が安いので色々買ってしまいがち。
・大衆食堂でビールグラスにあてがわれそうなお碗@大埔の生活用品店
余所で見かけない昔の大衆食器が安く売られているのが大埔。
・Pop-Pan スプリングオニオンクラッカー
推す意見が多かったので買ってみたが、個人的にはあまり感動無し。
これなら亀田のおせんべいをつまみにした方が安上がりかなぁ。
・Tempo
緩衝材になるし、ティッシュや紙ナプキンにも使えて便利。
・クノールのマッシュルームパウダー
・彩色香港 1940s-1960s
当時の生活が分かる本の中では手頃な値段で買える。
・再會舊冰室
レトロ茶餐廳巡りに役立つ参考書。
部屋をレトロ香港にしたい時(私以外いるのか)に参考になるインテリア情報も沢山。
【今後へ生かすメモ】
・香港街市の手にかかったものの内、華明市場が一番気になるので近くを通りかかる折に絶対行こう。偶然通りかかるような立地では無いので叶うかどうか。
・香港街市が手掛けた街市の内、T MARKETは日本がコンセプトだそう。一日本人として訪問したい気はある。都内の外国人が訪れるチェーン居酒屋じみた内装で胸アツ。(仕事で行った、品川のえんっぽい)
【全体の振り返り】
毎日でも飲みたいドラゴンフルーツ&キウイジュース。
【移動範囲】
屏山-(MTR)-錦上路-(バス)-大埔-(MTR)-宿
【食事】
錦上路のエキナカスタンド、蔬與果 Juicy Juiceで買ったドラゴンフルーツ&キウイジュースを太和橋で飲む
今まで飲んだ香港のフレッシュジュースの中でもトップクラスに気に入った。甘ったるさも無くさっぱり飲めるし、東京で再現したら高級になりそうなので何か得した感じ。
蔬與果は新界にしか店舗が無いみたいなのが残念。セブンやCitysuperで買えるジュースに今更感動も無いので、香港島でも気軽に飲みたいなぁ。
しっかり目の雨が降ったので、雨宿りがてら美味しいものをと富善街からほど近い美景牛雜粉麵專門店でお昼を
火炭に同名の店がある様だが、大埔の店は検索しても殆ど情報が無い
エバミルクをきれいに並べる几帳面な店員さんのいる店なら間違いない ※主観
麺よりもライスでしみじみと堪能したかったので、原汁牛腩飯と郊外油菜
薄味だけど風味があって臭みも感じない牛腩は、ご家庭では出せない味。店員さんも親切で身も心も満ち足りるわ。
おやつは大同老餅家の
箱に漂う老舗感
ゴマ老婆餅(皮には黒ゴマ、餡も黒っぽい)と嫁喜餅
夜は宿から歩いて10分のタイ料理屋で持ち帰り
ピリ辛平打ち麺
ビールが美味しいね
Lion Rock Breweryの一代宗師。良いIPA
【街歩き】
LTRで元朗まで出てミニバスで大埔に行くか、適当なところまで出てバスで大埔に行くか
暫し考え、MTRで錦上路まで出て、錦上路の屋台を物色してからバスで大埔に向かう経路を採用。東京でバスを使わない生活をしているので、香港では極力MTRを使ってあまり頭と神経を使わないようにしている。
2度目の大埔着、今回も大埔墟站ではなく太和站側から散策スタート
この後で、しっかりめの雨が降り始めた
大埔文武二帝廟
太和站から帰ろうとしたら、駅隣接ビルに太和街市なる表示を発見
街市を今風にアレンジし、場所毎に内装のコンセプトを変えて運営している香港街市の手によるものの様だ
商材ごとに店舗が分かれている点は伝統的な街市と同様だが、デパ地下のようになっており清潔
商品の価格面や開発のバックにある資本で言いたい人はいる様だが、従来の街市にある衛生面の問題は大幅に改善されていると思う。
街市に限らず、香港の小売店は安易にネズミの餌を地面にばらまきがち。2019年の今でも、TVでは「床に生ゴミ投げないで~ネズミが来ちゃうヨ~」なる政府筋の啓蒙CMが流れるほど。
熟食中心も区切られた店舗になっており持ち場が明確
インスタ映えを気にする熟食中心だと…?!
