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2018/9/23 夏だから島に行くし食器を探す【9日目の2/3】 [香港]

香港島の人気者を追っかけるよん。

【移動範囲】
宿-(トラム)-上環-(トラム)-跑馬地-(トラム)-石塘咀

【食事】
14時まで大した食事を摂っていなかったが、いい加減何か食べようと百味鮮辣蟹専門店
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トラム終点駅の近くで見かけたので入店

ランチの梅菜扣肉
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蟹の店だから濃いめの味付けかと油断していたが、適度にさっぱりしていて添えのきゅうりも美味しかったわ!値段も良心的だった。

【街歩き】
面白いことは無いかと、暇な学生のように乾物街を歩いていたら
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あれは!

走って後続のトラムに乗り込みお姿を確認
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はい間違いない、現存する最古の現役トラム120號ですわ

自分乗っているトラムの停車のタイミングで上手く乗り込めないかと追跡を始めたが
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絶妙にタイミングが合わない

ハッピーバレーに向かっていることは分かったし
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呑気に追いかけますかね
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可愛い

朝見た時より抗議活動とか難民申請っぽくなってる中環を横目に
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あー、空っぽの頭に中秋節を詰め込んでたけど
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その時期でもあった~(棒)

今風な造りのトラムとすれ違う
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湾仔を高みの見物
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銅鑼湾へと進む我がトラム

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打小人が見えますな
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「急速に発展した近代的な暮らしの中に、本土でも残っていないような伝統や迷信が残っている」という香港評は70年代の本にもあった。それより50年近く経過した現在を旅する私も、しばしばそう感じることがある。

私の乗るトラムはハッピーバレーに行かないので、この辺りでいったん下車。ハッピーバレー行きのトラムを捕まえ120號を再度追おうじゃないか。

ハッピーバレー行きに乗り換えたは良いが、乗り換えの間に大分離された
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ハッピーバレーに着いた途端に、120號が折り返し出発したらどうしよう

不安で仕方なかったが
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無事再会し120號に乗車完了!

マニアの皆様へ FYI 車内の写真でございます
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照明はもういらないって?

窓枠
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階段
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手荷物にご注意を
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飲食ダメゼッタイ
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優先席
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車窓からの景色をお楽しみください
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車庫に入るタイミングで、下車のアナウンス
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多幸感

【今後へ生かすメモ】
・しつこく追いかければ120號に乗れる。

【全体の振り返り】
最古のトラムは乗るだけで幸せになる。
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2018/9/23 夏だから島に行くし食器を探す【9日目の1/3】 [香港]

中秋節を肌で感じる為に移動を繰り返す。

【移動範囲】
宿-(トラム)-上環-(トラム)-湾仔-(MTR)-銅鑼湾-(MTR)-宿

【食事】
朝はヨーグルトをつまんだだけ。

【街歩き】
平日より静かな日曜の上環
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室外機
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ダイキンのシェア率よ

乾物街でお祭りに遭遇
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お店の前に立派なお供え物を出すところも
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こうやって準備をするのか
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交通整備も大変だぜぃ
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広場のあるところには立派な祭壇が
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お供え
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食べ物を見るとつい真剣に撮ってしまうのが僕の悪い癖

MTRでさくっと移動しても良いのだが、トラムにしよう
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行き先はしゃうけいわーん

銅鑼湾方面へ向かうトラムだったので、停留所に停まる度に増えるアマさん達
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今日は日曜日

相変わらず、ちょっとした抗議活動にしか見えない通り占拠っぷり
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※これはまだ本気を出してない時

安定してセンスが良いLee Tung Avenue
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うさちゃん♪
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自国に固執せず、海外のアーティストに頼って成功した例

インフォメーションセンターにも
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さり気ない季節感

香港のスーパースター Nancy(薛家燕)のコンサートの告知
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大きな駅でよく告知されていた。
彼女が歌うCaptain NancyのMVは大げさに馬鹿馬鹿しいし、香港らしい景色が散りばめられているので一度目にして欲しい。正義の味方はCaptainだし、コンサートタイトルはInfinity Loveだしで、堂々とアベンジャーズに乗っかっている。酸いも甘いも知り尽くした熟女ナンシー姐の方が、ブリー・ラーソンの1400万倍強そう

香港最大規模のランタンフェス(何故ロックフェスのように書く)であると聞き、勇んで訪れた維多利亜公園
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ランタンフェスティバルに過度な期待は禁物と、昨日で分かっていたはずなのに俺は…っ(地面を叩く音)

【今後へ生かすメモ】
・ランタンフェスティバルへの期待値を上げすぎない。

【全体の振り返り】
観光化されていないお祭りの方が楽しいという、ありがちな結論に行きつきそう。
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2018/9/22 夏だから島に行くし食器を探す【8日目】 [香港]

中秋節が明後日に迫ったので、新界のランタンをば見に行かん。

【移動範囲】
宿-(バス)-紅磡-(MTR)-屯門-(MTR)-錦上路-(MTR)-深水埗-(MTR)-HKU-(徒歩)-宿

【食事】
朝ご飯は永合成馳名煲仔飯
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例湯

ひき肉煲仔飯に、生卵2個
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他が選べない

錦上路跳蚤市場で、目当ての店が開くまで飲んだジュース
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Minute Maidのマンゴージュース、MADE IN HONG KONGなのね

錦上路跳蚤市場のヴィンテージ品を扱う店の女性店主がご馳走してくれたサンドイッチ
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錦上路のエキナカで買えるツナ玉子サンド、全世界共通の美味しさじゃな

ジュースも奢ってくれた
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Minute Maidのオレンジジュース、こちらもMADE IN HONG KONG

お腹ペコペコの夜は源興隆麺家
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世界のSUMITOMOが立ち塞がってるぅ

注文は柱候牛腩伊麺
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柱候と明記しているだけあって、香辛料が効いているがしょっぱくない牛バラに、薄味のスープ。ふかふかした食感の伊麺がベストマッチ。

日本語が堪能な親切なおじさん店員(店長なのか?)がサービスでワンタンを出してくれた
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正統派なワンタンスープ

気を良くしてもう一品、雙丸伊麺
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具が変わるとスープの印象も変わる。先ほどよりもあっさり感じられて、より上品に感じる。プリプリ硬めの牛丸が絶品。キッチン付き物件に泊まって肉団子類を買い占めたい…

レトロなものを生かしつつ、清潔さを保っていた店内
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ホテルを移ってから毎日のように食べているエッグタルトの製造元、生命物
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朝から深夜まで営業していて、本当にお疲れ様

【街歩き】
屯門の公園で大規模なランタン祭りが催されるそうなので、ランタンだけでも見に行くことに。

屯門公園
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将軍澳の香港ヴェロドローム(自転車競技場)で行われるトレーニングコースの告知が、遠く屯門にも。香港の方が、日本より自転車競技の普及・発展に力が入ってる。JKAは何をしてるんだと小一時間。

どの国でも、場所があればラジコンで車や船をいじるオヤジがいるものらしい
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野鳥が泳いでいるかのように自然に浮かんでいる船達。住宅事情の芳しくない香港で、ラジコン船だけでも自由自在に泳ぎ回って欲しいというオヤジ達の願望か…

ランタン発見
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はぁ、イルカさんに
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クラゲさんね
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縮尺を気にしちゃダメだぜベイビー

おしどり夫婦とな
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他の鶏さんシリーズ
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生き物の中に突如現れる
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O R I Z U R U

全部を一枚に写すとこうなるんじゃ
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引くとこう
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ライトアップされていないランタンには魅力が無いのか、はたまた日が照って暑過ぎるからか。はしゃいで記念撮影をしているアマさん達を除けば、通行人は誰一人このランタン群に関心を持っていないようだった。

デフォルメ人間ものもありましたが
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日本のアニメで目の肥えた香港キッズのお眼鏡にかなうのだろうか…

辺り一面動物の空間も、定番のうさぎちゃんは大勢いる
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総じて、2足歩行してる動物が下手。制作した職人は鳥類が得意なのか?

橋の上のランタンが一番中国らしかったかな。だがしかし、毎度おなじみ逆光でございますわ
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ライトアップされたら、橋だけは素敵だろうなと確信できる
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観光局で紹介されていた割にランタンがしょぼかったのと(長崎ランタンフェスティバルって偉大だな)、公園に着く直前に5年弱使っていたタブレットがお釈迦になったことでテンションが下がったので、屯門観光は無しにしてMTRで錦上路へ移動。
錦上路の駅前で毎週末開かれるフリーマーケット、錦上路跳蚤市場。今まで行く度に天候が悪かったが、本来は日がさんさんと降り注ぐ明るい場所である。各店舗のスペースも明瞭でコンパクトにまとまっていて、地場産品を売る屋台や露店が出ており、新界2大フリマの中ではとっつきやすい方である。保眞の絶品蜂蜜が会場で売られているので、吉慶圍の客家住宅や錦田紅甎屋を見るついでに立ち寄るのも良いだろう。

若干のヴィンテージ品を売る店を覗けば、観光客向けのラインナップではない。都会化し切っていない雰囲気が伝わるだろうか
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何気に香港で普及している日式縁日。売れ筋なのか、フリマ会場では色々な種類のゲームが
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ひなびた温泉地の屋台に近い。おばあさんに連れられた子供が遊んでいて、ほのぼの。

1週間前(台風上陸前日)に行った時に閉まっていた店に行ったら、本日も開いておらず。
先週その店が閉まっていることを教えてくれた、近くで屋台をやっている日本語堪能なお兄さんが今日もいたので再び訊ねる。彼が言うには「台風で店のものがだいぶ壊れたみたいで今日は開けない」そうな。涙を呑んで帰ろうと肩を落としたが、彼が女性店主に連絡をしてくれて、急きょ店を開けてくれることとなった。30分ほど待ったら店主到着。店主も申し訳なく思ったのか、駅でサンドイッチとジュースを奢ってくれた…申し訳ない…。
店ではレア食器が悪くはない値段で売られていたので、色々買い込む。入があるものはタダにしてくれた。買い終わったら店主が何やら語りかけてくるのだが、広東語なので全く分からない。日本語兄さんが通訳するに「深水埗に店があって、そこにはもっと在庫があるから今から行かない?」と言っているらしい。「こうなったら行くわ!」と勢いづき、店主とMTRで深水埗へ。

深水埗はSIM屋台が連なる鴨寮街が有名だが、香港の他の下町のように、通りごとに異なる専門店が密集している場所でもある。ビーズなど手芸品店が多い汝州街、安い衣料品が買える福華街、おもちゃ屋が多い福栄街などは政府観光局の観光サイトに掲載がされている。
この界隈では、各商店が閉まった夜遅くに路上で蚤の市が開催されている。香港の路上蚤の市では中国系の老人の売り子がお馴染みだが、深水埗で目立つのは働き盛りの年齢の西アジアの男たち。ある者は通りに商品を置き、ある者は大型トラックを車道につけ車内で衣料品等を売っていたり。夜のこの区画は、君子危うきに近寄らずを試されると言って良い。(オイラは何度でも言うが、特に女性をターゲットにした観光ガイドはそういうことをちゃんと書くべきじゃないのかと思うんです。)さりとて日中は、返還前と比べたら大分観光客も行き易くなったであろう雰囲気。
夜毎上記のイベントが行われるので、日没後の深水埗では西アジアの男達を中国系よりも見かける通りがある。そういう通りにごく一般的なアジア人の女性観光客は首を突っ込まないと思うんだけど、そんな通りの1つ。そこに店があった。店主の息子なのか、半裸の喧嘩が強そうな若い男が店先にいる。怖いけど?
まぁ息子(推定)は商売熱心さの対極にある人の様なので、特に接客をすることもなく。件の店主が店の奥のあばら屋倉庫を見せてくれたので、そこでもいくつか買い込む。お気に入りの柄の見たことない形状の皿があるなど、なかなかいいコレクションだわ。
深水埗のこのお店、日本語の媒体では素人のブログ含め恐らく一度も紹介されていないが(広東語の記事が幾つかあるだけ)、店主(なのか?)のおばちゃんが良い人なので12月、翌5月にも再訪し色々買わせてもらいましたとさ。

【ねこ】
暑過ぎて出会えない。

【日本へ持って帰るお土産】
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・中華なヴィンテージ食器色々@錦上路と深水埗のヴィンテージを売る店

【今後へ生かすメモ】
・探せばまだ古いものが香港にありそう。

【全体の振り返り】
ヴィンテージ食器のコレクションが急増。
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2018/9/21 夏だから島に行くし食器を探す【7日目】 [香港]

てんこ盛りだった前日の疲労を抜く為に、午前はのんびり過ごしてホテルを移動しただけ。午後はまた海へと。

【移動範囲】
昨日までの宿-(タクシー)-今日からの宿-(トラム)-中環-(フェリー)-梅窩-(フェリー)-坪洲-(フェリー)-中環-(トラム)-宿-(MTR)-鰂魚涌-(トラム)-宿

【食事】
写真を忘れがちですが、よく起き抜けにヨーグルトを食べてます
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という報告

朝ご飯は劉秋記粉麺で、牛腩や牛肚をのせた汁なし麺
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汁麺ならちょうどいい塩加減かも知れないが肉がしょっぱすぎた。具沢山なのは良し。

今日は豪勢にスープも付けて、紫菜韮菜餃湯
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食べ応えあり

フェリーで食べる軽食用に買った、生命物のエッグタルトとココナツタルト
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カスタードが濃厚・滑らかで気持ち固め。タルト地は塩気がある。今まで食べたエッグタルトで一番の完成度なのに、価格もお安い。
ここまで散々イギリス文化と食事を貶した気もしますが、私はマカオ風エッグタルトよりも香港風エッグタルトの敬虔な信者です。こればかりは香港の方が上。

おやつは閉店直前の祺森冰室
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リノベが成功した、小さな島の繁盛店

ミルクティー、蝦多士
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エビクリームコロッケの衣がパンだったみたいな食べ物。不味い訳がない。
昔からある店が綺麗になったものなので、フライや炒め物などのがっつり系メニューも充実していて興味深い。頑張ってほしいなぁ。

夜はマレー料理で、鰂魚涌のグルメエリアにある隨心
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チキンライス、タイガービール
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エキスの染み込んだライスが絶品で、ご飯だけで何杯も食べられそう。添えのソースもさっぱり目。上品にまとまっている。

珍しかったので、揚げ豆腐にサテーソースをかけたものも注文したが
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精進料理にしてもまとまりが無い味付け。単純に、揚げ豆腐のジュルッと感にサテーソースが合ってない。普通のサテーを注文しなかった自分を責めたいレベル。

夜食
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カットパイナップル

【街歩き】
今晩からの宿に荷物を置き一息ついたところで、1年ぶりに坪洲へ行こうと思い立つ。時刻は昼時。トラムで中環まで出て、フェリー乗り場まで駆け足。出航ギリギリでフェリーに乗り込めた。
宿近くで買ったタルトをつまむ航路で、「おや?」とは思ったのよ。「おや??」って。接岸する頃には確信したよね。坪洲じゃなくって梅窩行きに乗ってたってさ…。

間抜けな筆者には目も合わせてくれない、港のわんこ
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プイー

フェリーターミナルそばには、香港最大規模の可能性がある大規模な駐輪場が
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香港が生んだ偉大な自転車チャンピオン(ロンドン五輪ケイリン銅)李慧詩様もここ出身…という事は一切なく、彼女は庶民的過ぎる公共団地牛頭角下邨のお育ちです。再建される前の牛頭角下邨を記録した尖った写真集があるんですけど、ボヘッとしたら廃版になっていて、手に入れそびれたボンクラはこちらです。