君のマナーは。クラスタにお馴染みの車両に乗り
ホテルへと帰る
【ねこ】
富善街ねこ
軍手大好き大埔文武二帝廟ねこ
【日本へ持って帰るお土産】
・紅Aのカゴとザル@大埔の生活用品店
大埔は物価が安いので色々買ってしまいがち。
・大衆食堂でビールグラスにあてがわれそうなお碗@大埔の生活用品店
余所で見かけない昔の大衆食器が安く売られているのが大埔。
・Pop-Pan スプリングオニオンクラッカー
推す意見が多かったので買ってみたが、個人的にはあまり感動無し。
これなら亀田のおせんべいをつまみにした方が安上がりかなぁ。
・Tempo
緩衝材になるし、ティッシュや紙ナプキンにも使えて便利。
・クノールのマッシュルームパウダー
・彩色香港 1940s-1960s
当時の生活が分かる本の中では手頃な値段で買える。
・再會舊冰室
レトロ茶餐廳巡りに役立つ参考書。
部屋をレトロ香港にしたい時(私以外いるのか)に参考になるインテリア情報も沢山。
【今後へ生かすメモ】
・香港街市の手にかかったものの内、華明市場が一番気になるので近くを通りかかる折に絶対行こう。偶然通りかかるような立地では無いので叶うかどうか。
・香港街市が手掛けた街市の内、T MARKETは日本がコンセプトだそう。一日本人として訪問したい気はある。都内の外国人が訪れるチェーン居酒屋じみた内装で胸アツ。(仕事で行った、品川のえんっぽい)
【全体の振り返り】
毎日でも飲みたいドラゴンフルーツ&キウイジュース。
2019/5/4 過去には戻れないので元号をまたいだ香港マカオ旅【9日目の2/3】 [香港]
お腹も満たされたので、本題の屏山へ。
【移動範囲】
元朗-(LTR)-屏山
【街歩き】
LTR屏山站ほど近くにある茶餐廳
お腹が減っていたら入りたかった。Google Mapを見た限り、盛りの良いざっくばらんな定食が美味しそう。
楽しみにしていた屏山ヘリテージトレイルは、これが無料で良いのかな充実度。周りの住宅も良い意味で田舎らしい田舎で、楽しい時間を過ごせた。力を持つ先住民が住んでいた集落だけあって、開発の手が伸びづらい聖域であったことが大きいか。
無心に写真を載せていく
突き抜け物件
屏山イケメンコレクション
【ねこ】
屏山ねこ
【今後へ生かすメモ】
・午前中の屏山は静かな集落そのものだったが、華嫂冰室だけは外部の人が店の外で列をなして待っていた。本店がド郊外にあるとは知らなんだ。チラ見した限りでも、菠蘿包なるパイナップルパンに目玉焼きやトマトを挟んだものが人気メニューという事が分かった。
【全体の振り返り】
屏山を旅することが出来て良かった。
【移動範囲】
元朗-(LTR)-屏山
【街歩き】
LTR屏山站ほど近くにある茶餐廳
お腹が減っていたら入りたかった。Google Mapを見た限り、盛りの良いざっくばらんな定食が美味しそう。
楽しみにしていた屏山ヘリテージトレイルは、これが無料で良いのかな充実度。周りの住宅も良い意味で田舎らしい田舎で、楽しい時間を過ごせた。力を持つ先住民が住んでいた集落だけあって、開発の手が伸びづらい聖域であったことが大きいか。
無心に写真を載せていく
突き抜け物件
屏山イケメンコレクション
【ねこ】
屏山ねこ
【今後へ生かすメモ】
・午前中の屏山は静かな集落そのものだったが、華嫂冰室だけは外部の人が店の外で列をなして待っていた。本店がド郊外にあるとは知らなんだ。チラ見した限りでも、菠蘿包なるパイナップルパンに目玉焼きやトマトを挟んだものが人気メニューという事が分かった。
【全体の振り返り】
屏山を旅することが出来て良かった。
2019/5/4 過去には戻れないので元号をまたいだ香港マカオ旅【9日目の1/3】 [香港]
英国植民地になる前の香港を知る為に、屏山を訪ねたい。
【移動範囲】
宿-(バス)-元朗
【食事】
開店直後の勝利牛丸で朝ご飯
店内の可愛さと言ったら
このドリンクを入れる冷蔵ケース、ディスプレイ棚として欲しいんだよね
三拼油麺
遠出してまで行くべき店かと言ったら確実にそうではないが、スープは切れていてなかなか。
朝のお茶は萬芳冰室で