調べたところ、1時間ほど時間を潰せば梅窩と坪洲を結ぶ船が出るようだ。丁度良いので集落を歩こうか。小さな集落なので短時間でも結構見れそうだし。

あのような数の自転車が必要とは思えない田舎っぷり
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梅窩熟食市場
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シービューでご飯が頂けるので、時間帯によっては賑わっているらしい

麻雀のジャラジャラ音が響き渡る集落
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の、家庭用品店
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掘り出し物があったり無かったり、安いのか高いのか分からなかったり

梅窩街市
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昼時だとこの様子。特に田舎ほど、肉屋魚屋は閉めるのが早いんですわ。
都市部でも田舎でも、八百屋は早く来て遅くまでやっている店の筆頭で大変そうだ。陳列も肉魚よりずっと繊細だし。

船を降りる白人住人が多いのが印象的であったが、街市のフルーツを売っているおばさんも英語対応が出来ていた。正直、香港の街市で買い物程度の英語がスムーズにやり取りできる人に会えることは殆どないので、島の小さな街市で通じるなんて驚きだ。
香港の街市では日中、フィリピンやインドネシアのアマさんがお使いしている姿が目につくが、彼女らと店主がトラブらないのが不思議なくらい英語が通じないことが多い。ぼったり悪いもの売りつけると、彼女らの主人が苦情言いに来るから問題ないってことなのかなぁ?と常々疑問である。中の上のマンション住まいの家にお勤めのアマさんは、マンションの下にあるスーパー(どこもかしこも算用数字の値札があり明朗会計!)でお買い物をしているので、これは見ていて安心するんだけど。

梅窩洪聖古廟
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キリッ
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キリッ
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神は何処にでもいる@梅窩
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ボートに乗ったら気持ち良いだろう、と思う程度には日差しが強い
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メルヘンバイシクル
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坪洲行きの船に乗る前に、レンタサイクル店を発見したわ
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前の人が漕いで後ろの人は籠のごとく座るだけのリキシャスタイルの自転車があるじゃないか!借りてみたいな。

当初の目的地 坪洲着
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中環からアクセスしやすい場所なのに観光地化しきってないのが魅力
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坪洲金花廟
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ごくごく小さな廟だけど、地元の人に大切にされているのが分かる。掃除をしている女性から、保存の為の署名を頼むと言われたので署名をしておいた。

神は何処にでもいる@坪洲
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中環へ戻ると、旅行から帰ってきた気分に
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口を開けたコブラの頭部みたいなあいつ、順調に馴染んでない

あまり疑念も感じずに見つめている香港島のビル群、固定観念を取り除くとゲテモノビルがちょいちょいないか?
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マカオのカジノリゾートに比べればセンスがあるけど

鰂魚涌の家庭用品店
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食器だけでなく店頭に大量のランタンがあったが、鯉(以下略)

太古坊周囲のオフィスエリア
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六本木ヒルズの中にあるビルを思い出すフォルム。きっと中でいけ好かない連中が、汗もかかずに右から左にお金を動かしてるんでしょうね…と貧乏人にありがちな発言

動きたくないけど時間を潰したいので、トラムに乗ってのんびりホテル方向へ
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トラムは何故、乗ろうと思うと自分のホーム側に来ないのか

漸く捕まえると
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次々と自分の側にトラムが来たりするのもマーフィーの法則

仕事を終えた者達を乗せる
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仕事が終わってハッピー!
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HAPPY VALLEY!
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ウェーイ

夜のトラムは乗るだけで楽しいものです
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大坑中秋舞火龍の看板
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この時は、自分も生でファイヤードラゴンが見れると思っていました…<今後の展開を惜しげもなくバラす

バスより、トラムより、お洒落なショッピングビルより
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奥の丸角ビルがツボ。こういう物件だけを集めた写真集がMichael Wolf氏のHong Kong Corner Houses。全香港ビル好きよ、見つけ次第購入せよ!香港の本屋さんではなかなか見つからないが、たまにAmazonで新品が安く出てるぞ。

奥の角丸ビル、塗り替える前の色を知ってしまうと途端にトンチキなカラーに見える
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観光トラムやパーティトラムには、西洋人がよく似合うなぁ。東南アジアに入り浸る白人って、産湯に浸かった時からパリピなのかってくらいのテンションの人が多くない? ※個人の見解です
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ついさっきハッピーバレー行きを撮影してからというもの、トラムの行き先表示が味わい深いことに気づいてしまった
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いたずらに撮影対象を増やしてる

お金を払って降りましょう
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また宜しく~

【ねこ】
2つも島に行ったのに猫に会えなかった。

【日本へ持って帰るお土産】
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・スーツケース用ベルト、運動靴@坪洲の雑貨店
・メラミン食器、茶餐廳っぽい柄のプレート@梅窩の順安百貨
・香港返還記念グラス@西営盤の生活用品店
・青花レンゲ@坪洲の日用雑貨店
・紅花レンゲ@鰂魚涌の生活用品店
・鯉の湯呑、青花の小皿@福成元記

【今後へ生かすメモ】
・乗る船を間違えない。

【全体の振り返り】
行き先を間違えるのも旅の醍醐味。
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2018/9/20 夏だから島に行くし食器を探す【6日目の後半】 [マカオ]

【移動範囲】
十月初五街-(バス)-祐漢-(バス)-マカオ外港-(バス)-水坑尾街-(バス)-蓮渓廟-(バス)-マカオ外港-(フェリー)-上環-(トラム)-宿

【食事】
ビルマ料理の店が多いマカオにあって、何店か店を構えて成功している牛牛小食でランチをば
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緬甸炸醤撈面
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これでもかと具沢山。フライが食感を変えてガツガツいけるけど、タレ含めジャンクな味はしない。麺がラーメンつけ麺店の麺の様でそれも嬉しい。
サービスの檸檬水込で30パタカ。安い。

夜は皇冠小館
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控えめネオン

マカオビール
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悪くないセンスのラベルよね

蝦子撈麵
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蝦子が上出来なのは勿論のこと、歯応えも旨味もありつつ、ボソボソしない麺が絶品。日本でこれを再現するには、博多ラーメンの生麺を作るところにアヒルの卵を持ち込むとか?!

【街歩き】
珠海に接したエリア、祐漢。
5月に所用で上海に行ったから特段強く思うのだが、この街からは中国本土の郊外の香りが感じられる。それが独特なテイストであろう。道々の景色が、返還がこの街に大きな変化をもたらしたことを推測させる。地元の人向けの店の合間合間に大陸の人向けに土産物を売っている店が散見されるし、ボーダー近くには24時間営業スーパーが何軒かある。
また、祐漢の西にある黒沙環は、マカオ有数の人口密集地帯。東京だったらお台場や浜松町近辺の埋め立て地にあるような新築大型マンションが、笑ってしまうくらいひしめいている。道も広く、自家用車と思しき自動車をやけに見かけるし、古くからのマカオの街にない異質さがある。

どことなく中国な祐漢
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突出しベランダのある古い物件も目に付く
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このアパート群が最高でした
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郵便受け
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マニアにはたまらない壁のスプレー文字

入る勇気を試されているビル
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当然のごとく動かないエスカレーター

祐漢には祐漢なりの楽しみがありその点では豊作だが、家庭用品店は不作。
目当ての店は潰れ、残っている店は100均のような品揃えだし、何ならダイソーそのものが出店していた。世界経済のムーブメントを感じることしきりである。
下町を狙ってこのザマでは、マカオで安くヴィンテージ食器は手に入らないという事か。果欄街・關前後街・關前正街に行けば買えるのは知っているが、観光地価格だからなぁ。

お土産でずっしり重くなったので、一旦外港に戻りフェリーターミナルのコインロッカーに荷物を預けることに。場所代で地味に高いが、仕方あるめぇ。

身軽になってマカオ中心部
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マカオやポルトガルの本と雑貨ならこちら、Livraria Portuguesa(葡文書局)
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雰囲気含めて上質なお店ではあるが、求めていたオールドマカオな写真集は無かった

日中はトラウマレベルで混んでいるセナド広場にも一応行くか
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さほど混んでおらず、見て回れそう

時節柄、中秋節飾りがされていた
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台風の影響か、一部設営が終わっていない…

民政総署には
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うさちゃんランタンが飾られていてほっこり
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マカオのポルトガル建築でお馴染みのアズレージョを見る度
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宗主国の芸術センスが香港とは段違いなこと思い知らされるわ

夕方 市内 原付の群れ
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マカオは観光資源が豊富だけれど、電車が無い点が個人旅行客にとっては痛い。バスは分かりづらい路線図(行きと帰りでルートが異なる路線が多い)と荒い運転で観光客への配慮に著しく欠けているし、タクシーは捕まらないし、白タクはトラブルのもと。壮大な計画のもと始まったライトレール建設はいつになったら終わるのか。時間がかかり過ぎてゆいレール級の尻すぼみ案件にならなければ良いが。

さて、家庭用品に関しては失意に次ぐ失意のマカオ旅であるが、17時から蓮溪廟でマカオ最大の蚤の市が開催されている。と、Googleが教えてくれたので向かってみた。

会場の近所の家庭用品店
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商品が台風の影響で濡れていたが、可愛い花柄のヴィンテージレンゲとお椀を格安で入手。運が向いてきたか。

蓮溪廟はちょうど1年前訪れたが、廟は緩かったし、道なりの店は午前中は閉まっていて眠った街の様だった。そんなところで夕方から行われるらしい蓮溪市集はさて。

おうおう、店が開いて通りに品物を出しているではないか
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水を入れたたらいに品物を入れて洗う女性がいて、ここも水没したと分かる。洗っているレンゲが昔のものなので、いくらか聞いたら安かったので1本入手。
香港マカオ基準ではまともな家電を売ってる店も何軒かあったけれど、台風の水害からすべてを守り切れただろうか。

蓮溪廟の前では
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かさばる物が売られていたわ。世界征服をたくらむ不届きものが持っていそうな巨大地球儀、いつの日か買う人が現れるのかしらん?ベッドマットは先の台風で(以下略)

写真に撮った店は大纜巷沿いにある、まだ綺麗な方の店たちである。
市集に関係なく人通りがある通りなので、食べ物屋台も出ていて歩道に円卓が並んでいた。蚤の市兼縁日といった雰囲気か。

廟の裏の区画に行くと、怪しげな雰囲気。端的に言うと、薄汚いものを売る薄汚い店舗が固まっている。電気コードの在庫が多過ぎる店や、洗っても使う気が起きない鍋を衣装ケースに投げ入れ重ねた店など。商売が成り立つのかと不安になるが、ゴミ屋に見せかけていかがわしいDVDを売ってる店もぶっちゃけある。何にせよもう少し片せよ。
内の1軒に、台風で売り物を避難させた為、人ひとり入る通路しかない店があった。避難のさせ方が取り敢えず在庫を詰め込む方式だったので、報道番組で見る汚部屋状態。胡散臭さしかないがピンとくるものを感じ、勇気を出して奥の棚に行きつくとあるではないか、探していた柄が2つ。値段も格安。最後の最後で、お宝に出会えて上機嫌。

すっかり暗くなった下町をうろうろする気分では無いので、トレジャーハント後はバスとフェリーとトラムを乗り継ぎ、真っ直ぐ香港のホテルに帰る。

【ねこ】
マカオは驚くほど猫に会えない。

【日本へ持って帰るお土産】
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・中国茶のティーバッグ、金毛雲南紅茶、正山小種、碧螺春 @華聯公司
 華聯の接客に好感を持ってはいなかった。その点は否定しない。
 だが、今回初めて店主のオジに会って考えが変わった。また行くと思う。
 取扱い茶葉が隣りの英記より多いので、欲しいものに出会え易いし。
・皇冠小館の蝦子
 茹でた麺にこれとフランスの良いバターを絡めるだけで絶品になる。
 値は張るが、お店で食べるより安くあがるので結果的にはお得。
・烏龍茶、壽眉王、龍珠花茶@英記茶荘
 接客にHonestyを感じるのだが、茶葉の種類が少ないのがネック。
 店構えも茶器のセレクトも好みなんだけど。
・黒ゴマ月餅@晶記餅家
 あんこ系月餅の最高峰。うちの母は上海の杏花楼が最強って言いますが。
・牛牛小食の馬拉盞(中辣)
 中辣でもピリ辛。水分飛ばしたボソっとした調味料だが、ご飯に麺によく合う。
大昌老酒廠の醇舊三蒸
 今なお残るマカオの酒廠で手にした、昔気質な米酒。
 ビールの空き瓶に入れられたものが1瓶10パタカ。水のお値段かい。
 本当は料理酒を買おうとしたが、半裸の気の良いオッチャンがお勧めするもんだからつい。
時香花生瓜子の豆菓子
 澳門の豆源。豆菓子は何を買っても品が良い。
 炭焼蚕豆は、ジャイアントコーンの如く平ぺったくカリカリに焼かれたソラマメ。
 香ばしさと程良い塩気で止めらない味。
・四季丰収大きめ碗、四季丰収中くらい碗@蓮渓廟近くの店
 「いくら?」と聞いたらおやっさんが底款を見たので「足元見るのか?」と思いきや。
 2つで20パタカと香港の1/5以下の良心的価格でずっこけた。
 翌年5月にも再訪したが、50年は昔の食器類が安くて感激。
・紅花湯のみ、紅花レンゲ、ハイビスカスっぽい花レンゲ@蓮渓廟近くの店
 昔の食器の柄の名称、香港のフリマサイトでも統一されて無くて困ってる。 
・バラ柄のレンゲ@蓮渓市集

【今後へ生かすメモ】
・蓮渓廟で売っているヴィンテージ食器は、在庫は少なく偏りがあるものの良心的価格。
 キャットストリートやハリウッドロードが如何に高いかが分かる。

【全体の振り返り】
終わりよければすべてよしな家庭用品収集の旅。
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2018/9/20 夏だから島に行くし食器を探す【6日目の前半】 [マカオ]

李錦記の唐楼が水没したマカオも復旧しているじゃろうと、朝一番のフェリーに乗りマカオへ。
マカオ人ないし慣れた香港人に見えたのか、フェリーターミナルでは香港人に出境書類の置き場所を聞かれてしまう。

【移動範囲】
宿-(徒歩)-上環-(フェリー)-マカオ外港-(バス)-三盞燈周辺-(バス)-下環-(バス)-十月初五街

【食事】
朝ご飯は馬慶康南天咖啡室
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タイポが可愛いので、味が今ひとつでも許せそう

先ずミルクティー
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無難な老舗の味。マカオは押しなべてパンや紅茶が香港より美味し。宗主国のセンスが反映されている。

若者に受けている個性的なメニューは朝は食べられないようなので、蕃茄洋蔥猪扒飯&パイナップルパン
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酸味は少し残し、味も濃いめにはしていない。素材のトマトが生きていて、あっさり目のケチャップのよう。炒めて旨味が出た玉ねぎと、存在感のある硬くなっていない塩気のあるポークがよく合っている。
パイナップルパンも平均より上の味。
一般的なメニューがちゃんと美味しいお店は良いお店。

お昼の前に軽食を、滄洲咖啡小食
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地元のメディアからエッグタルトの名店と紹介されていたので

ミルクティーとエッグタルトに
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マカオらしいほろほろしたパイ地に、あっさり目の優しいカスタード。
パン類はどれも美味しそうで、あれもこれも頼みたくなる。同じ通りにある南屏雅敘ばかりが紹介されるが、店員さんがソフトで居心地良し。但し席数があちらよりずっと少ない。

【街歩き】
港から乗ったバスを適当に降りて観光客が少なそうな街並みを歩くと
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光の速さでキュートな建物とボーイミーツワールド ※興奮のあまり意味不明
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良い!
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原付と写っても良い!!

小ざっぱりした密集ビル
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KAWAII

汚らしさはないが
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ブラブラぶら下がった配線は見いててドキドキする。台風のせい?

歩き始めてものの10分で胸躍る建物がポイポイ釣れて、今日は大漁の予感大。大漁旗を掲げてオッカァのところに帰るで!(誰だよ)
旅行者が見たいと思う一般的な観光名所や風景が多いことは、マカオが香港に圧倒的に勝っている点の一つだろう。東洋と西洋の交わりを感じる史跡や街並みが、香港よりも残っている。返還前から、食べるだ買い物をするだといった行動が主になる香港に比べて、名所がある観光地とうたわれていた。
経済的にはガッポガッポでありながら、いづれは中国に返るという漠然とした不安から極度の拝金主義に陥った香港に比べ、返還されるまでのマカオは決して豊かな地では無い。香港のように、建物が活発に新陳代謝されることは有り得なかった。宗主国ポルトガルの戦後史は、イギリスの戦後史のがましに思える程度だし。
自分の体験を中心に幾つかおすすめのスポットをあげると、第一に文句無しに美しい早朝の世界遺産密集エリア。早すぎることはないので、日の出の頃には着くようにしよう。サッカーの審判のような鋭い音の笛を吹く警官もいない夜明けのひと時が、一番美しい。第二に、セナド広場界隈から下環にかけての地域。ポルトガルの裏路地もこうなのでは?と行ったことが無くても想像してしまいたくなるような、カメラが好きな人ならもだえる景色が多数。第三は島側の小さな漁村、路環。カラフルで背の低い家々と、海を見守る中国式廟が調和していて、誰しも旅情を掻き立てられる。別に氹仔でも良いのだが、ちょっと観光客が多過ぎるのだ。中国の郊外っぽさを感じたい個性的なあなたには、国境付近を勧めたい。

三盞燈を起点に街歩き
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原付込みで撮ると、画面が締まって写真が上手くなった気になる

香港のモンスターマンションに行かなくても似たような風景がある中国系の下町
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詰め寄り気味
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引いてみた

昌記餅家
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ゴマ月餅が絶品で、香港の老舗餅家の月餅より美味しい。甘過ぎないあんこが薄皮にぎっしり詰まっている。

三盞燈から放射線に伸びる通りはマカオでも屈指の路上マーケットが広がっている。チープなものや自分使いの食材はここで揃う
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人が少ない瞬間を狙ってパシャリ。国境付近よりここの方が、売っている物の値段が安い気がする

何でもあるのに
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鯉 の ラ ン タ ン が 無 い

神は何処にでもいる@三盞燈周辺
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マカオの観光ツアーに必ず組み込まれる媽閣廟は、マカオという地名の由来となった由緒ある廟。漁民向けの廟として信仰を集め、その近くにある栄えた集落が下環だ。

下環の車通りの裏には、すすけたポルトガル植民地の光景が広がる
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マカオは集落から中国本土までの距離がやたら近く、下環の沿岸部からは眼前に珠海が見える。珠海からボートを出し、すぐ向こうのマカオを眺めるツアーも以前は盛況していたとか。遠くない昔には田舎に過ぎなかった珠海側が都会化している様子が、下環を歩くとよく分かる。
下環も

マカオの住宅には、空間面積を増やす為のベランダが多く残っている
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昔これをポルトガル式と言った自分が情けない。香港側でも見られる様式で、九龍城砦に至っては、突出しベランダの宝庫でした。まぁ、マカオの方が格段に美意識を感じるけど。

完璧な枯れ風景
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撮った自分を褒めたい

下環でイチオシの涼茶スポット
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中医の涼茶。下環街沿いの、下環街市から遠くないところで営業。

神は何処にでもいる@下環
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マカオは香港に比べると人がのんびりしている。風景もそうで、古くから栄えた街には無機質なビルが少なく、どこか懐かしさがある。
それでも確実に変化していて、しかもそのスピードは増している。マカオを訪れた理由の一つに古めの家庭用品店を周るというものがあったのだが、10年まえのGoogleストリートビューにあった小汚い家庭用品店が幾つか潰れていた。人が賑わうところで不動産屋をよく見かけるのも、気のせいでは無かろう。

こちらさん、50-60年代の香港の写真でもよく見る配色の看板で、昔からある店と推測させるに足るじゃないですか
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ところがどっこい、古そうな在庫がさして無かったんですわ

台風の爪痕は感じないままに十月初五街に移動。
飲食店は通常営業していて何てことのない日々のように見えたが、小売店などは店頭で店内の泥を掃き、拭くなどしていた。李錦記から遠からんこの一角が、確かに大型台風で水没したと分かる瞬間だ。清掃作業中の店に入ると、品物は天井近くに集められているし、棚の下の段に置いてあるものは泥まみれであった。香港では、ここまで人が密集するエリアがどっぷり水没することは、今となってはあまり無かろう。難儀なことだ。

さて家庭用品巡りはと言うと、下環同様、古い店が潰れていたり、古そうな店が古いものを売っていなかったり。無念である。
望みは捨てずに、国境の街へ。

【今後へ生かすメモ】
・気になる店は後回しにせず早く行こう。

【全体の振り返り】
普通に見えても水没した跡があるマカオ沿岸部。良いことも悪いことも胸の内に秘めて生きる人間の如し。
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2018/9/19 夏だから島に行くし食器を探す【5日目の後半】 [香港]

香港島散歩は続く。

【移動範囲】
上環-(徒歩)-中環-(MTR)-宿

【食事】
休憩がてら樂古道の嘉豪酒家近くにあるジューススタンドで
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お店の名前を失念したんだけれど、黒板が通りに出ているのですぐ分かると思う。
こちらのお店のご婦人はとても親切で、「源興香料公司に行きたいのですが」と言ったらわざわざお店まで連れて行ってくれた上に、店の人に宜しく言っといてくださった。感謝。
ご婦人と東京の贊記茶餐廳のオーナーには浅からぬ縁があることも分かり、贊記茶餐廳のショップカードを頂いた。帰国後に訪問したが、東京でパイナップルパンや出前一丁にサテー牛肉をのっけたものが食べられるなんて感動。

お昼代わりに瑞記咖啡
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ホットミルクティーと
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西多士。余所のお店ほど外観は凝っておらず「揚げた食パンを切りました!練乳かけます!」な風貌だけど、その分カリッと揚がっていてシンプルに美味し。

早めのお夕飯は九記牛腩
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牛腩伊麺+咖哩汁
昼時は大量の観光客で引く程の行列だから(店から離れたところまで行列が伸びているので、何に並んでいるかを掴むのに時間を要すほど)、クオリティのキープが難しくなってるのかな。されど伊麺と牛バラのハーモニーは未だ一定水準よりは上で、いざ目の前に出たらスルスルと食べられてしまう。好奇心でカレー汁を付けたけど不要だった。

夜のおやつは源記甜品專家の窩蛋合桃露と蛋糕
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気に入りまくりか

【街歩き】
掘り出し物が無いかと思い、摩羅上街近辺を冷やかした。60年代にこの地点を写したものを見ると、白人が喜びそうな安い中華雑貨や、いわれが少しはありそうな器などを扱う店が隙間なく営業している。この時代は輝いていたのだろう。
今はどうかと言うと、残念ながら年々その輝きは薄れている。空き店舗に西洋人や若者が好みそうなカフェやレストランが出来ているのを横目にしながら、ガラクタ屋達は軒並み写真禁止を掲げている。インスタ最盛期に勿体無いことだ。
今時分にそんな塩対応でやっていけるんだろうか?ネットで世界のものが色々買える時代に、ここでしか買えないものはあまり無い。屋台で売ってるポスターや絵葉書といった紙物はオリジナルを質の悪い紙にプリントしたものが主。食器は70年代くらいの大量生産のブツが相場の2~5倍で売っているのがザラ。これでお愛想もないのでは購買意欲は湧かないでしょう。便利な立地にあるからと胡坐をかいてると、その内誰も来なくなるのでは。

唐楼にあることでむしろ高級感が増す宝石店と、その前に駐車する成金お金持ちカー
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唐楼は気づいたときに記録しておかないと、ある日しれっと壊されますからね。時代の流れなのでしゃーない。

香港島の西側はえぐい坂が多いですわね
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カメラが斜めっているなんてこと、決してありません。筆者は斜に構えていますが。

西営盤の八百屋の夜
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照明のつけ方、よく分かってるわ(こぼれるため息)

学生時代、小笠原諸島で買った思い出のTシャツ
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大分くたびれたし、今日着て捨てたわ。今までありがとう!

【ねこ】
PMQ近くの雑貨店Soul Art Shop
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ハッ

看板猫のTiger君(インスタのアカウントも持ってるよ!@soulartshoptiger)
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トニー・レオン級の美形

写真では分かりにくいけんど、手を出すとハイタッチしてくれるお利口さんでもある
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天は二物を与えるのか

お店の方達も非常に親切で、白人に丁寧な商品説明を出来る英語力を持っている。香港島でそこそこのお値段の雑貨屋をやるに不足ない人物で、こりゃTiger君も賢くなるわけだ
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えっへん

【日本へ持って帰るお土産】
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・華僑バッグ、木の自称高級箸10組セット、フィルターバッグ@勤興山貨
・ござ、香港製フードパック@勤興山貨
・香港メーカーのメラミン食器、紅Aのかご@德成號
・魚柄の食器@益記號
・駱駝牌(魔法瓶の駱駝牌とは違うと思われる)の琺瑯@益記號
 モノの本でも紹介されていたけど、益記號は掘り出し物の宝庫でした。
 こちらは12月にも行って大分掘り返したので、もうあまり目ぼしいのは無いかも。
・中華な柄お皿と碗@益記號
・金魚柄の湯呑@キャットストリート
 これなら買ってもいいかなと言う値段で交渉。表面は蓮の花っぽい凹凸があり綺麗。
・源吉林萬應甘和茶@源吉林
 上環蘇杭街に居を構え、土日休み、17時閉店と言う殿様商売で成り立っている源吉林。
 店の入れ替わりが激しい当地にあって、1906年には蘇杭街にあった(!)。
 さり気に世界展開で、香港よりも東南アジアで売れている模様。強い。
 看板商品の萬應甘和茶は、風邪の時に煮出して飲むと、スーッと良くなる。
 50~60年代の写真集では、蘇杭街は中華系の店と中医の密集地と紹介されている。
 源吉林もさぞかし体調を崩した人のお陰で儲かったに違いない。
 風格あるボロ名店と呼ぶに相応しい外観につき、故事を知らないとは入らないが。
・百合根@猫ちゃんを愛でたお店
・香港っぽいくまちゃん柄トートバッグ、タクシー柄ティータオル@HKTDC Design Gallery
 トートバッグはジッパー付きで使い勝手が良い。
余均益のチリソース
・ローストグースのエコバッグ@香港猿創
 可愛すぎて使えない。
・粘土細工の餃子@Soul Art Shop
 お土産用の極小蒸篭の中に入れてディスプレイしている。
・フライドガーリック、花椒@源興香料公司
・ナツメにクルミを挟んだもの@上環の問屋
・ドライマンゴー、陳皮杏脯、野生金柑@王榮記
 源吉林と同じく蘇杭街にあるドライフルーツの老舗 王榮記。
 余所様に出して恥ずかしくない、清潔できちっとした包装に格を感じる。
 量り売りが主のドライフルーツ店よりも、衛生的が日本人の感性に合っている。
 1901年創業だが、現在の場所に移ったのは1986年なので店周りも綺麗。
 通りに掲げられた綺麗で重厚な縦看板にプライドが感じられる。

【今後へ生かすメモ】
・タイガー君の可愛さは超香港級。

【全体の振り返り】
休む日を設けるとバテないと分かった。
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2018/9/19 夏だから島に行くし食器を探す【5日目の前半】 [香港]

【移動範囲】
宿-(徒歩)-西營盤-(トラム)-HKU-(トラム)-中環-(徒歩)-上環

【食事】
トラムに乗って西環の永合成馳名煲仔飯
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名物ひき肉煲仔飯に生卵1個追加。ここに来たら日替わりスープの例湯も外せない。
店員さんは実に感じが良く気がきくし、ご飯のコゲは少ないものの肉の味付けから醤油に至るまで上品。何度行っても他のメニューを試せないくらい完成されていて美味しい。

【街歩き】
西營盤の紙もの屋さん
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壮観オブ壮観。はやりものから定番までたんまり在庫があるのに、良い感じの鯉が無いってどういうこと…

そっと閉店を主張していたので、諸々買い物をして在庫処分に貢献
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食堂の外買で使うような、香港製造のフードパックが何気に売っていた

この猫のウォールアート、シリーズっぽいけど追った人はいるのかな。
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全部を見たいんだけど←他力本願

バーバリートラムを見てバーバリーに行きたくなるもの? ※2度目
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トラムで中環方面へ、ようやっと鯉のランタン風に会えたよ!
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半端にキュートに振ってるからハートに刺さらない

中環の高級住宅通りでは犬の散歩をさせているアマさんさえも気取って見えるが(雇用主の収入とアマさんのイケてる服装度には相関関係があると思う。セレブ御用達の家政婦紹介所は一度見学したいですな…)
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時折ボロビルが手ぐすね引いて私を待ってるから油断ならない

午後はのんびり、中環や上環のウォールアートを探します
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店の看板のタイポがメチャ好み!

鯉不足を補う鯉が現れた
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求めていたのはこれです!

ヘタウマ?
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と悩んでいる内は良かったんだ<回想>

ヘタウマの下手にがぶり寄りし過ぎだろ…このティーカップ夢に出て来るよ。翠華餐廳のティーカップを描こうとしたのか?
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と悩んでいると、伏兵の左端の花を見逃すので注意してくれ

前が前だけにイケてる以外の感想が出てこない
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ブラボー

九龍皇帝を除けば、今の香港で一番有名なウォールアート
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仮に作品の上に落書きする不届きものが現れたら、厳罰に処して良いのでは?(極論)

にっこにこー
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スクールバスがいい仕事してる
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色々問題がある
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香港に根本的にはびこる拝金主義はスクルージおじさんでも治療不可です

よ く 見 え な い
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ウォールアートっぽいウォールアート
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解釈仕切れず

STAR WARSみがある、と言えば宜しいのでしょうか
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落書きされた風に意図的に作ったとは
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やりよるわ←何様

龍を描くとカッコよくなる法則
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カコイイネ

龍を描くとカッコよくな…
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?!!
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浦沢直樹がカルトを描いた時みたいになってますな

店の守護獣ライオン
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と思いきや撤退して空きテナントだった

孔雀
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正統派

何となく人を馬鹿にしている表情のようでギリギリ不快感与えないところを攻めてるブラザーズ
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観光客に人気だった引っ張り蛸だったタコ画伯
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ピクサー映画から出て来たかのような

こいつはピクサーの親玉に怒られるやつ
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隅々まで怒られそう

どんどん載せてくわ
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良さげなものをいくつか見落としてたみたいだけど、アートとの出会いは一期一会だし…悔しくないじっつつつつ(震え声)

【ねこ】
西營盤にゃんこコレクション2018夏
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お店の人に可愛がられたこの子がイチオシ
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美形

お顔が撮れなかった西環のどこかの子
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【今後へ生かすメモ】
・見たいウォールアートは地図に登録しておく。

【全体の振り返り】
中環~上環はウォールアートが点在してるので時間潰しになる。
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2018/9/18 夏だから島に行くし食器を探す【4日目の後半】 [香港]

ガイドブックで紹介されてない方の大澳を見てみますか。

【移動範囲】
大澳-(バス)-梅窩-(フェリー)-中環-(MTR)-宿

【食事】
お昼は昨年に続き大澳威尼斯特色小食
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海と言えばビール
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蝦醤を使ったチャーハンは気取ってないけど美味しいの
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海老と玉子を炒めたものも合わせて。汗をかいた身体に染みわたる。

夜のおやつに源記甜品專家の窩蛋合桃露と蛋糕
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クルミ汁粉に生卵を落とすとはナイス。名物の桑寄生茶ほど強力に甘くないので食べ良い。パサつき気味の蒸しパンをお汁粉に浸すのもオツ。

お夕飯は西営盤の生記滷味
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滷鵝とモツを持ち帰り
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したのだが、臭みもあってオイリーでイマイチでしたな。香港のモツにここまで臭みを感じたのは初めて。この辺りで滷鵝を食べるなら、正斗潮州滷鵝一択でしょう。

【街歩き】
新基街を突き進み、お寺や廟を見学しますかね
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大自然はすぐ傍
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平日の午前中だからか、ここを突っ切るウォーキング好き観光客がいない

龍巌寺
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お寺の人に許可を貰って見学したが(入って良いのかが分かりづらい)、なかなかお金がかかってる

華光古廟
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この八重山諸島感は何…
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西表島のこういうところをカヤックで移動したことがある

右端の緑色の屋根の区画が龍巌寺
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修行したら武術の達人になれそうな立地
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よく建てたよ立派なものを

このルート、ものぐさな私でもハイキングをした気になれるので楽しかった
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神は何処にでもいる
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さてと、観光客の集まる集落に戻ってきました
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昨年訪れた乾物屋に行きたいので、Tai O Heritage Hotelの方向へ
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埠頭に近づくと長過ぎるホースを持つ、海の色によく合った船が停泊していた。消防のお船なのか?
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船体にHONG KONG WATER BOAT NO.1と。検索した所香港水艇有限公司の船で、Facebookによると“我們是全香港最具規模之食水補給船公司”。道理で長いホースなわけ!