門構えの可愛さは香港特別行政区の喫茶でも良い所につける。店内もレトロで上手くまとまっていたが、人が多過ぎたので写真は無し。ググってくれ。
食べたものは菠蘿油とミルクティー
今まで香港で食べたパイナップルパンの中で一番美味しい。熱々じゃなくても、カリカリホロホロのビスケットと地のパンが合っていて紅茶にベストマッチ。
萬芳冰室を知った後だと、金華冰廳は熱々マジックによる過大評価にすら思える。実際、熱々じゃないのを食べた時にはそこまで感動しなかったし…。
【街歩き】
朝一のバスに乗らんと最寄りの大きなバス停へ
タクシー乗り場と見間違えんばかりのタクシーの数。東京だったら戦争ものである。
お休み中のバスも撮りホーダイ
この時間、元朗方面のバスに乗る観光客は他におらず勝手が分からないので、皆が降りるところで下車。ここが元朗の中心地の様だが、自然豊かな新界だからなのか、裏道には白いふわふわした毛のようなものが常に空気中に漂っている
地に落ちたふわふわ達。
九龍や香港で経験したことのない謎の物体。街市の近くなので控えめに言って鳥さんのダウンかアニマルのファーと思われる。「こいつは凄い所に来てしまったぜ」と慄いたが、30分くらいして歩道によく植えてある木から落ちた綿毛であることに気がついた…。
色が可愛い新界のタクシー
赤タクシーより欲にまみれていない見かけが好き
広大な新界は電車バスでカバーし切れないのでミニバス天国
赤も緑もどんとこい
自転車は 歩道じゃなくて 車道だZE(五 七 五)
新界らしい啓蒙活動である。九龍や香港の都市部でママチャリやレジャーで漕ぐ自転車を見ることは稀だし、大前提として日中の歩道で自転車が陣取れる余裕はない。新界の街だと駅前の適当な場所に駐輪された自転車を見かけるし、休日のMTRには自転車をむき出しのまま輪行している人もいる。
建業街熟食市場
敷居が高い
同益街市
ミニバス乗り場の横に大棠路熟食市場
やはり敷居が。
街市に併設されている熟食中心と違い、熟食市場単体で建っているものはヨソ者に対する警戒心を感じることが多い。それでも、九龍の貧困率の高い地域のそれより、元朗の熟食市場の方がまだ入り易い気がするが。
趣味で復元した70年代の観光スライドの中に、新界の写真が数十枚入っていた。これが貴重な資料で、写真集でカバーされない昔の新界の様子が撮られている。スライドに写る元朗は、粗末な小屋が建つ舗装されてない道を鶏が歩き、その横を弟の手を引く少女が歩くという牧歌的な様子でおさげのチャン・ツィイーが溶け込めそうな田舎であった。
元朗は返還後に一気に開発が進んだ地域というイメージを持っていたが、LTRがカバーする中心部をうろつくと古めの高層住宅もそこそこある。私が想像していたより前から、街として発達していたのだなと気づかされた。
ツボなお店や看板多し
大同老餅家
本家本元だけあって、湾仔の分店より品数が多く、味もより一層美味しい感じがした。ここのゴマ入り老婆餅が、今まで香港で食べた老婆餅の中で一番完成されている。
自然に近いからか、葉物が新鮮に見える
何処に行っても、箱や
ゴチャゴチャしたものが
引っかかる性分
竹浪漫
公衆電話の私物化
元朗自体はボロレトロ愛好家にはたまらない街である。個人的にはまた訪れたい場所だ。
されども中心部から離れているし、都市化しつつあるけれど凄く観光客慣れをしている感じでもないし、特有の土産物や食事がある訳でも無い。深水埗及び界隈の工業エリアを推す政府観光局も大概だが、女子向けガイドブックで元朗を推す(最近のガイドブックは知らないが数年前はそういう流れだった)日本の出版社も相当謎だなぁと個人的には感じた。ライター陣が、会社勤めのお姉さま方がグループ旅行で行く場所はどういうところかを理解していないとしか思えない。だからひとりっPが売れるんだろうな。。
【今後へ生かすメモ】
・綿毛も落ちる5月の新界。
【全体の振り返り】
敷居の高さで、熟食中心に気持ちが乗らない。
【移動範囲】
宿-(バス)-元朗
【食事】
開店直後の勝利牛丸で朝ご飯
店内の可愛さと言ったら
このドリンクを入れる冷蔵ケース、ディスプレイ棚として欲しいんだよね