大澳、またね
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夜の西営盤
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暫くは、ウォールアートのあるオサレタウンで推してくんですかね

【ねこ】
路地裏ねこ
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かけよりたい

冷やしねこ始めました
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中華 大澳亭

キリッ
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暑いので日陰でお休み中
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ここからは西営盤ねこ。舗頭猫の表紙の子、再び
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お友達も健在
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【日本へ持って帰るお土産】
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・食器色々@大澳の雑貨屋と西営盤の益記號
Fortnum & Masonの茶葉とティーバッグ@レンクロ
・泰記の銀蝦XO醤@大澳永安街の乾物屋
 前回オマケしてくれたおじさんのお店で。
・大地魚粉@大澳永安街の乾物屋
・大澳全記の特級純銀蝦醤@大澳街市街の土産物屋
 熱したピーナツ油にこれを投入し作ったチャーハンは得も言われぬ風味。
・干し白魚@大澳 石仔埗街の乾物屋
 蒸して魚用の醤油をかければ美味しいよ!とお店のお姉さん談。
・干しエビ@大澳 石仔埗街の乾物屋
・漢方スープの素、山薬@舗頭猫の表紙の子のお店

【今後へ生かすメモ】
・源記で食べれば元気が出る。

【全体の振り返り】
暑かったので、疲労も溜まりつつある気がします。
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2018/9/18 夏だから島に行くし食器を探す【4日目の前半】 [香港]

猫の郷に向けて舵を切る。

【移動範囲】
宿-(トラム)-中環-(フェリー)-梅窩-(バス)-大澳

【食事】
朝ご飯は八仙餅家の月餅
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普通。可もなく不可もなく。

【街歩き】
アクセスが限られているため、下手したら澳門に行くよりも時間のかかる大澳。近年は水上住宅とにゃんこの多い秘境として人気のスポットである。
その大澳、海にがっつり面しているため、先の台風で集落の家々に雨水が入ったという事はニュースやSNSで報告されていた。はてさて、様子を確認したいと思う。

集落の移動手段は徒歩か自転車なので、ママチャリ率高し
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鯉♪

写真では語り尽くせない、毎度ゴチャゴチャしてる店
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買うものが無いので深掘り出来ない

開店前の土産物屋、住民の為の店や住居。朝の心地良い時間が流れている
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ん?
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元からボロかった気もするし、台風で被害を受けたようにも見える
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爽やかな空の下 に 廃墟

ここは元から朽ち気味の筈
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細かく砕かれ過ぎ
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隣りの家も迷惑だろ、これは

水上住宅コレクション
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神は何処にでもいる
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天気が良いので
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はい逆光
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前回行けなかった方角の集落にも行ってみましょうかね

【ねこ】
大澳第一ねこ
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スリムさん

廃墟に住まう(?)ねこ
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店ねこと見つめあう
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獲物を捕獲したねこ
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ご主人様に褒められていました

【今後へ生かすメモ】
・何だかんだで復旧は早い。

【全体の振り返り】
ねこ天国。
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2018/9/17 夏だから島に行くし食器を探す【3日目の後半】 [香港]

お初の石硤尾へズームイン。

【移動範囲】
九龍湾-(MTR)-石硤尾-(MTR)-油麻地-(MTR)-宿

【食事】
お昼は石硤尾で。グルメの行く隠れた名店的立ち位置の嵩記牛什
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知らなかったら絶対入らない、美味しいか美味しくないかの振れ幅が激しそうなオープンエア外観

注文したのは牛什面加牛肚
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香港式味付けの場合、米麺は合わないと思っているので敢えての面指定。
内臓オンパレード。澄み渡るスープは適度な塩気が。月並みな表現ではあるが内臓は臭み無く、麺は典型的な広東ボソボソ麺。上級な味を安価で提供している良いお店ですね。色々試したい。

早めのお夕飯は新仙清湯腩
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咖喱三寶飯。西アジアと香港が融合した唯一無二のカレー。いきって中辣にしたらかなり辛い。次回から初心に帰り小辣にしよう。ミルクティーが進む。

夜食感覚で麥明記嫡傳雲吞麵
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ワンタンスープをば。結構疲れたので、珍しく炭酸を注文。

【街歩き】
石硤尾は戦後香港でも指折りの悲惨な災害、石硤尾大火の舞台である。
本土に良い感情を抱いていない香港人がいることを知る人は少なからずいるかと思うが、本人や親世代が合法または非合法な移民/難民として香港にやって来たという者は相当数いる。戦後に本土から人々が大量に押し寄せたことが、香港の工業化を、ひいては香港の経済発展を支えたことは有名な話。ま、戦中に人口が激減したのは日本軍も関与しておりますが。日本占領期は香港における暗黒時代で、実態はともかく紳士と自称している英国様とは一味もふた味も異なる日本軍により、人々はひもじい生活をせざるを得なかったそうな。日本軍のやらかした重要なことのひとつに、ときめきを感じなかった九龍城をさくっと壊し空港増築の資材に使ったことも付け加えたい。モッタイナイ精神を香港でも発揮する我らがニッポン。コンマリが世界のセレブになるより、70年以上も前の話である。
閑話休題。兎にも角にも終戦後、元から住んでいた人が帰ってきただけでなく、内戦を逃れ本土からやって来た難民も加わったことで香港では住居が不足した。難民たちは粗末な建物にまとまって住んでいたが、こういったところは火災が起きやすく、旺角の北にある石硤尾でも火事が起きた。それが、周囲を焼き払い6万人近い人が家を失った石硤尾大火だ。
住むところを失った難民は路上生活を強いられることとなり、惨憺たる事態を重く見た政府は、火災の現場まわりに公営住宅の建設を決める。70-80年代のお土産用カラースライドでもお馴染みの石硤尾邨(YHで有名な美荷樓も石硤尾邨の内の1つの建物)だ。これを口火に、香港全土に大型の公営住宅が建てられることとなる。
余談だが、あのジョン・ウー監督も幼き日の石硤尾大火によりホームレスとなり、石硤尾邨に暮らしていた。治安の悪い場所での暮らしや貧しい日々の中、映画と信仰に安らぎを見出したジョン少年。当時の暮らしは、成長した彼が造る映画の作風に多大な影響を与えている。石硤尾大火で財産やIDを失い台湾移住が叶わなかった大陸出身者が、ハチャメチャな香港映画界から世界の大監督に、お馴染みの戦闘シーンの白い鳩のように羽ばたく!彼のサクセスストーリーは、戦後の香港の混乱・貧困・発展・成長が凝縮されている。

さて、南山邨に着いた。こちらも石硤尾にある公営住宅で、70年代の創建時の様相を保っている。先述の石硤尾邨は今風なマンションに建て替えられてしまっているので、石硤尾の大型団地を知るにはうってつけの教材であろう。
深水埗の西側は戦後に埋め立てられた範囲が広いこと、坂道が多いことなどを鑑みるに交通アクセスが凄く良い場所では無かったであろうことが想像できる。現在でも、ここから歩いて石硤尾街市に行くのは骨が折れるほどだ。

そんな訳で、団地の中に南山邨街市なる街市が併設されている
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店舗数も多い。食材の店から金物屋や雑貨まで一通り揃っている。

飲食店もよりどりみどり
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冬菇亭という今や絶滅危惧種の飲食店の集合体もある
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キノコ型の屋根を持つ熟食中心と言ってしまって良いのかしらん?

食器の詰まったコロコロを持っているので、全容は見学し切れず。近隣は公共住宅が多いので、次の機会に。

経済活動は行われているものの団地前の坂は
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倒木

街市好きなら行かねばならない石硤尾街市。観光地にありがちな街市とは比べ物にならない店の数で、どこまで見たか分からなくなるほど。文字通り何でもある。非生鮮の店の数と種類の多さは、街市の規模の大きさを把握する際に目安になると思う。正直肉魚は、いかに小規模な街市であっても選択肢があるので。
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周辺にごった煮の如くある集合住宅の胃袋を支えるに相応しい規模

熟食中心もあります
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夜は超凄いらしい←雑な紹介

香港を旅すると「日本に行ったことあるよ」という人によく会うので驚くんだけれど、この街市の魚屋のお兄さんも「日本人?最近行ったよ」と話しかけて来た。どんだけ日本旅行が流行ってるんだ。
昔は日本人が多数香港に押しかけていたけど、今や逆転してるんじゃないですかね。富裕層じゃない人も実によく訪日している。

Kが少し傾く姿が愛おしい
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再建し、筆舌に尽くしがたい変貌を遂げた石硤尾邨
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つまるところのコレジャナイ感

油麻地にて、大げさな規制線が張られていて何じゃと見くびっていたら
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台風で看板がぶらぶらしてしまった模様
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食後に通りかかったら地面に降ろされていた。一安心ですね。

返還してからというもの、香港のシンボルの1つであった横に伸びたネオンの看板が続々と消えてなくなっている。その事実に関して色々言う人もいるようだけど、仮に政府が看板の管理に関して厳密に規則を作ったとして、看板の持ち主達がそれを遵守するかは怪しくないだろうか?台風とは関係ないところでも、香港では窓やら看板やらが落ちることがちょくちょくあるようだし。
香港の人が議論するのは良いとして、部外者がそこにまで口を挟むなんておかしな話。坊主憎けりゃ袈裟まで憎いもここまで来たかと。

香港お馴染みの壁広告
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落書きの上に書き足す情熱よ

いつも時事ネタを攻め過ぎている勝利麻雀の壁の絵も見に行きましょうね
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世界の政治家シリーズは神だと信じてやみませんが、今回は俳優さんですね
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作者は天才よね。最低でもやくみつるの48,000倍攻めてる。

西営盤に帰ったら
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ローワン・アトキンソンのそっくりさんが何故かいた
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カメラが近くに無いのに、Mr.ビーンになりきりクマのぬいぐるみに話しかけるわスマホで何者かに報告してるわ。遠目にはそっくりだったので、最初は心を病んだガチアトキンソンさんかと思いました。
今にして思い返せば、ただのそっくりさんが誰からも反応されないのに物真似をし通していたことの方がよっぽどスリリングなネタな気がする…。

【ねこ】
石硤尾街市ねこ
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この子達、おいくらですか?

油麻地こねこ
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聞き分け良いのね

西営盤の家庭用品店の子
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ちょこん

【日本へ持って帰るお土産】
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・食器色々@粤東瓷廠
・駱駝牌魔法瓶&ステンレスカップ@Camlux Hotel
 飾ってニヤニヤしてるので、使用していない。
・スリッパ@先達商店
・タオル、器、レンゲなどなど@黑地
・メラミン食器、スプーン@上海街の色々な店をはしごして
・お肉に穴を開ける道具、中華なプラスチック箸@石硤尾街市の雑貨屋
 余所の街市より物価が安いと感じた
・のど飴、湿布
・月餅@八仙餅家
 可もなく不可も無く。
・港式ミルクティーのもと
・コーンスターチ
 スーパーのオマケ品。
・李錦記の瓶詰にんにく
 これを蒸し茄子にのっけて中華醤油とピーナツ油を垂らすと最高です。
・チキンスープパウダー
・マッシュルームパウダー
 チキンパウダー以上に良い。
・料理用紹興酒
・李錦記の火鍋の素
・中華黒糖
・陸羽のティーバッグ

【今後へ生かすメモ】
・台風の翌日は頭上注意。
・海は荒れが収まっていないので、船も乗らない方が無難か。

【全体の振り返り】
出来る範囲のことをめいっぱい楽しみました。
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2018/9/17 夏だから島に行くし食器を探す【3日目の前半】 [香港]

台風は過ぎ去ったが、交通機関や観光地、店の復旧状況は以下ばかりか分からぬ。ホテルの部屋がしきりに揺れていた影響で、筆者の体も心なしか浮遊感が。適当に過ごす1日とする。

【移動範囲】
宿-(徒歩)-上環-(MTR)-九龍湾

【食事】
地元のご老人たちの胃袋を掴んでいる蓮香居は、台風もなんのその。朝から通常営業です
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ワシが見守っているから当然じゃよ
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地樓の売店も品物のストック多めだよね
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自分は買わないのでわからないけど、固定ファンがいる模様

蓮香居は地元の固定客が多いので、観光ガイドに紹介されている割に初見殺し気味。入り口付近にいて微動だにしない会計の女性などに、どこに座るべきかを確認した方が無難。(ガイドブックで紹介する以上、こういう点も記事でフォローすべきだと思うんだが)

大人の事情で蓮香樓の姉妹店として創業した店なので、老舗のオーラに反して歴史は浅め。だが道具類は年季が入っていて、店内には推定70~80年代製造なヤカンがゴロゴロ転がっている
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しかも現役ですの
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近年では作られていない形状のものなので、蓮香樓からかっさらってきた譲り受けた物なのかと勝手に思ってる
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手前の子も良いけど、奥の子も捨てがたい…。売 っ て く れ

朝ご飯です。取り敢えず目の前に来たので蝦餃と焼売
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煎蛋牛肉飯
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端的に言うと、ご飯の上に飲茶の定番牛肉球を平たくしたものと目玉焼きをのせたものですね
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別皿で供されるので自分でのっける。ハズレの無い大衆的メニューかと。
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お砂糖がどっさりかかった中華ドーナツ。これもハズレ無いわよね。

洗練されている味では無く、絶品って訳でも無い古典的なスタイルの飲茶の割に(観光客があまり行かないような下町の庶民的な店と味付けに大差ない)、お得感の無い価格設定なんだよなぁ。土地代と絶滅危惧種のワゴン式飲茶を守っているという点がオンされているとは言えだ。
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この店では、“古き良き飲茶文化に対してお金を払っている”と思うことにしている

【街歩き】
上環のビルの入口チェックからスタートです
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はぁ~、好き

土のう感覚でオフィスビルの入口に置かれた障害物
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台風対策…??

台風とは無関係にぼろっちい外壁なのでご安心ください
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評判の良い店なので、いづれお邪魔したい

絶妙に色味が合ったトラムコンビ
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このトラム装飾を見てバーバリーに行きたくなるものだろうか。。

昨年の経験から、台風の翌日でも絶対に開いていると確信のある粤東瓷廠に朝一で訪問
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ここも確実に値上げが進んできているけど、高齢の職人さんの引退が遠からずあると考えると仕方ないことかもしれない。
またしても嘉麟樓の食器を買い足してしまった。どの料理も邪魔しないシンプルモダンなデザインが気に入っている。ここで食べたことは無いんですけど。

九龍湾は工業ビルの宝石箱や~
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マニアにはたまらんですばい

台風の爪痕が結構残ってましたわね
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木が倒れるの、分かる
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標識倒れるの、分かりみが深い
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消火栓の片方が抜けてるの…分からん

【ねこ】
西營盤か上環のお店の子
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ちょっぴり開いたお店のシャッター越しに

【今後へ生かすメモ】
・交通機関の復旧が早いからと言って、全てがいつも通りという訳では無い。

【全体の振り返り】
線路上に落下物があっただろうトラムが朝から運行していた点には舌を巻いた。同じ頃、自然豊かなランタオ島のバスは、当たり前だが復旧作業中であった。
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2018/9/16 夏だから島に行くし食器を探す【2日目】 [香港]

平成最後のスーパー台風マンゴスチンを経験してしまった筆者。

【移動範囲】
宿-(徒歩)-西營盤-(徒歩)-宿

【食事】
お夕飯は近所で買ってきた赤い袋のブツと、昨日買った白ワインと台湾の柑橘類
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右脇にある空のカップヌードルと葉香留の涼茶が夕方までの貴重な食料でした…

いざ尋常に御開帳~
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正斗潮州滷水鵝專賣店の滷水鵝。近所の同種の店より味も完成度もずっと上。イマイチな店は食べ進めていく内に飽きたり気持ち悪くなったりするものだが、こちらならいくらでも食べられる。完成度を考えると安いくらいだ。
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マールボロの青々したソーヴィニヨン・ブランにも合いますね

【街歩き】
海外でもニュースになるレベルの凄まじい台風マンゴスチン(記憶に残すべき被害をもたらしたので、今後発生する一切の台風にこの名称は使われないことになった)が来たので夕方まで一歩も外を出なかった訳だが、カップ麺と昨日買ったエッグタルトで日中しのいだツケで空腹なり。安全の目安となるシグナルも下がったことを確認し、食べ物と水だけでも買おうと外へ。

外を出ると公共の交通機関は止まり、車も無い、香港とは思えないほど通りは静か。
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走ってはいないがライトアップはしているトラム停留所
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同じところを色々な角度で撮りましたけど、どれが一番ですかね?※受け手に選ばせる迷惑法式
ほうぼうを歩いて写真を撮りたい気持ちもありましたが、人通りの少ないこんな時に万が一にも事件に巻き込まれたり、落下物に当たり命を落とすなどあったらアホ過ぎる人生の終わりになるので自粛。

目に入ったボロい郵便受けをパシャリ
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ふと思いつき、飲食店が軒を連ねる街市のある坂道へ。目論見通り歩行者がぞろぞろと。灯りの灯る店がまばらにあるのだ。
冷や飯を食べることを嫌う地元民が続々と店に入る。普段は客の取り合いを繰り広げる店主たちも、敵の少ない今日は開けてるもん勝ちだ。
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仕込に時間を要す店も開いているので、彼らは台風通過を見越して準備をしていたということか。商魂たくましさには脱帽。

個人経営の小規模な店は勝手にやって貰うとして、一企業たるマックまでも開いていたのは道理に合わない
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警報解除前から店にいたとしか思えないのだが、ブラックなの?!ブラックマックなの?!

昨日からの我が家、Eco Tree Hotel Hong Kong
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この期間は工事中だったので、台風とは関係なしにエレベーター周りがエブリデーこの様子。部屋数があるのに下からのエレベーターが2台しかないのも大概だが、その内1台が日中作業に使われていたので不便でしたわ。
そのマイナス点を差し引いても、スタッフは皆さん親切だし、部屋は清潔、MTR・トラム・バス全てにイージーアクセスできる立地は申し分なしだし、新聞も毎日来るのでお値段以上の宿だとは思う。

【ねこ】
当然ながらのノーねこちゃん。
台風のときって、お店ねこはご主人様のお家に連れ帰って貰ってるんでしょうか?心配です。

【今後へ生かすメモ】
・贅沢言わないで、前日にカップ麺を買いだめすれば良かった。
・良いレストランが入っている、高級寄りのホテルに宿泊している人が心底羨ましかったです。

【全体の振り返り】
部屋でDear Evan Hansenのサントラ流しまくったり、TVで地元のニュースを流したりして、台風を気にしないように努めたが部屋はずっと揺れていてスリリングであった。
滞在中の適当なタイミングでマカオに行くつもりであったが、翌日の新聞には李錦記の唐楼の柱の部分が、人間で言ったら首までつかる勢いでガッツリ水没している様が掲載されいた。
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2018/9/15 夏だから島に行くし食器を探す【1日目】 [香港]

↓序文はすっ飛ばして頂いて構いません↓
【はじめに】
今までの旅行記は、ローテク半端ない感じでいちいち手仕事で画像サイズを変えていました。食事写真と風景写真で微妙にサイズを変えている事もあり、読者の皆様には謎でしかない運用でしたね。お恥ずかしい限りです。
今回からは心機一転。画像一括変換ソフトで写真サイズを変えることにしました。いやぁこれ、すっごい楽ですね。(知ってるよ!)されど画像の重さなども鑑み、ハイスペックスマホ全盛の時代に反し画像サイズは従前通りの保守的なサイズで掲載していきます。
旅行というものは、旅行記を書く際に記憶を反芻することで更に良いものになると日々感じます。これからも時間を見つけては、第一に自分の為に香港旅行記をまとめたいと考えています。個人的な記録ではありますが、皆様の暇つぶしに幾ばくかでも貢献できればこれ幸いです。
↑序文終わりました↑

香港エクスプレス深夜便で香港にたどり着きました。
1月のポンコツ対応で懲りたのでANAの深夜便は意地でも使いません。きゃつらは青い機体を鶴につつかれて塗装がハゲてしまえばいい。

【移動範囲】
香港国際空港-(MTR)-西營盤-(トラム)-中環-(徒歩)-上環-(トラム)-西營盤-(MTR)-錦上路-(MTR)-美孚-(MTR)-佐敦-(MTR)-西營盤-(MTR)-銅鑼湾-(MTR)-湾仔-(MTR)-宿

【食事】
エアポートエクスプレスの始発待ちにつき、2タミのセブンイレブンでした水分補給が初ご飯
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今回初めて2タミ側で時間を潰したが、施設が新しいから綺麗で広いし、人が少なくて快適だった。エアポートエクスプレス乗り場前は、相も変わらず一部の疲れ切った旅人でベンチが占拠され殺伐としていたのとは対照的である。

宿に荷物を預けてからの朝ご飯は劉秋記粉麺
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香港の下町のおばちゃん達って、東京もん目線で見るとオラオラしてるように見えがちだし、無愛想だし、せっかち。この傾向が、多くの観光客を新興レストランでのキラキラインスタ旅に誘う要因の一つであると考えている。香港迷(※香港ファンのこと)は香港愛が強すぎて香港人全般の態度や素振りをやたら肯定的に受け止めるけれど、よりソフトで親日っぷりを感じる台湾に観光客が向かっていく現実を認識した方が良い。私自身も香港の飲食店の女性の親切さや、(日本人の勤務時の態度とは異なれど)仕事はきちっとしてるなぁと日々と感じるけれど、リピーター過ぎるリピーター達の視点を初心者に言い含めるなんて無理があるよ。

長くなったが、このお店は香港島の下町、西營盤に最近出来た店である。このお店のご婦人方はちゃきちゃき・きびきび働きながらも圧を感じさせない接客で私を迎え入れてくれた。別の日にも行ったので本旅行で都合2回行ったことになるが、応対者が誰であれ感じ良いのは凄く素敵なこと。ひところより衛生的になった香港ではあるが、下町の麺屋で、ある程度の清潔感と気分の良い接客、適切な値段感を兼ね備えた店は限られるので感心した。
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先ずはミルクティー。定食屋のごくごく平凡なミルクティーですな。

イチオシの蝦子撈麵に韮菜餃と水餃を付けてもらいました
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香港のボソボソ麺ではあるものの、絶望的にくっついている状態では無く平均より上の美味しい蝦子麺だなと。付け合わせのスープも標準的なあっさり目のスープ。
秀逸なのはお値段以上の価値があるジューシーな餃子。特に韮菜餃は、ニラとざくっと入ったエビで風味しっかり。麺のお供だけでなくホテルに持ち帰ってお酒と共に頂くのも良さげ。この他にもつまみに良さげなメニューが幾つかあるのだが、そこは下町。毎日18時に潔く閉店する。

朝ご飯の後にはデザートですよ
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中環の有名すぎる店 蘭芳園

店の代名詞、絲襪奶茶
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名前の通り滑らかなミルクティー。ミルクティーの名店だけあって、ただ濃くてカフェイン過剰な店、尖り過ぎてお砂糖入れてもしんどいような店、味がインスタントすぎる店とは段違い!
こういうところで朝お茶を飲んでからスターフェリーに乗り、海の見える静かな場所でコーヒー片手に読書をしながら、ゆったりと午前中を過ごす…旅先でのそんな朝はまっこと優雅だなぁといつも思うけれど、未だ試せたことないよね。

西多士
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最近のインスタ映え系レトロ風茶餐廳の西多士って、凝り過ぎててコレジャナイってことありません?そういうのと違って、オーソドックスで安心して向き合える昔ながらの西多士でした。

通りに面しているところを屋台で塞いでいるので入り口は狭いし、中もさほど広い訳では無いのでお店は観光客と地元客で朝から混雑。
中環はキャパ以上に有名になった老舗が幾つもあるので、家賃と再開発のタイミングが気になってしまいますね。下町の老舗の創業時の写真、現在の姿、設計図、土地の広さ、借地権の有無や更新時期をデータ化したものが出版されたら是非購入したい。(とか言ってたら翌年5月に常常集品のケネスさんから懐かしの茶室を集めた写真集を頂いてしまった…)

お昼を食べ損ねたので、ホテルで泰昌餅家のエッグタルトと多多餅店のミルクティー(砂糖入り)を
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朝8個買って箱に入れて貰ったので、日中持ち歩いていても泰昌餅家のエッグタルトは形が崩れていなかった。8個も買い過ぎではとこの時点では思っていたが、翌日は髪一本も屋外に出せないような荒れ模様だったのでこれが貴重な食料となった。
多多餅店は潰れて欲しくない店なので、ヌガーだけでなく飲み物など色々買っておきたい。私の心配もよそに、レジは常時複数名スタンバイしていて大繁盛ですが。

夜はLee Tung Avenue近くにあって地味に気になっていた牛魔王清湯腩咖喱專門店
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オンリーワンを追求した新仙清湯腩咖哩專門店を知っているから物足りない感じがしたけれど、ボリューミーで少し甘みも感じる香港式の普通のカレーなんだからもっと味わって食べるべきだった。反省である。

【街歩き】
初日のホテルは西營盤に取った。上環に隣接した地域でありながら絶望的に強烈な坂を抱えていた為、2015年にMTRが開通するまでは限られた交通アクセスの中で発展していったエリアである。
イギリス人が香港島に上陸した頃、中国の片隅の小島に過ぎなかったこの島なりに賑わっていたところは赤柱と筲箕灣だったそうだ。
島がイギリスのものとなった折に、中環が白人に、上環が追いやられた中国人の住む場所としてあてがわれ、200年もしない間にそれぞれ金融街や下町として著しい発展を遂げた。反面、赤柱は観光資源のスタンレーマーケットがあれど浜辺の小さな村であり続けたし、筲箕灣に至っては70年代の観光局発行の英語のガイドブックをして「不法住居がわんさかあり、朝はそこの住民が通りの蛇口の水を失敬しています」とお察しな表記をされていたのだから、運命の神様はいつも気まぐれだ。とは言え両者も近年は再開発が行われている。

近頃観光局がオールドタウンセントラルとして中環を、懐かしの下町として上環を推すのは「香港が今日の香港となった時の始まりの地がこのあたり」という理由による。観光客向けに往時の歴史遺産をリノベーションするのが今の香港。一方で、外国人の与り知らぬところで英国植民地時代の建物を次々取り壊すのも今の香港。
この話題はこの一文で金輪際終わりにしたいのだが、香港迷は香港独立支持派じゃないと駄目みたいな風潮はナンセンスだと思っていますので、基本的にその手の話題にはノーコメントです。香港愛をそこで推し測るのはどうなのよ。香港政府観光局に頼まれた仕事をしているライターにでも文句を言ってください。

明日は超大型台風が来るというニュースで香港のTVは持ち切り。今日中に買い物を出来るだけしようとの決意を胸に、朝の中環を行く
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この街は消火栓すらもイケイケゴーゴー

愛しの九龍醤園が開くまで時間があるので、コロコロを手にぐるぐるお散歩
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ん?
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チャラ男じゃない方の慎吾さんアート発見。アジアの著名人が深夜に描いたかと思うと胸アツ。

このゲーセン、いつも通る度に気になっているけれど
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「不良がたむろしてるからゲームセンターには行くな」と子供の頃母から口酸っぱく言われていたので、行けてない。つーか、今でも不良はゲーセンにいるの…?「高架下で薬物が!中毒患者が一般人を!」とか、「新界でショバ代を払わない店をヤクザが襲撃!」な香港ローカルニュースは見るけど。

金融街のうっしっし
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後ろの青いシートが気になって仕方が無い

九龍醤園(何度も通っているし通算10万円は軽く使っているであろうに、未だ店の写真を撮っていない)に寄ってから上環の檸檬王に。
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数年前からの大流行で相当儲かったようで、懐かしのこの販売用屋台の近くに
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路面店を建てていた!値段も確実にじわじわ上がっているが、きっちりパックされているので海外に持って帰り易い。品薄気味だった甘草檸檬が以前より安定供給されているのも◎。

インテリアに使えそうな物や、食器を求め訪れた錦上路。田舎なので自転車普及率が高く
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駅前の橋には大量の自転車。緩い施錠を見るに平和な場所なのだろう。

都市部には無い長閑さ
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日本のサイクリングロード沿いもこういう風景あるよね

駅周辺には可愛い建物がいっぱい
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気のせいで無く三層からなる建物ばかり。これがイギリス統治前から新界に住んでいた人の子孫の典型的な住宅、いわゆる丁屋なのだと帰国後に知った。
常々田舎扱いされる新界ではあるが、その実尖沙咀だ中環だとは比較にならないほどの由緒ある土地だ。皇帝がいた時代には、周辺を治めるお役人を多数輩出した家系だって暮らしていた。新界に元から住む人々には客家系が多く、今日でも街市で買い物をすると隣りには客家特有の帽子をかぶるご婦人が、ということがある。イケイケドンドンで新界を租借したイギリスをしても、武器を取り断固抵抗した彼ら新界の人々には大層手を焼いたそうだ。観光用や住居として保存されている往年の先住民の堅牢な家々を見れば、攻めるのに苦労したことが容易に想像出来るだろう。
争いや抵抗の後、イギリスは「新界を安心して統べる為には先住民の協力が不可欠」判断。それから21世紀の今に至るまで、新界の先住民は九龍や香港島にいる人々よりも政治的に優遇されている。その1つに新界小型屋宇政策も含まれよう。三層以下にすべしという点と広さに関して規定はあるものの、彼らには一生に1回家を建てる権利を認めるというものだ。あこぎな家主からえげつない家賃を請求される都市部の人々とはえらく違う。