三拼油麺
遠出してまで行くべき店かと言ったら確実にそうではないが、スープは切れていてなかなか。
朝のお茶は萬芳冰室で
門構えの可愛さは香港特別行政区の喫茶でも良い所につける。店内もレトロで上手くまとまっていたが、人が多過ぎたので写真は無し。ググってくれ。
食べたものは菠蘿油とミルクティー
今まで香港で食べたパイナップルパンの中で一番美味しい。熱々じゃなくても、カリカリホロホロのビスケットと地のパンが合っていて紅茶にベストマッチ。
萬芳冰室を知った後だと、金華冰廳は熱々マジックによる過大評価にすら思える。実際、熱々じゃないのを食べた時にはそこまで感動しなかったし…。
【街歩き】
朝一のバスに乗らんと最寄りの大きなバス停へ
タクシー乗り場と見間違えんばかりのタクシーの数。東京だったら戦争ものである。
お休み中のバスも撮りホーダイ
この時間、元朗方面のバスに乗る観光客は他におらず勝手が分からないので、皆が降りるところで下車。ここが元朗の中心地の様だが、自然豊かな新界だからなのか、裏道には白いふわふわした毛のようなものが常に空気中に漂っている
地に落ちたふわふわ達。
九龍や香港で経験したことのない謎の物体。街市の近くなので控えめに言って鳥さんのダウンかアニマルのファーと思われる。「こいつは凄い所に来てしまったぜ」と慄いたが、30分くらいして歩道によく植えてある木から落ちた綿毛であることに気がついた…。
色が可愛い新界のタクシー
赤タクシーより欲にまみれていない見かけが好き
広大な新界は電車バスでカバーし切れないのでミニバス天国
赤も緑もどんとこい
自転車は 歩道じゃなくて 車道だZE(五 七 五)
新界らしい啓蒙活動である。九龍や香港の都市部でママチャリやレジャーで漕ぐ自転車を見ることは稀だし、大前提として日中の歩道で自転車が陣取れる余裕はない。新界の街だと駅前の適当な場所に駐輪された自転車を見かけるし、休日のMTRには自転車をむき出しのまま輪行している人もいる。
建業街熟食市場
敷居が高い
同益街市
ミニバス乗り場の横に大棠路熟食市場
やはり敷居が。
街市に併設されている熟食中心と違い、熟食市場単体で建っているものはヨソ者に対する警戒心を感じることが多い。それでも、九龍の貧困率の高い地域のそれより、元朗の熟食市場の方がまだ入り易い気がするが。
趣味で復元した70年代の観光スライドの中に、新界の写真が数十枚入っていた。これが貴重な資料で、写真集でカバーされない昔の新界の様子が撮られている。スライドに写る元朗は、粗末な小屋が建つ舗装されてない道を鶏が歩き、その横を弟の手を引く少女が歩くという牧歌的な様子でおさげのチャン・ツィイーが溶け込めそうな田舎であった。
元朗は返還後に一気に開発が進んだ地域というイメージを持っていたが、LTRがカバーする中心部をうろつくと古めの高層住宅もそこそこある。私が想像していたより前から、街として発達していたのだなと気づかされた。
ツボなお店や看板多し
大同老餅家
本家本元だけあって、湾仔の分店より品数が多く、味もより一層美味しい感じがした。ここのゴマ入り老婆餅が、今まで香港で食べた老婆餅の中で一番完成されている。
自然に近いからか、葉物が新鮮に見える
何処に行っても、箱や
ゴチャゴチャしたものが
引っかかる性分
竹浪漫
公衆電話の私物化
元朗自体はボロレトロ愛好家にはたまらない街である。個人的にはまた訪れたい場所だ。
されども中心部から離れているし、都市化しつつあるけれど凄く観光客慣れをしている感じでもないし、特有の土産物や食事がある訳でも無い。深水埗及び界隈の工業エリアを推す政府観光局も大概だが、女子向けガイドブックで元朗を推す(最近のガイドブックは知らないが数年前はそういう流れだった)日本の出版社も相当謎だなぁと個人的には感じた。ライター陣が、会社勤めのお姉さま方がグループ旅行で行く場所はどういうところかを理解していないとしか思えない。だからひとりっPが売れるんだろうな。。
【今後へ生かすメモ】
・綿毛も落ちる5月の新界。
【全体の振り返り】
敷居の高さで、熟食中心に気持ちが乗らない。