錦上路ベスト丁屋はこの子ね
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少女漫画の舞台になりそう

錦田紅甎屋
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新界にしてはイケてるリノベ系ショッピングゾーン。
木工品の店が多いという噂通りではあったが、THE郊外の割に木工品の値段が思ったより高い…。木工品以外の店もあったが、コテコテ中華でないがハイセンスとまではいかない系の店ばかりで消化不良。

森芸銅器有限公司
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錦上路はおろか、新界全部をひっくるめてもトップクラスに良質な中華風インテリアが買えるお店であろう。
店内には食器から木工品から銅器まで色々取り揃えてあり、値段も良い感じ。品揃えもセンスも外国人が喜びそうなところをしっかり押さえていた。英語が通じるフレンドリー且つ親切なファミリーが接客してくれるので、オイラは香港からシンガポールにでもワープしたのか?!と錯覚してしまうほど。こりゃあアジアをどうこう言う割に存外ケチな財布のひもが固い西洋人達がgoogleマップで絶賛しているのも分かる。
富豪になった暁にはリッチな配偶者と一緒にこの店を訪れ、広いお庭に飾る中華な石像やリビングに合うシックな棚を買い求め、「海外発送してくれるかな?(微笑)」ってやりたいんだけど。当方が直ぐにリッチになれるか謎なので、既にリッチな皆さんはどうぞこのお店でお買い物をしてください。ハリウッドロード辺りの店と違って良心的です。

リピーターのお姉さま方が上環以西に宿を取るのも納得なほど、西營盤は趣がありつつも圧の少ない古典的な下町でいて、最近建てられた小洒落たカフェや飲食店がスッポリ綺麗にハマる場所である。九龍半島の最近ホテル建設が行われつつある旧工業エリアは、そこここに拭いきれないオラ感が漂っていて、私でも「アウェイ感あり過ぎぃ~」と呟くほどですから。それが西營盤には無いよね。

夕刻の西營盤
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お前は明日の大型台風を知っているのか知っていないのか

湾仔 Lee Tung Avenue近くの店
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中秋節が近いので、長らく探し求めている“手作り感のある鯉の提灯”を旅行を通してあちこち探し回ったが、そこはマネー最愛の香港。金魚ばっかりで鯉はまず無かったし、あっても求めていたのと違った。

Lee Tung Avenueの店々は明日の台風に備えイケてる店も全部ガムテで目張りしていた
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ここに限らず至る所でガムテが活躍していて壮観だったので、もっと記録しておけば良かったな

香港島で泊まる時はHopewell CentreWatson's Wineで適当なワインを買って部屋で飲むことが多い。
Hopewell Centreは観光客が行くことの無いビルだが、建てられた当時はアジア一の高さを誇っていた歴史ある建築物だし、展望レストランも現役で稼働している。が…ビルの下のMcLarenでも
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ガムテを貼っていた。貼るなら貼るで、もっと色々貼らんで良いのだろうか?
一瞬、強盗が入って規制線が張られたのかと勘違いしたのは秘密。

【君のマナーは。】
昨年から香港MTRを席巻している君の名は。風味のMTRのマナー啓蒙ポスター。詳しくは当ブログや当ブログの本館の過去記事を読んでほしいが、この記事が特に詳しいんだぜ。
とにかく、これの新作を見かけたらなるべく撮るようにしているんだオイラは。

今回の新発見。車内でアニメが流れていた
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ぶつかってしまい「ごめんなさい」。流石香港、字幕には英語もあるぜ!

車内でドギマギしている甘酸っぱい両名
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1年は続いているこのシリーズだが、このヒーロー(学生なのかフリーターなのか)とヒロインっぽい人(それなりの企業でそこそこ仕事してる会社員風)が格差婚する付き合う未来はあるのか。それとも永遠に付き合いそうで付き合わないままシリーズが終了するのか。付き合うまでが一番面白いっていう廚二病的観点もよく分かるだけに、彼らの今後にはより一層注視したい。

駅係員の女性
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素敵で優しいお姉さんのお願いを無視する奴は人間じゃないよ!(偏愛)
奥の男子高生もお馴染みのキャラだけど、可愛い女子高生にフラれたのか、単に最寄駅が違うのか…。

【ねこ】
西營盤ねこ
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ふてっとしているけど可愛いお顔ね!

【日本へ持って帰るお土産】
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・漢方色々
 日々煮出して飲んでいるんだけど、枇杷葉は喘息の私に凄く合っているようで重宝している
保眞の蜂蜜
 あっさりしつつも自然でしっかりした甘さで日々のヨーグルトが格段にゴージャスになる。
 錦上路のフリマに出店しているので、そこでなら確実に買える。
 小笠原の島はちみつはプレミアが付きすぎたので、蜂蜜はこれ一択で良いや。
・レモン系アイテム@檸檬王
 何店かの店の甘草檸檬を食べたが、ここのは格別。味がまとまっていた。
 本土の皆々様が爆買いする理由が分かったわ。
・多多餅店のヌガー
 誰に渡しても好評なので、最近人へのお土産はこれ一択
・九龍醤園の調味料
 色々な人に語られているお店ではあるけれど、盆鹽と言うお塩はまだ知られていないかな。
 スープなどにちょっと入れるだけでたちどころに味がビシッと決まるのでオススメです。
 画像左下のビニールに入った黒い謎の塊がそれです。
Fortnum & Masonのお茶類@レンクロ
 ティーバッグが充分に美味しいので、ティーバッグだけ買っても良いかもね。
 販売しているデパート(レンクロ)の店員が毎度毎度誰にあたっても高確率で残念な接客。
 売ってる物の値段は異常に高いんだけど…。
香港仔有記粉面廠の調味料
・餃子汁、花椒@八珍
 餃子汁は大のお気に入り。巣鴨のファイト餃子との相性はバツのグン。
 お酢の甘さがあるから、水餃子や揚げよりの餃子と相性が良いのでしょう。
・鹹檸檬@蘭芳園
 喉に良いそうなので、ジャムに加工して冬場に食べていた。
Nicole's KitchenのXO醤@Citysuper
 香港製造のお高いXO醤。素材の良さは感じるけど、ニンニクを効かせ過ぎ。
 これでは高級感が損なわれませんかね。
 ペニンシュラとかカオルーンホテルのお高級XO醤の様にディップに使うことは出来ないな。
・お茶@裕華のお茶店
 頼まれ物を中心に。金駿眉のティーバッグは使い勝手が良く味も悪くない。
 金駿眉の本物よりずっと安いので、「っぽい」やつなんですけどこれで十分。
・第一坊有機冷榨花生油@裕華
 香りも良く、生でも、勿論加熱して料理に使っても美味しくてお気に入り。
・Concrete Stories
 最近の香港を撮る写真家では一歩も二歩も抜けてるRomain Jacquet-Lagrèzeさんの新作。
 切り取る対象、切り取り方が天才的。
 彼の撮る建物シリーズにハズレ無し。香港オタクじゃない人も手に取って欲しい。

【今後へ生かすメモ】
・買い物重視で無く、台風に備える街を撮ることに時間を割いても良かったかも。
・ホテルで食べる食料をもっと買えば良かった。
・錦上路のフリマで気になる店があったのだが、台風に備えて今日は休業だった。ショック。
・上記以外にも閉めている店があったので、大型台風接近中の日は考えて行動しないとですね。

【全体の振り返り】
シャレオツな店も50~60年代に建てられたであろうボロビルも、等しくガムテで窓を補強する様いとをかし。
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2018/1/10 日本的には新年の香港&マカオ【最終日】 [香港]

【移動範囲】
宿-(シャトルバス)-九龍駅-(エアポートエクスプレス)-香港国際空港

【食事】
觀塘の鴻星海鮮酒家で朝ご飯。
ANAのアレすぎる対応のせいで空港でお昼を買う精神的・時間的余裕が無く、これが香港で食べた最後の食事となってしまった。

咸水角
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朝なので揚げは一品だけで

腸詰と鶏のご飯
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土鍋でほっくり炊かれたご飯の為、多くの日本人にとって違和感のない固さに仕上がっており、パサパサもしていない。具の味付けも、ご飯にかけるお醤油も品が良い。
滞在中2度食べた煲仔飯より、このご飯の方が感激した。次も必ずご飯ものは頼むと思う。

炒めた青菜が入った餃子
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プリプリは焼売で楽しみたい派なので、蝦餃より断然こちらの方が好き

牛肉球
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定番なので

鴻星焼売王
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2個入りか4個入りか選べるのが有難い。シュウマイスキーとしては頼まずにいられない。プリプリ。

千層糕
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中華黄身あん好きには嬉しい点心。塩気も含んだ黄身あんが層になっていて、ボリュームもある。

鴻星海鮮酒家はホールスタッフも値段の割にレベルが高くて、カトラリーも統一感がありモダン。安価にのんびり気持ち良く朝を過ごすなら、こういうお店を利用したい。

【街歩き】
朝食後に駅前のスーパーをぶらついていたら、シャトルバスの時間ギリギリになってしまったので、写真は無し。

【日本へ持って帰るお土産】
・一口チョコ@龍島美食店
・茶餐廳風味曲奇禮盒@龍島美食店
 茶餐廳の定番メニューを模したクッキーの詰め合わせ。
 味は菠蘿油、アイスレモンティー、ホット生姜檸檬コーラ、蝦雲呑など。
 ところどころ地雷の予感がするが、果たして。 
・空港限定パックの老婆餅@奇華餅家国際機場店
 我が家の定番土産。中はもちっと、外はカリカリで、厚みも丁度良い。
 トースターで温めるとパリパリ香ばしくなる。 
・観光地仕様の派手Tシャツ@Discover Hong Kong

【今後へ生かすメモ】
・ANAに積極的に乗ることはもう無いだろう。九龍駅のチェックインカウンターで振替便の搭乗券が印刷出来なかった事は百歩譲って仕方ないとしても、座席表を使ってこちらに座席を提示したにも関わらず、席の確保を忘れていたなんて有り得るのか…。
・ANA便は成人してから3回しか利用していないのだけれど、内1回は搭乗直前に難癖つけられて追加料金を払わされた挙句「やっぱり間違いでした」と言われ到着空港で追加分を返金されたし、今日はボッコボコ現地スタッフによる悲惨な振替便事件で時間と労力を多大に割いたしで、まともに乗れたのが1回しかない。ここまでハズレが引けるものかね。
・まぁ、JALにだって問題はある。以前、香港空港勤務の日本人スタッフに丁寧なトーンで話しかけたにもかかわらず「はああぁっ?!(逆ギレした時の吉本芸人みたいなイントネーション)」と返事をされたことがあるしね。蛇足ですが、その日本人スタッフの歯並びが強烈過ぎてロッキー・ホラー・ショーのScience Fiction-Double Featureを聴く度にその人を思い出してしまう。

【全体の振り返り】
無事帰れてよかった。
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2018/1/9 日本的には新年の香港&マカオ【6日目の後半】 [香港]

旺角に向う為、新填地街を北上して行きます。

【移動範囲】
油麻地-(徒歩)-旺角-(徒歩)-太子-(MTR)-觀塘-(徒歩)-宿

【食事】
おやつ1は珍心素食豆漿豆腐花專門店
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豆腐系に限らずスナックが豊富でしたが
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芝麻豆腐花を。優しい甘さで、シンプルだけど完成されている。卓上のキビを少しかければそれで充分。この温かさ、寒い日には一層しみるわ~。値段も安い。

清河堂
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恐ろしく苦いお茶が飲める涼茶舗。ここほど苦いお店を出す涼茶舗を、自分は他に知らない。
店構えも渋かった。

美都餐室と並び称される老舗喫茶中國冰室でおやつ2
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目の前が路上マーケットなので、斜めった写真しか撮れない。
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使い込まれたテーブルの上に、ミルクティー
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エッグタルトも頼みました。甘さ控えめで素朴。両方とも一定レベル以上の味をキープしていた。

おやつ3は、混んでいたので入店してみた鴻運冰廳餅店
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ベーカリー類に期待が持てる店名
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ほいミルクティー
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セットのフレンチトーストも。正統派だけれど、今回食べたフレンチトーストで一番だった。黄身をしっかり感じられつつも、カリッと仕上がっていた。
店頭ディスプレイされていたスイスロールや、昔ながらのクッキーも気になるな~。ローカルだけどおじちゃん達はきびきび感じ良く、再訪大いにあり。

梅子猫舎で頂いたフォンダンショコラ
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お兄さんが描いたイラストがナイス。日本人だと一切言ってないのにバレてるのは何故。除菌ティッシュで念入りに手を拭いてたから?黙々と猫写真を撮っていたから??
猫の為ならフードの代金など惜しくないわ、と勇んで頼んだけれども、一般カフェ級のデザートを出してくれて感動。

お夕飯は觀塘のショッピングセンターapm内の灑家
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ビブグルマンにも選ばれていて、英語名はWonton Master
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頼むはワンタン&餃子スープ。
今まで食べた中でもトップクラスの出来だと思う。ワンタンはエビをざくっと切って食感を適度に残しプリプリコリコリだが、凝縮されたジューシーさがある。餃子はタケノコなどのエッセンスが効いていて、こちらも食感を意識して仕上げている。

【街歩き】
謝全記紙號
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金興招牌@新填地街
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うわぁ、この福の字が欲しい。家に飾りたい。(真顔)

廣東道のボロみ物件
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ボロ度:高

上海街、ビルの上にビル系物件
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百合の垂れ幕が妙に印象的

美都餐室もそうであったが
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途中の階から上にはみ出ている物件を見るとドキドキする

夕方の廣東道の路上市場は人が多く、通り抜けるのも一苦労
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路面店側を通ることにした。貪欲なまでに陳列。
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人が途切れた瞬間にパシャリ

中國冰室の地下の写真をば。上のフロアは通されなかったので撮ってないよ。
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壁のタイル。NO SPITTINGに統治時代を思ふ
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床のタイルも昔のまま。下中央に私のスニーカーが写ってますけど、気にしないように。
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席の様子
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出入り口付近。はぁ、素敵だなぁ。椅子もめっちゃ良いわ。

絵葉書っぽいアングルからの写真
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太子道西の唐楼物件
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毎度毎度、何時壊されるのだろうと気にしながら通っている

梅子猫舎のご近所周りは工業ビル天国
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古いビル内にお店を出しているところがちらほらと

好きな字体キター
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文字だけくり抜いて家に飾りたい。(真顔アゲイン)

工業ビルの中でも、大型車が搬入できる系入口は特に惹かれるものがある
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駱駝漆大廈の門
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おとぼけらくだちゃん

觀塘駅目の前のapm
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高級を除く一般的なブランドは概ね網羅しているし、小粋なスーパー一田もある。中華レストランは利苑酒家、灑家とチョイス良し。ご当地土産には奇華餅家(中華菓子)、龍島美食店(チョコ)、上海么鳳(ドライフルーツ)などをご用意。遠出しないでも事足りるので、使い勝手最高だと思う。
逆に言うと、香港の郊外型ショッピングセンターは画一化されつつあるとも取れるが。

【ねこ】
謝全記紙號の子
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近寄れる感じでは無かった

觀塘の工業ビル内にある猫カフェ、梅子猫舎さんで旅の猫納め。
重い荷物がガンガン載せられるエレベーターで上に向かうと
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にゃんこにゃんこした一画があり、そこがお店だ
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出来る限り可愛らしくしようという努力が垣間見える

お出迎え
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いらっしゃ~い

猫たちの家族構成
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この写真でめいめいを把握するのは、難易度高し

フリーダムに練り歩くお猫様
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横でパトロール中の図
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あそんでよぉ~

カフェ内をよく見ると、隠れたり、おさまったりしていらっしゃる
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はぁ、幸せな旅行だった

【日本へ持って帰るお土産】
・鯉柄の利是封(ポチ袋)@鴻運冰廳餅店の並びの南美公司
・タイガーバームの冷湿布@Mannings
・和興活絡油@Mannings
 百合油みたいな効能なのだが、類似品よりも少量ですっと効く気がする。
・焼きマカダミアナッツ@太子の繽紛園藝有限公司辺りの屋台
 非常に美味しかったので、日本に持って帰ることにした。
 これを知っちゃうと、ちょっとそこらのマカダミアナッツは食べられませんね。
・ドライマンゴー、お高い話梅@上海么鳳

【今後へ生かすメモ】
・新填地街には帆布専門店や安全ベストが毒々しく主張している安全用品専門店があり、かなり面白かった。ヒルトンに泊まれば、この光景が毎日見放題なのか…。
・金興招牌で、看板用の文字をいつの日か買いたい。
・少しだけ現金が足りなくなりそうだったので、砵蘭街と豉油街が交差する辺り(両替屋が多い)で両替をしたが、なかなか便利で良かった。たまたまかも知れないが、自分が行った日は日本円のレートが許容範囲の店が1軒あった。Google mapのレビューは人民元の人達中心っぽいので、やっぱり現地に行って自分の目で確かめるのは大事だなぁと再確認した次第。
・旺角道遊樂場から良い感じの道路写真が撮れると分かったので、近くに寄った時は撮るようにしてみよう。
・南美公司は、伝統的っぽい中華柄の利是封が色々あって楽しいお店だった。

【全体の振り返り】
余は満足じゃ。
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2018/1/9 日本的には新年の香港&マカオ【6日目の前半】 [香港]

香港に入ってから1日中雨に降られ風に吹かれ続ける日々が続いているが、加えて今日は気温も著しく低い。10度を下回ると、東京の人間でも「こりゃ寒いなぁ」と感じてしまう。カイロが役に立ちました。
みんな大好きクリームあにきのお店に、工業ビル内のねこカフェと、本旅行の猫不足を一気に補うねこデーがはっじまっるよ~~~~!!!!!!!!

【移動範囲】
宿-(MTR)-油麻地

【食事】
朝昼兼用として、新仙清湯腩咖哩專門店
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2012~2015年までビブグルマンに掲載されていた。牛バラ麺とカレーが名物。
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牛丼屋風のロゴがなかなか。ロゴが描かれた丼、欲しいかも…。

こう寒いとカレーより麺かしらねと思っていたが、お客さんのカレー率の高さを見てカレーに。チキン、ラム、フィッシュといったカレーもあるけれど、牛で名を馳せているのでビーフカレーにしますよ。
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牛バラ、牛タン、ハチノスが入った咖哩薯仔三寶飯(小辣)。何も言わないと小辣で来るっぽいが、それで充分スパイシー。お肉を楽しむなら小辣で丁度良いのかな。
日本では自作のカレーを朝昼食べているんだけれど、これの美味しさは何。インド式っぽい気はするが、少し違う感じだし。日式カレーっぽさもあるような。スパイシーで深みがあって、癖になる味。
内臓類は臭みが無く歯応えも心地良く、新鮮。3食ここでも不満は無い。
ロンリープラネット持参で入店する白人のお兄さん達もいらっしゃいました。

お昼のデザートは美都餐室で。レトロ風では無く真のレトロ喫茶の代表格だ
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見た目も小奇麗
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カラフルな窓も下品じゃない

ミルクティーを注文
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添えられているスプーンが、余所のお店では見たことの無い形状だった。すくう部分の溝や、柄の部分が合理的でありながら、情緒もあって、しかもとっても軽くて。
お店から直ぐの上海街で同じものをひたすら探したが、見つけられなかった。
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フレンチトーストも一緒に。香港スタンダードな見栄え。
観光客も多数訪れる有名店だが、普通に食べ物も良い感じっぽい。店内の写真は後ほど。

【街歩き】
美都餐室の内部、一樓(日本で言うところの2階)
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どこもかしこも美しい
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私の席は、上の階のネオン看板の真横でした
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このレジは絶対捨てちゃ駄目だろうね。店の一部と言って良い。
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飲み物、スタンバイ

地下(日本で言うところの1階)は~
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絵になるよね。ボロ建築愛好家の私でも、素直に美しいものは美しいと言いたくなるよ。

雨も酷いので、新規開拓はせずに上海街でお土産&掘り出し物探し
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仏具屋は入りたいけど入れない系トップの店

昔のティーポットが欲しくてウロウロ周っている最中に見かけた、日用品店の内部
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冗談では無く大真面目に、ここが売り場っぽい。倉庫でもこうはならんだろ…。
かように破滅的な状態で営業出来るという事は、店主は土地の所有者なのだろうか。

大好きな永安號、元来陳列はちゃんとしていたのに
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より綺麗でまとまなルービーになっていた。上の階の食器売り場は、こなれた雑貨屋さん級にまとまっている。もしかして、前回通った時も外観はこうなっていたのか…?
永安號の木工コーナーは、外国人が喜びそうなシノワテイストのものが揃っている。そこそこの値段のものなら、こちらの方が裕華より凝縮されていて楽しいと思う。

向かいが、日本のガイドブックでも馴染み深い萬記砧板
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時間が無い人は、上記2軒と陳枝記刀荘を周れば、オーソドックスなキッチン用品が大体手に入ると思います

上海街臨時垃圾收集站
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仕事ゴチャ感がたまらん(頻出単語:ゴチャ、ボロ)

【ねこ】
油麻地の彌敦道沿いにある雑居ビルの入り口に、ひっそりと
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知らなければ通り過ぎるようなところにあるは、クリームあにきのお店忌廉家族(クリームふぁみりぃ)

最新情報には疎くて、信和便利店が潰れた後であにきの存在を知ったくらいなのですが、ネットの写真を見ると兄貴兄貴してますよね。
寒々しい雨が降る平日の正午には私以外のお客さんがおらず、写真が撮り放題。

あにきに満ちた店内では、あにきグッズだけでなく猫グッズで溢れていていました
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キャットフードは分かるが、何気にドリンクも売っている
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扉を突き抜けるあにき

壁にはフォトスポットとしてあにきファミリーの絵がドンとある
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油麻地ご当地ネタ:廟街とクリームファミリー
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一家でドライブ。あにきの縮尺どうしたよ(笑)。あにきの奥さん、クリームあねさんが子供みたいだよ。

今日はあにきおらんのか、と紙系お土産を手にお会計しようとしたら
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棚の上におる
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チラッ
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もしかしてだけど~もしかしてだけど~
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これって
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あにきやあらしまへんか!※舎弟感
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毛布とコートをのっけられていて愛らしい。あにき公式インスタに掲載する写真を撮る為、奥から出して来た現れた模様

カメラを構えた私を見て、あにきのご主人があにきの向きを調整してくれた
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両耳出たよ
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スヤァ
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ZZZ
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顔のお肉が垂れてる~
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クタァ
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帰る頃にはコートも外されていて、毛布のみとなったあにき。起きることは無いものか
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あら
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一瞬目を開けた

高妹ちゃん現る
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美人ね
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ふっくら
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あくび
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おもちゃで遊ぶ活発な子でした

牛奶くん
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フォトジェニックな丸み
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キョロンとした表情
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うとうと
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だらーん

この壁の全景を撮り忘れてた(汗)
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油麻地のフルーツマーケットの絵だったのだが。また行った時にでも。

【日本へ持って帰るお土産】
・あにき卓上カレンダー
 お店で買うものは、香港の暦になっているのでマストバイ。
 日本で発売しているカレンダーと写真も違うようだ。
 シンプルにまとめた日本版と異なり、一昔前のキャラグッズ風のつくり。
・あにきショッピングバッグ
 サイズが大きくてリバーシブル。
 マチはさほど無いが、思ったよりしっかり作ってある。
 冬の電車内で、脱いだコートやマフラーや手袋を入れるのに活躍。
・あにきTシャツ
 デザイン豊富だったが、10周年記念の黄色を。恐らくジムで着る。
 私でXLとかXXLなので、キッズサイズなんだろうな。
・新商品、あにき利是封(ポチ袋)
 限定と聞くと、つい。紙系のお土産は値段も手ごろだと思った。
・あにき套四款揮春(壁に貼ってある赤いお札みたいなアレ)
 押入れのドアに貼った。
・あにき絵葉書
 MangoNaokoさんデザイン。使わずに棚にかけている。
・あにきメモ
 オマケで頂いた。全力集脂(Fatty Cat)と書いてある。
・スプーン各種@上海街
 小売りのお店で、アイスクリーム用スプーンや、大中小サイズの匙を。
 匙はサプリをすくうのにも良さげ。
・プチサイズの蒸篭@上海街
 ディスプレイ用に。蒸篭専門店より、永安號の方が2割くらい安かった。

【今後へ生かすメモ】
・あにきのお店は、月曜定休。
・新仙清湯腩咖哩專門店は、重点巡回食堂とする。

【全体の振り返り】
流行に乗り遅れておりましたが、あにきは可愛い。
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2018/1/8 日本的には新年の香港&マカオ【5日目の後半】 [香港]

後半は物も(あまり)買わず観光まっしぐら。猫とアートを求め東に歩いていきましょう。

【移動範囲】
西営盤-(徒歩)-上環-(徒歩)-中環-(MTR)-油麻地-(MTR)-旺角-(MTR)-宿

【食事】
自分的ド定番の公利真料竹蔗水
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今日はサトウキビジュースを飲んだ。じんわり自然な甘さで安定の味。
ここはどの飲み物も外れ無い。超一等地でこの商売をやり続けているという事は、土地を持ってるってことなんだよね?店構えもどっしりしてるし。

ディナーは脂っこいものでも、と廟街へ。たまには客引きにかかろうと、声をかけられた宏興美食館に行くことに
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何は無くともオイスターエッグ
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小ぶりなカキがわんさか入っています。成人男性のげんこつ2.5個分くらいの大きさがあり、食べであり。脂っこい味に、添えの豆板醤が合い、醤だけお代わりしてしまいました。ビールが美味しいメニュー。
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中華ソーセージとレバーソーセージの煲仔飯。
客引きをしている店でしたが、普通に良かったわ。英語の分かるお兄さんは気が利いていて親切で、大変お世話になりました。
写真撮り忘れちゃったんですけど、瓶ビールも頼んでます。ボリュームの割に安かったので、好印象。四季煲仔飯が混んでいる時は、ここでも良いかな。

夜のデザートは、海記合桃坊甜
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沙沙合桃糊、クルミのお汁粉に砕いたクルミが惜しげも無くかけられてます。香港スイーツにありがちな甘々なのですが、クルミの味は濃い。
紫芋系のスイーツも興味深かった。

本旅行は、ちょくちょくホテルで晩酌をしておりました
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左上から、石焼き殻つきマカダミア、奇趣餅家の牛耳仔、石焼き銀杏、ビール、石焼きうずらの卵

【街歩き】
どんな雨の日でも副葬品のお店は赤い
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控えめな方
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在庫過多な方
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奥さんの服まで赤い方

右の飛び出しているビル、その内潰される運命なのかなぁと
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漠然と思いながらいつも通っている

路上屋台と箱
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箱散らかし過ぎだから(そう言いながら笑顔で写真を撮る)

中環のアートスポットをちょこっとだけ
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めっさ転がっている箱を見た数分後にブルックリン言われましてもが現れた

PMQから近い所にも
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2つ見えましたので拡大しますね
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こんな塩梅の海の男の木像、田舎のおじいちゃん家にあったわ
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モンローも結構なものだが、ここんちのオードリーの顔だけは許せねぇ…

ハピネス香港の企画でPMQに描かれた壁画
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Little Thunderさん画、日本の女子高生。伊勢丹の展示で初めて知ったのだけれど、Little Thunderさんの描く女性ってメチャ可愛いですね。
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たなかみさきさんが描いた、香港の女の子。イベントの設営で完全系の写真が撮れなかったんじゃよ。
しっかしさぁ、折角お二人に描いて貰ったのに、インベーダーの下とかどういうことだ。。

古い商店と古い道具
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夜の油麻地にお似合いなオンボロビルズ
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いづれ煲仔飯になるもの達
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お店が閉まりゆく時間の金魚街
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これを全部店内に格納するだと…

魚だけじゃないぞ
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水草良し
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石良し
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お菓子みたい

この通りでは
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ホテルもいっそ金魚

夜のスタンド
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こんなところに陳腐な落書きする不良にこそ、人生を成功させてもらいたい。成功した人生を送りたいなら、上のmusicbuddy.com.hkに今すぐアクセスだね!

【ねこ】
西営盤~上環の漢方通りで猫さんぽです。

あら、あなたは
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猫写真集、舗頭猫の表紙の子ですね?
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表紙に近いアングルから。口元が可愛いわね。
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絵になるお子でした

上の子と同じお店にいる子も
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三つ指ついてちょこん
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お客さんが置いた傘が気になるご様子

店内巡回中
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万引きG猫

後ろからそっと
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気づかれた
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何ですの?
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【日本へ持って帰るお土産】
・漢方@甘雨街の問屋さん系漢方屋さん
・猫写真集、街市猫@G.O.D.
 舗頭猫の方の新刊。こちらも香港における猫と人の関係が撮れている。
 個人的には前作の方が好きな写真が多い。
・流浮山のオイスターソース@一田スーパー
真蜜 槐花蜜(アカシアフラワーハニー)@一田スーパー
 新界産の蜂蜜。9月に買った冬蜜と同様に、くどくない甘さ。

【今後へ生かすメモ】
・中環のストリートアート巡りは、次回以降の宿題にしたい。

【全体の振り返り】
雨の割には、食事もお散歩も上手くこなせた。
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2018/1/8 日本的には新年の香港&マカオ【5日目の前半】 [香港]

1日雨で時折強い風が吹きます系の、香港で体験したことの無い天気が続いとります。目当てのものをショッピングしつつ、ぶらぶら食べ歩き。

【移動範囲】
宿-(MTR)-九龍湾-(MTR)-觀塘-(MTR)-西営盤

【食事】
朝セットを食べに、龍城冰室
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新しめのビルに入っているので外観も内装もこの手のものにしちゃ綺麗。中高年含む、地元の人で賑わっております。

パイナップルパンにバターとチーズと目玉焼きが挟まれたもの、ミルクティー
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味は普通。昼以降のメニューは港式・洋式が充実したラインナップなので、1日を通して気軽に使えそう。

觀塘でジュースが飲みたくなったら、百樂軒美食菓汁店。香港基準で超綺麗で清潔なジューススタンドですよ
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開源道に面した部分がジューススタンド。フルーツジュースの他に、マンゴーサゴ、ココナツサゴ、クルミプリンといった中華スイーツのドリンクも売っています。
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団地の通路側は軽食スタンド。これはこれで楽しそう。

ランチは永合成馳名煲仔飯
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朝から夕方までの営業で、年中煲仔飯が頂ける
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例湯、窩蛋牛肉飯
2品で79HKDと、値段は強気な方。一番人気の煲仔飯を選んだが、蒸らす必要の無い程良い固さのご飯、粗挽きで食感が残った牛肉。卓上のタレもをかけても、ジャンクな感じにはならないのは流石。廟街で出てくる煲仔飯と比べて、品良くまとまっている。お酒が無くても楽しめる、上級煲仔飯と言った感じか。
この日のスープは、パパイヤともみじが使われたものであった。薄味だが生臭くなく、素材のうま味が出ている。間違いなく体に良い。
かてて加えて、レンゲでおこげをゴリゴリやっていたら(余所と比べて、やたら底にこびりつく印象を受けた)、スプーンを持って来てくれるなど、店員さんの接客も感じ良し。良いお店だと思う。

幸運豆花豆漿甜品で、豆乳と茹で小豆を買って自分でミックスした
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想像通りの、こなれたドリンクが出来上がった。
※背景はそこらの潰れた店であり、幸運豆花豆漿甜品ではありません。

【街歩き】
觀塘の朝の風景から
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勤め人多し

今世紀では無いことが確実なビル、世紀中心
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どこぞの門
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チャイナテイストが少しあるのが小粋

写真じゃ伝わりにくいかも知れないが
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地階がバラック小屋級のボロ具合

龍城冰室のはす向かい、駿業熟食市場
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外観はごく最近、デザイン性のあるもので覆ったようです。

内部はコッテコテでした
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私が見た中でもかなりゴイスーな領域の熟食市場かと

觀塘駅から外を見やれば
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軽めの色彩の暴力

いつだって、荷重が凄い粵東磁廠
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内部の写真は、昨年8月の記事をどうぞ。写真の量には自信がある。

九龍湾の五金屋
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看板のかすれ具合が秀逸

雨の西環歩き
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↑本旅行のベストタイポ賞↑
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トラム通りたる德輔道西には味わい系ビルも残っているが、周囲はホテルやビルに変わりつつあるのよね
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誰しもが傘をさす、今日はそれほどの雨なのだ

斜めった建物は西営盤の風物詩
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退廃アート@西営盤
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このムカつく顔の魚、ここで見たのの仲間か?
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タイトル:マリオと浦沢直樹
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不完全燃焼アート
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前回も撮ってたなこれ
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HA・SHI・GO
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ハリウッドの大作SF映画の予感。近未来、人々は国家によって創られたシステムに常に制御・監視されている。人々の自由の為、そのシステムの破壊を試みた主人公は、サーバールームで驚愕する。システムのコアは人間の女性の姿をしていたのだ…。散々使い古された設定しか思いつかなくて申し訳ない。

副葬品屋さん
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【日本へ持って帰るお土産】
・廣彩柄の醤油皿サイズのお皿2種類@粵東磁廠
 アンティークなので小さい割に高いのだが、ディスプレイ用に。
嘉麟楼の醤油皿、オーバル皿@粵東磁廠
 前回に引き続き、麒麟ちゃん柄のシンプル皿をば。
 行ったことの無いレストランの食器が溜まっていく…。
・金魚柄のミニ角皿@粵東磁廠
 お魚柄大好き。
 私が行った時、全く同じものが検品中だったので、また店に補充されるかも。
・エルメスのガダルキヴィールみたいな柄のお皿@粵東磁廠
 意味が分からない人はググって欲しい。
 新聞紙で見えにくくなっていたところを発見したので、2枚持ち帰り。
・同じくガダルキヴィールみたいな柄のお椀@粵東磁廠
・趙醒楠跌打油@趙醒楠跌打館
 西環の中医で買える、百合油系の塗り薬。
 診療所の扉を開けて、中につかつかと入らないと買えないのでハードル高し。
 やけど、虫刺され、火傷、筋肉の痛みに効くそうです。
・エッグロールプレーン@歯来香蛋巻
 壊れやすいのが難点だが、各誌で褒められていたのでお土産に。
 厚みのある生地でクルクル巻かれていて、田舎のシガールといった見た目。
 バターの味がして、飾らない見た目ではあるがお茶によく合う。
 嫌いな人はあまりいない味。
・エッグロールゴマ@歯来香蛋巻
 生地の美味しさは上記と変わらず。
 されど、ゴマと一緒に使われている中華感のある素材にクセあり。
 カレースパイスを思い出す匂いだが、何なのだろう。
 人に渡すならプレーンだね。
余均益の辣椒醤(チリソース)、香辣油(ラー油)
 風味あるピリピリ。激辛だが、慣れると他メーカーが物足りなく感じる。
 八珍の餃子汁と、ここのラー油と、日本のお醤油をブレンドすると最高。
 それでファイト餃子を食べた日にゃ、暫く幸せでいられますわ。

【今後へ生かすメモ】
・迷路状態の粵東磁廠さん、タイムズスクウェアでのイベント用に在庫を掘り返したのか、前回「あったかこれ?」みたいなものが幾つか手前に出て来ていた。次回はアンティークれんげをしっかり探索しよう。
・訪問の直前に、SNSで#粵東磁廠と入れて調べておくと良いかも。他の旅行者が見つけた、新作の情報が転がっていることがある。
・「レジ前に商品陳列しているから大丈夫やろ」と入店したが、趙醒楠跌打館は久々の塩分濃いめの対応でありがとうございました。(効くようならまた買いに行く)

【全体の振り返り】
雨が横殴り過ぎて、幸運豆花豆漿甜品でイートイン出来なかったのが口惜しや。
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2018/1/7 日本的には新年の香港&マカオ【4日目】 [香港]

気温は低くないんだけれど、風が強くてずっと雨が降っているサンデー。という事は買い物しますデー。

【移動範囲】
宿-(MTR)-旺角-(MTR)-錦上路-(MTR)-美孚-(MTR)-佐敦-(MTR)-尖沙咀-(MTR)-宿

【食事】
雨で薄暗い中、朝は
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昨夜パイナップルパンを食べ損ねた金華冰室

波蘿油
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パイナップルパンは熱々では無かったが、冷めても美味しいわ。ビスケット地がカリカリで、しっかり甘い。

程なくして、ミルクティーも
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いつも通り、香港マカオのミルクティーはお砂糖入れずに飲む。パンが甘いので無問題。

お使いしたいお店が9時オープンなので、時間潰しにもう1軒。康年餐廳
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ミルクティー。カップとソーサーがバラバラでごんす。

多芝味西多士
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チーズ入りフレンチトースト。脂ぎってない揚げ方。チーズの塩気とハニーで、本日2食目にも関わらず箸のすすむ甘じょっぱさです。パンの味自体は金華冰室の方が上かな。

遅めのランチは雞記潮州麵食
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炸紫菜墨魚丸撈粗。イカのすり身団子がのった、お醤油味の麺ですな。
濃い色をしているが、しょっぱくは無い。途中で卓上のお酢を加えるのも、また良し。イカ団子はからっと揚がっていて、外カリ中プリ。味はさつま揚げ的なので、日本人の舌に合うと思う。
後ろに座られた日本人ご夫婦が、「美味しいっ、美味しっ」と大事なことは2度言う体で召し上がっておられました。

少しは高めの中華も行こうと、夜は大都烤鴨へ。予約不要で北京ダックが半羽から注文出来る、観光客には有難いレストランです。
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食器類、シンプルさの中に個性を少し出してます

折角なので、北京ダックとフォアグラの豪華版を半羽注文。気軽なお店ですが、カット前のダックを必ずお客に見せて「こちらで宜しいんで?」と確認をしてくれます
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セット完了
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上から、鴨皮、身、フォアグラが入った寒天、薄餅、きゅうりの順にのっている。自分で巻く必要の無いベスト配分になっているので、食べるのが楽。きゅうりが瑞々しく、味がクドくなり過ぎないように工夫されてますね。

これくらいの濃さの料理なら、甘いビールも合うんじゃないかしら
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ということとなり
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ベリー系ビールいっちゃいました。北京ダックと合う。グラスもちゃんと冷えとりますよ。

〆に担担麺
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生麺はしこしこで宜しい。酸味が強めなので、北京ダックのような脂っぽいものの後には丁度良いかも。これ単体だと、辛さ円やかさが物足りないけど。
気鋭のショッピングビル内の人気店だけあり、店員さんは忙しくしつつも、そつない接客でした。素っ気なさに折れそうな日本人観光客も、ここなら平気な筈だ。英語も問題無く通じます。

上記のお店を特別どうこう言いたい訳では無く、一般論として。
日本の基準で見ると、香港の人の接客は塩対応が普通だと思っている。観光客が多いアパレル店は違うけれど、飲食に限らず接客業全般にその傾向がある。マカオの人は、似たような規模感のお店でも香港の人より愛想が良いので、余計にそう感じる。
なので、中華圏の人が「店員の態度が~~~」と飲食店レビューサイトで批評しているのを初めて読んだ時「えっ、君らそういうの気にしてたのか…」と驚いた。お互い様だと思って、ぶっきらぼうにされても気にしないものだと、てっきり。よくよく読むと、サービスに言及している中国語のレビューが割合多いんですよね。君たち、気にしてたのかよ。。<2度目>

【街歩き】
ミシュラン常連の奇趣餅家、ミシュランに関係なく常にジモティでごった返している、手頃で美味しいお菓子のお店
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影になり易い立地+雨なので、暗っ

自分以外のお客がいなかったの初めてだ
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お酒のおつまみスナックを選んで、包んでもらいました

通りしなだし、街市ウォッチ行きます。花園街市
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日曜朝だしこんなもんさ、と上に上がるとアマさんがワサワサいらっしゃった

お肉屋さん
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香港でキッチン付きの宿を借りたら、牛モツ買ってカレーを作っても良いな
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ポスター拡大

きちっと陳列大好き
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ハム・ソーセージ専門
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在庫のすべてを食べつくしたいわ

熟食中心
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雑然コレクション
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下町の中の下町に相応しく、いぶし銀なお店も残ってます
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マカオの街市のこともあるので、可能な範囲で香港の街市を記憶に留めておきたい

街市の向かい、八珍醤園
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香港を代表する調味料メーカー。味は九龍醤園が上だと認識しているが、大手だけあり量が圧倒的。ピンポイントな調味料が多く、中華初心者には有難い。

以下のサイクリングイベントの宣伝、様々な駅で見かけました
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イラストの選手が、ガリじゃないところが良かったと思います

錦上路駅の駅前は、土日になると錦上路跳蚤市場ちゅー青空市場やるってんで、電車を乗り継ぎ向かってみたが
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雨風のせいか、扉を閉ざした屋台ばっかり
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目当ての新界の蜂蜜を扱うお店はやっていたので、一先ずの目的は達成できた。試食させてくれたけれど、さっぱりしつつクセのない自然な甘さでした。

ガイドブックに掲載されるようになった多多餅店
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自分の周囲では、ヌガーの評判がすこぶる良い。お土産にして会社で配っても大好評。

尖沙咀がインベーダーに襲撃されていた件
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気づけば背後に
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インベーダー
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人間語、忘れたの?
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あな恐ろし

尖沙咀のスターフェリー乗り場目の前にあり、何かと便利な王老吉涼茶。涼茶の種類もそこそこあり、気に入っているが
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垢抜けなかったあの頃が嘘のようにオサレになっていた

宿泊地である觀塘の、夜の風景
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ホテルもまだ多くないので、ボロみ物件多数
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右下のチープなシャンデリアが煌々と光っている店、何の店かリサーチ出来んかった

【君のマナーは。】
夏の旅で気になり一部を掲載した君の名は。風味のMTRのマナー啓蒙ポスター。
年が明けても各所に掲示がなされていたので、まとめて記録しておくことにしました。キャラクター同士が繋がりあっているところにも注目!

会社員三葉、駅係員のバイトをしている四葉を呼びつけるの巻。具合が悪くなった人を見かけたら、駅係員にお知らせください
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数あるポスターの中でも、こちらのお姉さんが一番可愛らしく描かれていると思う。困っている人を助けるという心の美しさが、人をより綺麗に見せるのか…

エスカレーターでは、手すりを掴みましょう
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ガチの四葉がいた。

一番使い勝手が良い標語なので、各駅のエスカレーター付近によく貼られています
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ペンギン柄にした真相は分からん

ベビーカーはエレベーターにしっかりお乗せください
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唐突に現れた子育てパパ。女の子との距離感からして、赤の他人っぽい。レッサーパンダぬいぐるみの意味は全くもって不明。
香港は共働きの家庭が多いから、パパがひとりで子供の相手をしている光景はちょくちょく見るよね。フィリピ―ナのアマさんがスクールバスの迎えに来ていたり、子供とフィリピーナが英語で会話してるシーンは、下手したらそれ以上に見るけど。

降りる人から先にどうぞ
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手前の大人達に対して、後ろの高校生たちが美男美女過ぎる。
大人も高校生も、腕時計の位置から考えると右利きしかいないのか?次回、多様性を主張するレフティ警察がMTRに襲来!※嘘

車内では飲食は慎みましょう、助けを必要としている人に席を譲りましょう
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地味に男子高生の腕から時計が消えたな。

運が良いと、マナー啓蒙でデコられた電車に乗れるぞ!
有事の際は速やかに車外に
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ほら、車両故障とか、天変地異とか。地球上には、『絶対無い』なんて事は無いんだよ。

緊急時も落ち着いて対応ください
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MTRマナーシリーズ、女の子とママはぶっちぎりの登場率だな。服も2パターンあるし。
全観光客を代表してお訊ねしますが、こちらの素敵な駅職員さんの勤務地を教えてください。

ホームの電光掲示板でも、隙なくマナーアップキャンペーン
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前前前世なポーズはあれほど止せと!
男子高生に続き、男性の腕時計だけタイムリープしてやがる…。

MTRが、かくの如きこざっぱりした服装の香港人で溢れていたことがあるのだろうか(爆)。これが、日本のアニメっぽく見えてしまう理由か?
実際の車内はてれっとした格好をした人が多いし、路線と曜日によっては多国籍。高齢者がスマホを使いこなしている姿も印象的ではないでしょうか。通話アプリを爆音再生+大声でメッセージを録音したり、動画を大音量で再生していて、ひと際存在感があります。はよ身内は、ミュート機能を教えたれ。

【ねこ】
1年ぶりの花園街市熟食中心にゃんこ
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お元気でした

【日本へ持って帰るお土産】
・奇趣餅家の牛耳仔
 2度目の香港で細田君(何で知り合いみたいなんだよ)が食べていたもの。
 程良い塩気にうっすらした甘みで、病みつきの味。
 ジャンクっぽさが無くもたれないし、おせんべいほどヘビーじゃない。優秀。
・八珍醤園の餃子汁、八宝醤、鹵水汁
 餃子汁はファイト餃子の最強のお供。八宝醤は冷奴の優れたお供。
 潮州料理もどきを作りたいので、鹵水汁も勢いに任せてカゴへ。
保真の蜂蜜、蜂の巣@錦上路の青空マーケット
・多多餅店のヌガー
 前回大好評だったので、脆心(クリスピーヌガー)シリーズを大量購入。
 安いのに、高級店並みのクオリティには脱帽。
・英徳紅茶@裕華
 英徳紅茶は有名な中国紅茶だが、何処にでも売っている訳では無い。
 流石裕華、食料品売り場の量り売りコーナーにあった。
・フーディ、裏起毛のスウェットなど@Silvercord
 下手したら日本と価格差無いのでは、と思いつつも。
 4点ほど買ったが、内1点の防犯タグを店員さんが取り忘れていた。
 帰国してから気づき、外すのに苦労する。
 道理で、行く先々でブザーが鳴り気まずい思いをした訳だ…。←気づけよ
Fortnum & Masonの茶葉、お菓子@尖沙咀のレンクロ
 ティーバッグで印象的だったダージリンの茶葉を。
 クリスマス限定のお茶やショートブレッドが7割引きなので合わせて買った。
 ショートブレッドは濃厚で風味豊かで素晴らしい。またセールしないかなぁ。

【今後へ生かすメモ】
・奇趣餅家の牛耳仔は鬼買いしても良い。

【全体の振り返り】
ホテルのTVでトリバゴのCMが流れていたが、アジア系の爽やかな男性が視聴者に語りかける自然なものだった。日本版が、白人女性が癖のある日本語で話すという謎仕様なのはWhy ジャパニーズ ピーポー?
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